ワンポイント入院ライフ

磁石が便利。特にクリップ磁石の頼もしさったら。
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寛解導入 Day 10

本日も同じカクテル
▼吐き気止め(注射)
▼ダウノマイシン《抗がん剤と併用する抗生物質》(1H点滴)

○Dr.H本・Dr.N山回診
○口の中がむっくむくに浮腫んでて不思議キモイです、という話をDr.N山にしたら、『上のお口~食道~胃~腸~下のお口まで一枚の粘膜で全て繋がってるわけですから、口の中だけじゃなくぜーんぶが今ぶみょんぶみょんにむくれてるんですよー』と説明してくれた。妙に納得。そりゃ体内ぶみょぶみょじゃあ、食欲なくなったり気持ち悪くなったり味変わったりもするわなぁ。
○ということで、歯磨き後の口の中の味が何か気持ち悪くなってきていたので、姉上に爽やかそうな味付きの歯磨き粉を買ってきてもらった。ライム味、美味しい。これならイケるぞ。
○ベッドでお茶や珈琲を飲むのにサーモス的な保温マグカップを愛用していたのだが、唇にあたる金属の味が苦臭く気になるようになってきたので、プラカップを買ってきてもらって替えた。これもクリア。
○などとDr.N山に報告したら、えらいこと誉められた。『この病気はお口のケアが本当に重要になってくるので、どんどん工夫してどんどん口内環境を守って下さい』
○初お洗濯。これまでは姉上か家人が持ち帰って洗って来てくれていたのだが、身体が自由に動くうちは自分でやりたいです、とリクエスト。
○しかしふわふわに乾きあがった洗濯ものをベッドの上でいそいそ畳んでいるだけでハァハァフゥフゥしてきてしまい、あえなく撃沈。とんでもなく体力が堕ちていることを実感。病人なんだなぁ。←何をいまさら
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背骨ごきゅごきゅ

いわせたので安心してくらさい。
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そういうことか

薬漬けって。
急に来るのか。
入院後の日々を書き留めた手帳の記録を元に順に追ってゆっくりupしているため、現実の日付にはまだ全然追い付いていないのだが、急に来てしまったので、慌ててリアルタイムでも記しておくことにする。
まだいけてる。
点滴のガラガラに全力で体重を預けて、立ち上がって、ベッド周りのカーテンをしゃーっと開けて、よろよろ歩いて、無菌カーテンをめりめりめくって、無菌ドアをしゅるしゅるスライドさせて。廊下に出て。トイレまで歩いて。棚から計量カップをひとつ取って(毎回計量する)。ここから略~でおしっこして除菌してベッドに戻るまで逆順でひととおり。
まだいけてた。
今は、できてた。
しかし明日の朝、っちゅうかこれから今夜もう一回トイレに目覚めた時、同じ作業が出来る気がまるでしない。
急にきたのだ。
自分の身体が自分で動かせなくなる予感と現実味が。

とか言っておいて、明日の朝もけろりと『ぬぉ~今日もいい天気~』などと伸びをして背骨をごきゅごきゅいわせてたりする、に百万しらたま。

11月30日(日)3:04
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教えて!かえる先生!


Q『白血病の投薬治療なのに、なぜ血糖値や尿酸値のような生活習慣病っぽい数値が関係してくるの?』
A『ステロイドの影響が大きいんだけど、それだけじゃないけろ。体内にうじゃうじゃ存在していた白血病細胞を薬で皆殺しにしている最中なので、その細かい死骸が血中に沢山放出されてるんだ。すると尿酸が増え過ぎて結晶が詰まって急性腎不全等の症状を引き起こすことがあるけろ。これを腫瘍崩壊症候群と呼ぶんだけど、ガン細胞が確実に死滅している証拠であると同時に、慎重に注意観察すべき副作用でもあるんだけろね』
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