泉中田道場の挑戦

横浜市泉区にある新極真空手道場の稽古や楽しいイベントの様子をお知らせします。

2017 ②  稽古風景(一般部・少年部)

2017-03-31 18:47:37 | 日記
2017年もあっという間に4分の1が過ぎました。
このブログはなかなか更新されませんが、泉中田道場はしっかりと活動しております。

稽古風景をお見せいたします。

☆少年部です。





白帯くん達です。早く先輩に追いついて一緒に稽古ができるようになって欲しいです。


回し蹴りの「膝の抱え込み」を矯正する稽古です。蹴る足の軌道上にイスなどの障害物をおいて「膝の抱え込み」を意識・矯正します。
極真空手(フルコンタクト空手)の回し蹴りは、この「膝の抱え込み」があることにより他の格闘技の回し蹴りよりも近い間合いで相手を蹴ることが可能になります。極真空手(フルコンタクト空手)の回し蹴りは個人的には実戦での有効性に加え、フォームの美しさの上でも格闘技の中で最高のものだと考えております(写真は白帯・オレンジ帯の初心者少年君ですから、まだそこまでは達してませんが・・笑)。




体力づくりで行う色々なステップ・腹筋・背筋・手押し車・押し相撲などの練習風景です。どんな運動でも基礎体力作りはとても重要ですので、少年部の稽古ではほぼ毎回行います。離れて闘うのが基本の空手だからこそ、相撲などの練習は相手と組み合うことに対するアレルギーを無くすうえでもとても有効です。また、この体力づくりでは空手の技術以上に早く子供たちの上達を感じられることが多いです。


☆一般部です。(今回はとくに通常稽古の他に泉中田道場で行なっている稽古をお見せいたします)



回し蹴りの「膝の抱え込み」を矯正する稽古は一般部でも行います。


組手練習の風景。この日は男子5名・女子5名の(まるでしっかりした幹事が開いた合コンのような参加メンバー構成だった)ため、男子が女子の攻撃を受け中心で行なう形の組手でした(男子同士の激しい組手はその後に行われました)。
泉中田道場の女子生徒は主に型稽古が好きなのですが、強さを感じるしっかりとした型を演じるために必要な要素の「凄み」は相手を倒そうとする対人練習を行わなければなかなか身に付きません。この日は10Rほどを行った後、かなりヘトヘトになってから型稽古に入りました。


試合や審査などが無い比較的に時間がある時や稽古後などの自主トレで行う「手技による上段への攻防」の練習風景です。
上写真はヘッドガードをつけて掌低で、下写真はボクシンググローブをつけて素面で行います。どちらも一長一短がありますので両方のやり方で行ないます。どんな組手練習も同じでしょうが、まずはディフェンスの仕方をしっかりと教えてから一本組手・攻防の約束組手・ライトスパーリングと段階を上げていきます。1日の稽古で無理はさせず、回数を重ねていけば意外に早く攻防の動きもサマになってくるものです。試合のルールでは禁止ですが、打撃格闘技の空手では手技による上段への攻防ができるのは当然であり「たしなみ」であるはずだからです。


女子のヌンチャクの練習の様子です。私が基本の振り方を何種類か教えたあとは生徒が自由に振っているうちにかなり上達してくれます。
その技は、演武などで披露しますとお客様から大きな喝采を浴びる見ごたえのある演目になります(演武のページ参照)。


いわゆる「回し崩し」からの攻撃や投げなどの練習風景です。これもルールの問題で試合(組手)では使うことはできませんが、足の運びと回し受けを連動させて相手の重心を崩せる「回し崩し」は空手の技(突き・蹴り)とも関連性・汎用性が高く、私の大好きで極めたい動きの一つです。ですから生徒とともによく練習をしております。



フルコンタクト空手の組手ルールは誰もが体を実際に殴り合うこと・蹴り合うこと(実戦)が体験できる本当に素晴らしいものですが、それだけ(ルールの)の中に考えや練習が偏りすぎてしまうことはあまり良くない・・と考えますので、当道場では通常の稽古内容に1~2割でもこういった練習を加えて行い、生徒に空手という武術・格闘術を広く考えてもらうようにしています。
(下写真はフルコンタクト空手の醍醐味でもある「ド突き合いの稽古=打たせ稽古」です)



















コメント
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