出入国在留管理庁は、6月28日、2023年に不法残留などの入管難民違反で、退去強制や出国命令手続きを受けた外国人は前年から7898人増え、1万8198人だったと発表した。入管庁は、新型コロナウイルスの水際対策終了による入国者数の増加が影響したとみている。
国籍別ではベトナムが4割弱の6953人で最多。タイ、中国と続いた。在留資格別では観光客らに付与される『短期滞在』が7616人と最多。次いで『技能実習』が3746人だった。
7割近い1万2384人が不法就労をしており、働いていた場所は都道府県別で多い順に茨城、千葉、群馬、埼玉、愛知だった。就労内容別では農業従事者が4066人と最も多く、建設作業者、工員と続いた。
退去強制手続きを経て2023年に強制送還された外国人は8024人で、前年から3229人増えた。(ソース:日本経済新聞)
【コメント】
●不法就労させていた悪徳企業の公表必要!