日本人の血

斜め向かいのマンションの奥さん。三三七拍子で布団を叩くのはやめてください。パンパンパン（ほっ）パンパンパン（いよっ）パンパンパンパンパンパンパン（もいっちょっ）。ついつい小声で合いの手を入れてしまうマスターなのでした。

震える指先

毛筆書きが下手だ。激しく下手だ。鉛筆の字もアレだけど筆字は小学生以下だ。苦労してピン札をGETしたはいいものの、問題は御祝儀袋の上書きなのである。筆ペンを握り締め何度も練習したが、どうひいき目に見ても大人の字には見えない。仕方なく、筆字フォントで自分の氏名を印刷し、それを下敷きにしてうっすら透かしつつ書いた。ハネとかも二度書きして微妙に修正したり。激しくズルっこ。そんなズルまでして書いたわりに大変お粗末な仕上がりの御祝儀袋を眺めつつ、日ペンの美子ちゃんでも始めようかしらと真剣に思ったマスターなのでした。

猫手

飲み物の自販機に『HOT』マークを見かけるようになった。わしは猫舌じゃないけど猫手だ。HOT缶珈琲を素手で握れない。自販機前で缶をガロンガロン補充してるお兄さんを見かけたんで、猫手の人はこの仕事に雇って貰えないんだろうな、しかし猫手だけどぜひやりたいって人も中には居るだろうしな、そういう人用の耐熱軍手があったりするんだろうか、しかも滑り止めのいぼいぼ付きが望ましい。などと考えながら通り過ぎようとしたら、お兄さんは素手だった。漢。それにしても補充する前の缶は常温なんだから猫手かどうかはさっぱり関係ないという事実に書いててやっと気付いたマスターなのでした。

もはや日記とは呼べぬ

ぬわんと3ヶ月ぶりの更新。放置プレイにもほどがある。また例によって日付テキトーでこっそりごっそり一挙UPしましたんで、過去の賄いをご覧くらはい。どの御客様が真っ先に気付いて下するのか激しく楽しみなのと同時に、もしや誰も気付かないんじゃ・・・と激しく不安ダースの犬なマスターなのでした。ばぅ。

麻酔が好き

歯医者さんに行った。半年毎の定期健診だ。別にどこも痛くなかったのに、あちこち削られてあちこち詰められた。なんだか掘ったり埋めたり、年度末の道路工事みたいだな、何かの帳尻を合わせてるのかもしれないな、などと疑り深いマスターなのでした。