住職の娘です。
↑どなたでも本堂まで入れます。
(↑余談ですが…
昨日から16日までの3日間、大阪の本願寺津村別院の親鸞聖人報恩講です。
予定は下の写真の通りです。
私は、昨日10時、13時30分の2座お参りさせて頂きました。
正直、朝から不調(めまいと頭痛だけで平熱)でしたが、それでも「聴きたい」という思いが強くて行かせて頂きました。
案の定、電車で忘れ物をするし、お焼香中に目眩でふらつくしで、なんとなく黄色信号でしたが…
とても有り難い法話でした。
お参りして本当によかったです。
YouTubeに「北御堂チャンネル」があり、そこでライブ配信されています。
築地本願寺ほど人員、予算、機材がないのでしょうけど、配信を頑張っておられます!
報恩講は、浄土真宗開祖である親鸞聖人のご遺徳に思いを致し忘れないよう、みなで集まりお念仏を申させていただく、浄土真宗の年中行事です。
真宗においては各寺院はもちろん、地域によっては在家のおうちで営まれる、非常に大切なお勤めです。
先月末に、教行寺でもお勤めさせて頂きました。
さて、大阪の「御堂(みどう)筋」の御堂とは、浄土真宗の別院となったお堂のことで、一般に、大谷派(お東)は「南御堂」、本願寺派(お西)は「北御堂」と呼ばれています。
この北御堂「津村別院」は、本願寺派(お西)本山の大阪支店のようなものです。
宗門の僧侶が常駐しており、施設長(輪番・りんばん)と職員で運営されています。
戦国時代、東西分裂する以前の浄土真宗(一向宗)は、大坂を拠点とした一大勢力でした。
織田信長を相手に、足かけ10年間、抵抗(「石山本願寺戦争」)を続けられるだけの武力と財力を有していました。
本願寺11代宗主顕如が石山本願寺を退去した後に、豊臣秀吉はこの地を天下統一の拠点と定め大阪城を築城しましたが、既に形成されていた寺内町やお念仏の教えを受けた門徒衆の多くはそのまま残りました。
時を超えた今でも、大阪周辺の熱心なご門徒に支えられて「北御堂」は存在しています。
↑どなたでも本堂まで入れます。
本堂入り口に「懇志受付」がありますが絶対ではありませんし、スルーできます。
中に入って、お賽銭箱に入れるだけでもOK!
所謂、「入場料」というものではないので、本当にお気持ちです(^^)
領収書が必要なら懇志受付ですね。
ぶっちゃけ、兵庫の教務所(モダン寺)よりも大阪の教務所(御堂さん)のほうが総合的に充実しているように感じていて、個人的な思いで足を運ぶ回数は、大阪の御堂さんが多いです。
ぶっちゃけ、兵庫の教務所(モダン寺)よりも大阪の教務所(御堂さん)のほうが総合的に充実しているように感じていて、個人的な思いで足を運ぶ回数は、大阪の御堂さんが多いです。
(↑余談ですが…
今でこそ当寺は兵庫教区に所属していますが、江戸時代は有馬街道沿いの『摂津国有馬郡名塩村』で、尼崎藩の支配下にありました。そのご縁で、今でも、かつて石山本願寺戦争を支えた摂津十三日講のお世話になっています。ですから、摂津の西外れではありますが「大阪(北摂)文化圏」だったと思います)
よければ、大阪の「北御堂さん」にご参拝下さい。
南無阿弥陀仏
【オマケ】
大阪メトロ御堂筋線の本町駅(②出口)直結のような北御堂さん。
10時と13時30分の間はランチタイムです!
このとき、私のこころは餓鬼道に堕ちており…
リッチなビジネスマン方に交じって、ランチを食べてきました!
結論から言うと、ガッツリめで美味しかったです!
11:30頃から2組くらい並んでいて、狭い店内でみんなほぼ黙食。
店内の男性客率90パーセント以上。
ラーメン店並みの回転率で、店内は「ダブダブ」という呪文のような言葉が飛び交っていました。
私は、「日替わり」ランチでしたが、お店の看板メニューはファストフードのような「焼き肉+卵焼き(+キャベツ)」定食。
どうやら、焼き肉と卵焼きの両方ダブルにすることを、「ダブダブ」というらしいですが?
昭和な感じの喫茶店。
オーナー(女性)のこだわりが感じられました。
注文して少しのんびりしていると、オーナーが『北御堂さんに行ってカゴを持って帰ってきて。事務所にいったらいいわ』と…そのお店は近所に出前をしているようだったので、その日は北御堂さんから出前を依頼されたのかもしれません。笑
とりあえず、ホットアップルパイは美味しかったですね。
次はオーナー手作りのホットココアを頂きたいと思います!
ごちそうさまでした!
合掌