移植後DAY2288

▼本日のキニナリ
血圧(朝148/113)(夜117/86) ←Σ(ﾟДﾟ)
体温(朝36.1℃)(夜36.5℃)
ドライアイ(中)

▼本日のカクテル
ランデル(降圧薬)
ロスバスタチン(降LDL-C薬)

▼本日の母上
○腰の痛みが本格化し、朝ベッドから降りられず
○訪問診療してもらってるクリニックに連絡して急遽またレントゲン撮りに来てもらった結果
○圧迫骨折ではないけど背骨が激しく湾曲しちゃってて神経に触っちゃって坐骨神経痛的な痛みが出ているのではないかとのことで
○ちょいと強めの鎮痛剤を処方してもらいますた
○んもう母上まで入院することになったら積んだ＼(^^)／と半ば覚悟してたので、ひとまずそれは免れてほひぃ

▼本日の父上
○本日は介護保険の認定員さんが病室までやって来て下すって、認定調査
○排泄や食事が自分でできるのか等々あれこれ聞き取りをして、どれ位介護が必要なレベルかを判定してもらうですよ
○一生懸命質問に答えようとするけど、声がかすれてなかなか出ない父上
○自分の名前は言えたけど年齢は言えなかった
○『ここにいる娘さんのお名前は何ですか？』とわしの名を聞かれて、母上の名前をすんなり答えていた
○そしてわしの住所は『幸手』だと答えていた
○入院前は『要介護1』だったんだけど、この分じゃおそらく最重度の『要介護5』になっちゃうんじゃなかろうか
○父上の洗濯物が滅多に出されていない＝着替えさせてもらえていない＝清拭してもらえてない気がするんだけどどうなんだろうか
○お薬(飲めるものだけ)は砕いてとろみを付けて飲ませてもらっている模様
○理学療法士さんがベッド上リハビリに来てくれているシーンに初めて出くわす
○大変お話上手なおねいさんで、開きっぱなしで硬直気味の父上の顎のマッサージをしてくれながら『若い頃モテたんじゃないですかぁー』などとかけてくれた言葉にウンウンと激しく頷きながら久々にくっしゃくしゃの満面の笑顔を見せていた父上の姿に、ちょっと涙が出た
○プロのお仕事本当にありがとうございます

○そんなこんなで朝から一日ドタバタしていた夕方
○転院希望していた施設に急遽明日から入れるとの連絡があり、まさかの急展開
○その引っ越し準備で更にてんやわんやてんてこ舞い

○そんな父上入院Day12の話ᕦ(･ㅂ･)ᕤｾﾞｱｯ

移植後DAY2287

▼本日のキニナリ
血圧(朝測れず)(夜測れず)
体温(朝測れず)(夜測れず)
ドライアイ(中)

▼本日のカクテル
ランデル(降圧薬)
ロスバスタチン(降LDL-C薬)

▼本日の父上
○病室の壁に、昨日までは無かった痰の吸引機がセットされていたけど、とりあえず準備しておいただけで幸いまだ出番はなかったとのこと
○本日は3人の看護師さんと接したけど、皆さんとてもしっかり対応してくださっていてありがたかった
○今日は久々に痰がいっぱい出ていて、そのお世話だけで貴重な面会時間が随分とられちゃった
○もう声もうまく出せず『...こえが...で...ない...』と弱々しくも一生懸命かすれた声で何か言おうとするんだけど聞き取れず
○昨日のりんごゼリー飲むかい？と聞くと一生懸命うなずくのでスプーンで小量ずつ口にそっと落としてたら
○かすれながらもなんとか声が出るようになって『...今日は...何日？』と一生懸命聞いてくるので
○11月29日だよ、パパが入院してもう10日経ったんだよ、と耳元で答えたら『ええーっ!?』とたいそう驚きの表情を見せた後『ア...？顎が...？』と呟いたと同時に
○突然顎と肩がガクガク痙攣を始め、どうしたの!?苦しいの!?痛いの!?と声掛けしつつ慌ててナースコールボタン押したけどなかなか来てもらえず
○どうする!?直接ナースステーションに駆け込むか!?でもその間に心臓止まっちゃったら!?等と脳味噌大パニックになりつつ父上の肩をさすってたらほんの数十秒で痙攣は収まってくれたんだけど
○収まってから来てくれた看護師さん達によると、医師からも聞いてると思うけど、脳に腫瘍がある以上、痙攣が起こる可能性は十分あるし、でもすぐ収まる程度の短時間の痙攣ならまだ大丈夫、というか想定の範囲内で仕方ないこと、と説明されますた
○わしゃ痙攣に立ち会ったのが初めてだったので凄まじくビビったし心臓のバクバクがしばらく止まらなかったけど、実はもう何度もあったのかもぬぅ
○何より父上本人が一番怖いよね、恐怖しかないよね、朦朧とする意識の中で、どんどん自分で自分の体が動かせなくなっちゃって声まで出なくなっちゃっておまけに痙攣までね
○いつも父上の右手のチェック(左脳に腫瘍があるから右側が麻痺してる)をしながら両手を代わる代わるゆっくり擦るんだけど、今日も話し掛けながらさすさす擦っていたら弱々しい声で『もっと…さわってくれ…』と
○切な過ぎてもうね、もうね

○今入院させてもらってる病院では『治療目的ではない患者』である父上はどうしてもお荷物でほぼ放置プレイされてしまっているのがリアルな現状
○この衰弱っぷりではいつその日が来ても本当におかしくないので
○例えベッドの上だけの世界だとしても、人間らしい扱いをしてもらえる環境に一日も早くしてあげたいから
○終末期がん患者等の緩和ケアや看取りをしてくれる専門の施設に一刻も早く、と
○大至急で移送先を決めて姉上と今朝さっそく見学してきたですよ
○とてもよいスタッフさん達ばかりであたたかく対応してもらえて
○1秒でも早くここに移れたらええぬぅ、などと考えつつ
○本日は愛しの姪っ子ちん＆大甥ちんも幸手リアに来てくれてて
○会えるうちに会っておきたいということで本当は父上の面会目的だったんだけど、諸事情でそれはかなわなかったんだけど
○母上は久々に会う孫と曾孫に超ご機嫌で、やっと笑顔が戻ったのでえがったえがった
○やはり孫パワーおそるべし
○ほいで夜は、ちょいと早めのわしのバースデーケーキをサプライズで用意してくれていて
○大甥ちんがバースデーソングを歌ってくれて、皆でお祝いしてくれたですよ
○母上、姉上、姪っ子ちん、大甥ちん、ありがとーん＼(^^)／
○そんな父上入院Day11の話ᕦ(･ㅂ･)ᕤｾﾞｱｯ

移植後DAY2286

▼本日のキニナリ
血圧(朝129/99)(夜129/96)
体温(朝36.9℃)(夜36.4℃)
ドライアイ(中)

▼本日のカクテル
ランデル(降圧薬)
ロスバスタチン(降LDL-C薬)

▼本日の父上
○お口の中でカパカパ泳いでいた入れ歯がついに外されていた
○腕から出血したようでガーゼが当てられてたんだけど、それが素人のわしから見てもあまりにもお粗末というか幼稚園児のお医者さんごっこレベルというかとにかくおざなりなやっつけ仕事でべろれ～んと垂れて傷口が全くカバーできていない状態だったので
○さすがにぬぬっ!?と言いたくなったけど、それで余計に父上が雑に扱われるようになっちゃったら本末転倒だからひたすら丁重に『すみませーん、ガーゼが外れかかっちゃってるみたいなんで診てもらえないでしょうか』とナースステーションにお願いに行ったんだけども
○10分位経ってからやっと来てくれたナースの顔には『ああ面倒臭い』とハッキリ書いてあって
○お忙しいのにすみません、ありがとうございます、とペコペコ頭を下げつつ話しかけてもウンともスンとも返答なしガン無視で態度が酷すぎて
○わしも自分の長期入院中、看護師さん達のあまりにも忙し過ぎる過酷な現場でのプロフェッショナルなお仕事っぷりを目の当たりにして＆お世話になって本当に心から感謝しかなかったし、土日の人手の足りなさっぷりも少しは知っているつもりだったんだけども
○そういう問題ではなかった模様_(:3 」∠ )_
○ガーゼを替えながらやっとボソボソ語り始めてくれたそのナースによると
○昼夜の感覚がもうなくなってる(から面倒臭い)
○夜間に背中をしきりに痛がっている(から面倒臭い)
○食事も摂れていないし薬もあまり飲めていない(から面倒臭い)
○低血糖だからブドウ糖入れたいけど、血管がボロボロ過ぎて注射の針が入らないから検討中だ(から面倒臭い)
○拘束具がきつ過ぎて苦しいと訴えるので、それも直して貰った(から面倒臭い)
○※カッコ内はわしの個人的印象です
○愚痴っぽくなっちゃってすびばせん　でも病院のスタッフさん達には本当に敬意しか持っていないわしが言うんだからよっぽどだとご想像頂ければばば
○もっと上に(ベッドの枕方向に)ずり上がらせてくれ、と面会の度にいつも何度も訴えてくるんだけど、今日は『上がる』という単語がとうとう出てこなくなり、上に、上に、何だっけ、上に何だっけ、と言いながらジェスチャーでひたすら上を指差していた
○インゼリー的なりんご果汁のパウチゼリー(常温)をヨーグルト用の小さなスプーンでお口の中にそっと入れたら、美味しい美味しいと5匙分くらい食べてくれた　微々たる量だけど
○でもりんご味だとは認識できないらしい
○帰り際に『じゃあね、また来るからね』と手を握ると『もう帰っちゃうの？』と嫌がった後に
○ありがとね、とポツリと呟かれるのが辛い

▼本日の母上
○そんなヘヴィな面会の後ぐったり疲れて実家に到着したらいきなり超不機嫌な母上
○テレビ見続けて一歩も動かないし話し掛けても振り返りもしないし返事もしないしろれつ回ってないし床にぼとぼとゴミを落としても気付いてないしあまりにも様子がおかしいので
○不機嫌なだけじゃなくて母上まで脳がアレしてナニしたか!?と怖くなって
○どこが痛いの？急にだるくなったの？等とあれこれ問診してみたら超絶横柄な口調で腰が痛いのよっ！だの足も痛いのよっ！だの言うので、いつも訪問診療してもらってるクリニックに連絡して診に来てもらうかい？って聞いただけで『なんでそんなこと言うのよっ!!』と大声でキレ出すし
○そんなキレ方したのなんて、わしらに嘘ついてタバコ吸い続けてたのがバレて逆ギレ大興奮した数年前以来のことで
○しばらく放置したり機嫌とったりして落ち着かせてタイミングを見計らってから、さりげなく説明開始
○人間そりゃ機嫌の悪い日だってあるけども、せっかく娘が心配して健康チェックしてるのに怒り出したり無視したりするんじゃ、わしらが泊まりに来てる意味がないこと等をゆっくりやさしく話したところ
○ハイわかりました、と今度は素直に返事してくれたけど...ありゃ怪しいな

○キレる力も無くなった父上と、急にキレ始めた母上
○そんな父上入院Day10の話ᕦ(･ㅂ･)ᕤｾﾞｱｯ

移植後DAY2285

▼本日のキニナリ
血圧(朝136/103)(夜128/98)
体温(朝36.9℃)(夜36.1℃)
ドライアイ(中)

▼本日のカクテル
ランデル(降圧薬)
ロスバスタチン(降LDL-C薬)

○昨日に引き続き、姉上が実家滞在＆病院に行ってくれたですよ

▼本日の父上
○昼間なのに拘束ベルトされていた(面会中は外してくれた)
○土曜で人出が足りないからか、いよいよ錯乱して一日中無茶な動きをするようになったからなのか
○とろみ粉で水分補給した
○食事ほぼ摂れておれず
○止めても止めてもあんなに食べ続けてたのに、もう食欲の有無どころか飲み込めないんだもんぬぅ
○痩せ過ぎて骸骨みたいになってるので、入れ歯がもはやお口の中で外れて泳いじゃってる
○背中の痛みは無し
○こりゃもう駄目なんだろうな、と父上自身がボソッと呟いた
○お願いだから気付かせないであげて欲しい
○なんとな～くうとうと～と心地よい眠りの中で連れて行ってあげて欲しい

○との報告↑をわしに電話でしてくれながら
○父上のあまりの衰弱っぷりに、感受性の強い姉上は涙を堪え切れず
○そうだよね、わしは毎日一段ずつ階段をゆっくり下りていく父上を見てるけど
○すっ飛んで会いに行きたいのに全然思うようには行けない、立場上がんじがらめの姉上にとっては、数日おきにしか会えない父上は階段を数段飛ばしで一気に駆け下りてるようにしか見えないもんね
○父上ができるだけ苦しまず穏やかな最期を迎えられるような、より良い環境の移送先を早急に探しましょう、と姉上と煮詰めちうなう
○『終末期』『緩和ケア』『看取り』そんな単語はもうちょい先の話だと思ってたのに、急激に身近に現実的に目の前にぶら下げられてて
○明日からまた姉上とバトンタッチして幸手リア入りするですよ
○そんな父上入院Day9の話ᕦ(･ㅂ･)ᕤｾﾞｱｯ

移植後DAY2284

▼本日のキニナリ
血圧(朝126/92)(夜142/101) ←Σ(ﾟДﾟ)
体温(朝36.4℃)(夜36.0℃)
ドライアイ(中)

▼本日のカクテル
ランデル(降圧薬)
ロスバスタチン(降LDL-C薬)

○自分用のお薬を今のうちに確保しておくべく、はしご病院デー
○なかなか東京に戻って来られない事情を話し、内科も眼科も長期間分処方して貰ったですよ
○供給不足が懸念されているインフルワクチンも、ぎりセーフで打って貰えますた
○高齢者に接しまくってる毎日だしね、そもそも免疫ヨワヨワ人で色々モライガチ人だしね、自分が各種ウイルス拡散機になっちゃわないよう、しっかりガードしておかねばばば

▼本日の父上
主治医から姉上に検査結果の報告あり
▽膵体部癌疑い
▽胸椎・骨転移疑い
▽転移性脳腫瘍(先日既に確定)
▽右手・右足麻痺
▽嚥下力低下
▽今後は終末期緩和ケア

▼本日の母上
○バトンタッチして本日から姉上が実家に居てくれてて
○転倒防止のための靴や室内履きを買いに、母上を連れ出してくれたですよ
○んで転倒しても自力で起き上がる筋力もないし、SOSを出すスベもない母上(先日それでヤヴァかった)
○緊急連絡用に見守りケータイ的なものを肌身離さず持たせようと、姉上と検討中だったんだけども
○もはや電話を操作できる状態ではない父上のガラケーを、とりあえず母上に持たせることに
○それもなんだか複雑だけどももも

○そんな父上入院Day8の話ᕦ(･ㅂ･)ᕤｾﾞｱｯ