カストリ出版

　「全国遊郭案内」

最近、入手した本です。昭和5年に日本遊覧社から出版された本の復刻版。書名通り、全国の遊郭ガイドブックです。

復刻したのは、カストリ出版という会社です。

カストリというのは、元来、酒の粕を、もう一度蒸留して作った酒のこと。酒粕から取るのカストリです。しかし、戦後、粗悪な密造酒のことをカストリと呼ぶようになりました。中には、工業用アルコールを混ぜたものもあったとか。粗悪な酒なので、「1合が2合で酔い潰れる（メチルアルコール入りなら目が潰れる）」と言われました。

同様に、戦後は、大量の粗悪な雑誌が発刊され、これらはカストリ雑誌と呼ばれました。「1号か2号で潰れる」からという洒落でした。カストリ出版の名前の由来は、おそらく、そういう昔の話が元になっているのでしょう。

カストリ出版とその代表者については、ネット版のポパイという雑誌で紹介されています。

 

 

自死者追悼法要

　こういう法要があります。

シン・ゴジラと君の名は。

　長らく映画館から遠ざかっていましたが、今年は、3度足を運びました。最後に映画館へ行ったのは、2004年（平成16年）に「ゴジラ　ファイナルウォーズ」が公開された時。実に12年ぶりです。 　映画館へ行って判ったことですが、最近は、老人割引があるのですね。映画館によって割引制度や割引額が違いますが、映画2本分のお金で3本観られます。敬老精神の発露なのか、年寄の財布を狙っているのかは不明ですが。ということで、「シンゴジラ」は2回観ました。アハハ。映画産業の思う壺ですね。

 

   

　もう一つの映画は、「君の名は。」

　そして、来年観に行くつもりでいるのは、「この世界の片隅に」。

　この作品は、11月12日の上映開始当初、封切り館が少なくて近くの映画館へ観に行けませんでしたが、好評につき、順次、上映館が増えてきています。宝塚と三田でも、来年1月から観られるようです。

　老人割引を知った途端に映画館へ足繁く通う。本当に嫌な性格ですね。->　私

　

咽頭癌発症から5年経過

　本日、先週のPET検査の結果を聴きに行きました。PET検査については、下のページを参照して下さい。

病院の検査の基礎知識

結果は異常なし。これで、咽頭癌発症後5年を経過して、再発・転移はなかったことになります。まずは一段落。

　但し、昨年見つかったワルチン腫瘍（腺リンパ腫）と思しき良性腫瘍が、少し大きくなっていました。生体検査のために注射針を刺して細胞を取られました。再来週、最終診断と手術をどうするか、病院へ行って決めてきます。一応、全身麻酔をかける手術になるので、数日間の入院が必要になります。
　急ぐ手術ではないようですが、放置しておくと「こぶとり爺さん」状態になるそうです。

　歳をとると、こんな話ばっかり。嫌ですねえ。