スポーツエトセトラ

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PL学園出身プロ野球選手一覧【Part4】

2020-05-18 08:42:15 | PL学園出身プロ野球選手
PL学園出身のすべてのプロ野球選手を紹介するシリーズの第4弾は、
1992年度卒~99年度卒の選手たちです。

90年代前半までは、安定して好素材の選手を生み出し続けていました。



PLのユニフォームが5年ぶりに甲子園に戻ってきた92年春のセンバツ。
主砲を任されたのが今岡誠でした。
大学でもスラッガーとして活躍し、アトランタ五輪代表メンバーに選出。
プロでも勝負強いバッティングで打撃タイトルを獲得しています。

2年生ながら背番号1を背負って乗り込んだのが松井稼頭央。
甲子園では活躍できませんでしたが、プロではすぐにレギュラーの座を奪取。
抜群の身体能力を活かした華麗なプレーで多くのファンを魅了しました。

94年のセンバツでは7年ぶりにベスト4に進出。
切り込み隊長としてチームに貢献したのがサブローでした。
プロでもロッテの中心選手として、長く第一線で活躍しています。

翌95年はセンバツでは初戦敗退も、夏はベスト8に進出。
このとき「東の沢井(銚子商)、西の福留」と称され、超高校級の強打者として注目されたのが福留孝介でした。
夏は府大会で7本塁打、甲子園でも2打席連続アーチをマーク。
社会人ではオリンピック代表に選ばれ、中日でも主力として活躍。
メジャーを経て、今も現役の好打者として君臨しています。

この時のエース・前田忠節は大学で野手に転向。プロでは外野の守備固めがメインでした。

96年度組のエースは前川。粗削りさが魅力でしたが、
さあこれからというときに不祥事で球界を去ったのは残念でした。
同期の荒金久雄は、プロでは代打や守備固めメインで起用されています。

横浜と死闘を展開した98年度組では、強打の大西宏明が強打を武器に
レギュラーまであと一歩のところまで迫っていました。
この時のキャプテンの平石洋介は、PL出身者では史上2人目となる
NPB監督として19年に楽天をAクラスに導きました。

2年生ながら1番打者としてレギュラーに座っていたのが田中一徳。
170センチに満たない小兵ながらプロでもすぐに一軍に定着。
しかし体力的なハンデか、長くは活躍できませんでした。
田中雅彦は、プロでは貴重な控え捕手としてチームを支えています。

年を追うごとに、チームもOB選手たちもスケールダウンしていった感は否めません。
次回は最終回です。


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