で、行ってきました

バーデンバーデンの祝祭劇場のドン・ジョバンニのガラコンサート。

祝祭劇場にでーん

ジョバンニのガラコンについて書いてある、バーデンバーデンのホームページは
ここをクリック~。(ドイツ語です。)
キャスト諸々はこんな感じ…
Yannick Nézet-Séguin: Musikalische Leitung
Diana Damrau: Donna Anna
Joyce DiDonato: Donna Elvira
Ildebrando D'Arcangelo: Don Giovanni
Luca Pisaroni: Leporello
Rolando Villazón: Don Ottavio
Mojca Erdmann: Zerlina
Konstantin Wolff: Masetto
Vitalij Kowaljow: Komtur
ディアナ・ダムラウ:ドンナアンナ
ダルカンジェロ:ドン・ジョバンニ
ジョイス・ディドナート:ドンナ・エルヴィーラ
ローランド・ヴィラゾン:ドン・オッターヴィオ
…あたりを期待して行きましたわ。
すごい良かったのは、ダルカンジェロと、ルカ・ピサローニのレチタティーボ!普通~に喋ってるの!
もう驚愕…音符なんて存在しない…何だあれはー!
ツェルリーナのモイカ・エアドマン(でいいのかな?)は急上昇の若手らしいですが、同じ方向性なら、以前ベルリンの後宮の逃走で聴いたアナ・プロハシュカの方が私は好きかも。
そうそう、ダムラウはバイエルン歌劇場で『ホフマン物語』の女性全役やるんで、目玉演目になっています。
ええ、もう既にプレミエは速攻で売り切れて、思い切り出遅れてる私…

それにしても、『ドン・ジョヴァンニ』というオペラは、もちろんジョバンニがイケてないと大変な事になってしまうのですが(笑)ジョヴァンニ役自体には意外に華やかなアリアが少ないのですよね…以前ツェルリーナをやらせて頂いた時に、タイトルロールの方が言ってました。
考えてみると、シャンパンの歌にセレナーデ…どれもアリアというには小さい。レポレロの方がアリアとしては大きいですよね。カタログの歌とかさ。
そっかー、意外にアリアはないのね…それでもシャンパンの歌は!と思っていたら。
この曲になった途端、ダルカンジェロが、オケとタイミングが合わなくなってしまって。
オケも指揮者も全体にかなり良かったのですが、この時ばかりは苦笑い

オケ・指揮者・ダルカンジェロ、三者とも必死だったんですけど、うまく合わなかったですね…本番って怖い。
だからダルカンジェロもこの曲の間中、最後まで本気で歌えてない感じでした。誰が悪い、て雰囲気ではなかったんですけどね…無念。
もちろんダルさま

アリアもがっつり聴きたいので、今度はレポレロで観たいな~。スカラでレポレロやるみたいだから、それ観に行こうかな。
写真は引きで撮った、祝祭劇場の全景です。
きれーで本当に大きい…


次に行くのは、フローレスさまのリサイタルだわっ




