高知信用金庫の元男性職員が、支店の金庫から持ち出した現金を着服していたことが分かりました。損害額はあわせて4100万円にのぼりますが、顧客の被害はないということです。
高知信用金庫によりますと伊野支店に勤めていた元男性職員(28歳)は今年8月3日から9月16日まで5回にわたり、ATMに現金を補充したと見せかけ、不正に端末を操作し着服していました。元男性職員は当時支店の出納担当役を務め、長期休暇中に行われた内部調査で、本来、ATMにあるはずの現金が足りないことが判明。支店長が確認したところ着服を認めたということです。損害額は4100万円に上り、着服した金は投資に流用していました。顧客への被害はないということです。高知信用金庫は元男性職員を10月25日付けで懲戒解雇処分としました。損害金は全額弁済される見込みで、深く反省していることから告訴は行わない方針です。
高知信用金庫は「今回の事案を厳粛に受け止め、内部管理体制の充実や強化を図るなど再発防止に取り組む」としています。(ソース:テレビ高知)
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