応永24年(1417年)上杉禅秀の乱の戦功で大森氏が小田原周辺の領地を得る。文亀元年(1501年)大森氏を倒して関東に進出した北条氏は小田原城を本拠とし、関東支配の拠点として整備されました。北条氏は城を逐次改修し、豊臣秀吉との小田原合戦前に周囲9kmにおよぶ総構をもつ巨大城郭を築くが、豊臣秀吉に攻められ開城する。北条氏滅亡後は、徳川家康の関東進出により小田原城は江戸城の西方を守る城となった。そして小田原城は、明治維新まで譜代大名の居城となった。明治維新を迎えると、明治3年(1870年)に小田原城は廃城となり、建物は解体・売却された。現在、小田原城の本丸・二の丸一帯に相当する城跡公園は国指定史跡・都市公園に指定されております。
[所在地:神奈川県小田原市城内]
<アクセス>JR小田原駅から徒歩約10分
▼小田原城の概要
▼小田原城の概略図
▼馬出門(高麗門で内部は枡形になっている)
▼銅門の概要
▼銅門(二の丸の表門)
▼多聞櫓 ▼常盤木門
▼天守閣
▼天守閣からの眺め
2017/03/16 訪城