いまさらだけど

間違ってる。間違ってるぞ。なんだかよく分からないけど、コレは間違ってる気がする。でも使用者がヒデキでカエル柄だったら、わしも買っちゃうんじゃないかと思うマスターなのでした。
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思い起こせば

作文や読書感想文を書くのが好きな子供だった。あらすじを追うことに終始していたり、『~と思いました。』だらけだったりする級友達の文章を、『ふっ子供っぽいぜ』と密かに鼻で笑うような、イヤな子供だった。いきなり会話文や問いかけ文から始める『ツカミはOK』的なスタイルを意識してみたり、めくるめく起承転結があったり、インド人もびっくりの大どんでん返しなエンディングを仕掛けてみたり、かといってそういう作品ばかりだと『子供らしくない』と批判されがちなので、子供ならではの無茶な発想や文脈の破綻を適度に織り交ぜてみたりもして、かなり計算尽くな文章を書いていた。イヤラシイ。全くもってイヤラシイ。イヤラシくてもいいから、今。今こそその文章力が欲しいのに。もはやダラダラ駄文しか書けなくなっているのはなぜ。十で神童、三十路過ぎればアレな人なマスターなのでした。
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ご利用は計画的に

甥っ子から『夏休みの宿題SOS』なFAXが届いた。どこかで見た問題だと思ったら、3年前の姪っ子の宿題とそっくり同じだった。しかも、夏休み終了3日前というギリギリになってあたふたと助けを求めてくるところまで、きっちり同じ。姉弟揃って何やってるですかチミたちは。母親(わしのおねーたま)の血を見事に受け継いだ、そののん気っぷりよ。対照的にわしは、我慢できずに夏休み初日からガガーッと一気に片付けてしまうせっかちタイプだ。そんな少数派『予定巻き巻きタイプ』のデメリットは、多くを占める『予定押し押しタイプ』の友人達が追いこみで必死に宿題と格闘する夏休み終盤に、誰にも遊んでもらえずつまらない、という点だ。まぁなんにしても大切なのは『計画性』ですよ、という話をしたところ、来年の甥っ子の読書感想文の代筆をすでに予約されたマスターなのでした。そっちかよ。
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あわあわ

♪踊る阿呆に見る阿呆~ 同じ阿保なら泣かなきゃ損 損♪
今年も『和太鼓涙腺アタック』により目蓋が恐ろしく腫れ上がったマスターです、こんばんは。
阿波踊りへの、正しくは和太鼓への熱い想いは毎年しつこいほど書いてるんで、今年はその他の話題をばサクッと。

■道を挟んでわしと対面に陣取っていた外人グループがやたらハイテンションだった。周囲の観客が缶ビール・紙コップビール・ワンカップ、よくても焼酎の一升瓶なんかを呑んでるなかで、白人のおねいさんがおもむろにシャンパンのボトルを取り出した。やはり外人さんの『縁起もん』にはシャンパンがつきものなのだろうか。さすがにひと味違う。シュポンッと派手な音を立てて開栓すると、道のこちら側までコルクが吹っ飛んできた。それだけで外人チーム、ヒューヒューピーピー(口笛)ウワァーオゥで大盛り上がり。つられて周囲の観客もなんとなく大盛り上がり。コルクをGETした日本人のお兄さんにシャンパンのお裾分け授与式が行われ、大歓声と拍手の渦に包まれる。阿波踊り初日開演5分前のほんのひとコマ、異文化交流を垣間見たひと時だった。

■その後、お目当ての連の、しかも最も盛り上がるエンディング時(倍テンする)の和太鼓隊のド真ん前というベストポジションを運良く確保できたため、初日開演15分後にはすでに号泣だばだばで、どうにも怪しい人物となっていた。

■呑みながらうらうら歩いていたら、ジャニーズ系の若いお兄ちゃんに声を掛けられた。ぬほっ♪わしもまだまだイケルのかひら♪と脳内小躍りしていたら、『その缶チューハイどこで売ってるんスか?』と質問されただけだった。ちっ。『真っ直ぐ行った先のガード下で400円だよ』『たっけぇぇぇ』『まぁお祭りだから縁起もん価格で』見ず知らずの若人とのこんな会話も、お祭りならではの異文化交流でちょっと楽しい。

■いつも行く焼鳥屋の前を通りかかったので、繁盛してるかしらと覗いてみたら、ママがすっ飛んで来て『今日明日はメニューも値段も違うから来ちゃ駄目よっ』などとこっそり追い返された。何といっても動員数120万人ですもの。阿波踊り二日間のアガリだけが頼りなのです、っちゅう店も多いんだろうから、そりゃそうだよなぁ。はるばるやって来るお客さんも地元民も、そんな裏事情はなんとなく暗黙の了解で、お祭り価格はお祭り価格として楽しんでるから成り立ってるんだろうなぁ。縁起もん、縁起もん。

■とか言ってるわしも、来年こそは商売しよう、などと毎年もくろんでいたりする。350mlの缶ビールが400円くらいで平気で売られている状態なので、まとめて安く仕入れて一本200円で売ったらえらい儲かるだろうに、などと考えてしまう。よく見える好ポジションを確保した人はその場を離れたくないものだし、そうでなくてもあまりの混雑でなかなか身動きとれない状況なので、首からクーラーボックスをぶら下げ、『缶ビール一本からお届けします 090-××××』とケータイ番号を書いた看板を帽子の上に掲げて練り歩くのはどうか。わしみたいなチビだときっと人混みに埋もれてしまうので、ドクター中松のフライングシューズを履いて。捕まるかしら。捕まるだろうな。

■そして写真もムービーも頑張っていっぱい撮ったのに、ことごとく全部、見てるだけで酔いそうなほどのブレっぷりだった。帰宅してカメラを確認してほんのり悲しかったわしなのでした。

もう夏も終わりですね。
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ふるふる

『ふるふるふるふるふる』窓の外の爆音で目覚めた。何事かとべランダに飛び出してみると、焼鳥を焼きながらCDラジカセを爆音で流しているのだった。今夜は高円寺阿波踊り。その準備で商店街は昼間っから賑々しいのだ。『ふるふる』の正体はBONNIE PINKのA Perfect Skyで、♪looking for a perfect sky~♪と歌っている部分らしいのだが、ただでさえ『ふるふる』に聞こえる部分を変にミックスしてあって針が飛んでいるようにしか聞こえない。ふるふるふるふる。いやCDだから信号が飛ぶ、とでも言うのだろうか。ふるふるふるふる。そんなDJ失敗的サウンドも、18時には阿波サウンドにかき消される。ツンカタンカツンカタンカ。高円寺阿波踊り、万障繰り合わせてぜひお越しくらさいなマスターなのでした。
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