2016年12月11日 蓬莱峡 座頭谷経由散策 ☁/☀
お山に行きたいけど1 からの続きです
白い巨塔のような地形の蓬莱峡から さらに南下して
座頭川に沿って歩けば 座頭谷を歩くことになります
何とか 今日のノルマ?を果たせて
普段より重いザックを背負いながらも
山歩きを楽しむために蓬莱峡広場に別れを告げます
一旦 川原にでます
ここからは 幾つかの渡渉と堰堤を越えながら
川筋を遡る事になります…が その前に…
一箇所ちょっとした岩場が立ちはだかります
ルンゼの岩場
今回の 一番の難所となる所です
おっしゃ~! ルンゼ状の岩場を越えていきます
チチ~ ちょっとお待ちを~
必死にチチの後を追う私…
なんのその~!
重いザックを背負っても
チチは ちょっとクライマーズハイ傾向?
どんどん登っていきます
私はというと
猿回しの効果?…とでもいいましょうか
大腿の疲労感が半端なく
踏み支える足がミシンを踏んでしまっています
ズッシリと来るザックの重みと
普段の怠慢な生活で身に付いた肉ジバンの重さに
必死に耐えなければなりません …
本当にホンのちょっとの岩場なのに
何とも 頼りない私です…
ルンゼを越えると 今度は急降下
樹林帯の中を また下っていきます
下っては登り…道は容赦なく楽しめます…
青い空と白い雲のコラボがまぶしく
見上げた目に汗と共に涙が滲みます
座頭川 石積みの堤防が目に留まります
右側の左岸の道を暫く歩き 左側に渡ります
堤防を越えて歩く川に沿う緩やかな道
散策を楽しむひとときです
すると 前方に四段の石積みの堤防が現れます
よく見ると 下の三段のみが石積みになっており
最上段はコンクリートになっています
これは 震災後の平成8年ごろに
最上階部を工事し直したものらしいです
石積みの四段堤防
四段堤防の脇を進みます
四段堤防の最上階部の階段
最上階の堰堤の横には 立派なコンクリートの階段ができており
それを登っていき 最上階部の上にでます
4段堤防の最上階の河原
そこは解放感のある広い河原で
大きな岩がゴロゴロと転がった広河原です
でも 来るたびに雰囲気が変わっています…
これと言った標布、標識などの目印もなく
広い河原歩きの始まりです
奥行き300メートル
幅 約30~40メートル
だだっ広い岩のごろつく河原に出ると
ここから座頭谷の醍醐味を味わいながら歩くことになります
左側(右岸)の植生側には 赤い標布が付けられ
それを目印に踏み跡を辿ります
樹林帯の中を暫し歩く
再び 座頭谷特有の風化した花崗岩の壁が
河原を取り囲むように見えます
広い河原歩きの再開です
白っぽい肌を天に向けて聳え立つ崖に囲まれ
鋭い尖った地形と
広い河原の不思議な雰囲気を見せる座頭谷
花崗岩が風化し 砂礫となった砂地の様な稜線が
異国の風情の様でもあり 不思議な空間に包まれるこの谷は
むかし むかし…その昔
ここを通りかかった一人の座頭さんが道に迷われ
ついに生き倒れになってしまったというお話があり
その座頭さんにちなんで名づけられたものらしいです
右岸の花崗岩の砂礫壁に沿う様に進み
時に樹林帯の中に隠れたり 出てきたり…
座頭川の上流の小さな流れに出ます
流れは 赤茶けた筋を作っています
鉄成分でも含むように赤茶けた岩は
水の性質を表しているのでしょうか…?
何気に有馬温泉を思い出し
温泉?と 思わず触れてみますが
冷たかった…
あほな私です
そこを渡って少し下り気味に歩くと
堰の上にでます
ここが幾つ目の堰堤なのか 忘れました…
幾つ目の堰?
更に河原を登って行きます
奇岩 巨大岩 白い砂肌の巨壁などなど
一風変わった景色に見とれながら
ごろつく足元に気をつけて歩き続けます
一本の雑木に付けられた印が道標になります
来るたびに様相の変わるこの河原で
残る木の存在に 自然と共にある強さを感じます
埋もれた河原と白き砂礫の壁
右岸の白い砂礫の肌の裾に沿って歩くと
目の前に樹林帯が広がります
振り返って…
砂地の小さなピークの上に立ち
漸く 植生の入口に着いた時 歩いた道のりを振り返ります
谷の様相が描かれて 日本の地とは思えず
ため息交じりに 眺めてしまいます
砂漠の向こうのオアシス?
樹林の青に 足が止まり一呼吸…
再び 登って来た谷を見直して
ここから谷を離れて 樹林帯へと入って行きます
赤い標布と黄色いペンキが目印です
植生の中に入ると
今までとは打って変わっての別世界になります
木々が二人の間を邪魔します チチ~何処ですか~
チチ~道がわかりませ~ん
チチ~ササに埋もれています~
大丈夫! ちゃんのついて来ているじゃないか♪
そう言う事では無くて…
チチ~木が横に生えています~
いいの♪いいの♪ 木も自由に生きているんだよ♪
そう言う事では無くて…
開けた緩やかな道
ススキの穂
急な斜面やブッシュの間から抜けた瞬間
穏やかな道に救われた気持ちになります
ホッとした私の顔を見たチチが…
あれ…偉い違いだな
えっ
さっきの悲壮感的な顔と…
…(ーー;)
ハッキリとした平坦な山道を歩くと
左手にはちみつハニー農場を見る道になり
その手前で右側への道へ下り 舗装道路へと出ます
六甲はちみつハニー農場 横の道 舗装道路横断
はちみつハニー農場は 休日だけ店を開くそうですが
ひっそりとして 人の気配を感じず 立寄る事を止めました
そのまま 舗装路を横断して再び
山道へと入って行きます
以前は古びた鎖で閉じられていましたが
今日は壊れた様に開かれ
堂々と藪道を進むことにします
⇒ ⇒ 再び 終着駅の曲が流れ始めます
途中 船坂峠への道との分岐に出ますが 右側の方へと進み
リョウブ、コナラ、アカマツの雑木林の中を登って行きます
倒木もあり急な斜面もありますが
道としては踏み跡もしっかりと付いており
迷う事はなさそうです…
しかし…
661ピークの右肩を過ぎ ヒノキの植林の中を歩いていくと
「御成婚記念桧植樹」と書かれた石碑を左側に見ます
そこで 左右に道が分かれ 地図と確認すると
表記にずれがあり 道の確認に時間を取られます
コンパスで位置確認をして 左方向へと進みます
間違っても舗装道路に出るはず…
御成婚記念桧植樹の石碑
道は熊笹に覆われた道に変わり
その間を一本の道が延びています
標布もありますし 大丈夫…そう思いつつ 周りの地形を見ると
地図上の表記の道とやはりずれがあります
地図と地形を確認して
この方向で間違いではないのだと確信し 進みます
六甲全縦走路出合
そして六甲全縦走路の東縦走路に出ます
更に安堵の気持ちになり
私の表情は更に 変わったようで
ここでも チチな何度も振り返って私の顔をみて 一言
やっぱり 表情が変わるな~
含み笑いしながら サッサと前を歩いていきます
だって…ちょっとでも迷えば 不安なんです!
それでも チチがいれば安心ですので
本当には 心配はしていないのですが…
小心者の私…小さな石でも踏めば ドキッとしてしまうので…
さて…
ここから大谷乗越まで
縦走路を のんびりと楽しみながら歩いていきます
つづく…
師走の忙しさに どこかで時間を作りながらのブログup
日ごろの纏まりの無いダラダラブログが 足を引っ張る中
頑張って続きを書いております…お付き合い下さいませ♪
お山に行きたいけど1 からの続きです
白い巨塔のような地形の蓬莱峡から さらに南下して
座頭川に沿って歩けば 座頭谷を歩くことになります
何とか 今日のノルマ?を果たせて
普段より重いザックを背負いながらも
山歩きを楽しむために蓬莱峡広場に別れを告げます
一旦 川原にでます
ここからは 幾つかの渡渉と堰堤を越えながら
川筋を遡る事になります…が その前に…
一箇所ちょっとした岩場が立ちはだかります
ルンゼの岩場
今回の 一番の難所となる所です
おっしゃ~! ルンゼ状の岩場を越えていきます
チチ~ ちょっとお待ちを~
必死にチチの後を追う私…
なんのその~!
重いザックを背負っても
チチは ちょっとクライマーズハイ傾向?
どんどん登っていきます
私はというと
猿回しの効果?…とでもいいましょうか
大腿の疲労感が半端なく
踏み支える足がミシンを踏んでしまっています
ズッシリと来るザックの重みと
普段の怠慢な生活で身に付いた肉ジバンの重さに
必死に耐えなければなりません …
本当にホンのちょっとの岩場なのに
何とも 頼りない私です…
ルンゼを越えると 今度は急降下
樹林帯の中を また下っていきます
下っては登り…道は容赦なく楽しめます…
青い空と白い雲のコラボがまぶしく
見上げた目に汗と共に涙が滲みます
座頭川 石積みの堤防が目に留まります
右側の左岸の道を暫く歩き 左側に渡ります
堤防を越えて歩く川に沿う緩やかな道
散策を楽しむひとときです
すると 前方に四段の石積みの堤防が現れます
よく見ると 下の三段のみが石積みになっており
最上段はコンクリートになっています
これは 震災後の平成8年ごろに
最上階部を工事し直したものらしいです
石積みの四段堤防
四段堤防の脇を進みます
四段堤防の最上階部の階段
最上階の堰堤の横には 立派なコンクリートの階段ができており
それを登っていき 最上階部の上にでます
4段堤防の最上階の河原
そこは解放感のある広い河原で
大きな岩がゴロゴロと転がった広河原です
でも 来るたびに雰囲気が変わっています…
これと言った標布、標識などの目印もなく
広い河原歩きの始まりです
奥行き300メートル
幅 約30~40メートル
だだっ広い岩のごろつく河原に出ると
ここから座頭谷の醍醐味を味わいながら歩くことになります
左側(右岸)の植生側には 赤い標布が付けられ
それを目印に踏み跡を辿ります
樹林帯の中を暫し歩く
再び 座頭谷特有の風化した花崗岩の壁が
河原を取り囲むように見えます
広い河原歩きの再開です
白っぽい肌を天に向けて聳え立つ崖に囲まれ
鋭い尖った地形と
広い河原の不思議な雰囲気を見せる座頭谷
花崗岩が風化し 砂礫となった砂地の様な稜線が
異国の風情の様でもあり 不思議な空間に包まれるこの谷は
むかし むかし…その昔
ここを通りかかった一人の座頭さんが道に迷われ
ついに生き倒れになってしまったというお話があり
その座頭さんにちなんで名づけられたものらしいです
右岸の花崗岩の砂礫壁に沿う様に進み
時に樹林帯の中に隠れたり 出てきたり…
座頭川の上流の小さな流れに出ます
流れは 赤茶けた筋を作っています
鉄成分でも含むように赤茶けた岩は
水の性質を表しているのでしょうか…?
何気に有馬温泉を思い出し
温泉?と 思わず触れてみますが
冷たかった…
あほな私です
そこを渡って少し下り気味に歩くと
堰の上にでます
ここが幾つ目の堰堤なのか 忘れました…
幾つ目の堰?
更に河原を登って行きます
奇岩 巨大岩 白い砂肌の巨壁などなど
一風変わった景色に見とれながら
ごろつく足元に気をつけて歩き続けます
一本の雑木に付けられた印が道標になります
来るたびに様相の変わるこの河原で
残る木の存在に 自然と共にある強さを感じます
埋もれた河原と白き砂礫の壁
右岸の白い砂礫の肌の裾に沿って歩くと
目の前に樹林帯が広がります
振り返って…
砂地の小さなピークの上に立ち
漸く 植生の入口に着いた時 歩いた道のりを振り返ります
谷の様相が描かれて 日本の地とは思えず
ため息交じりに 眺めてしまいます
砂漠の向こうのオアシス?
樹林の青に 足が止まり一呼吸…
再び 登って来た谷を見直して
ここから谷を離れて 樹林帯へと入って行きます
赤い標布と黄色いペンキが目印です
植生の中に入ると
今までとは打って変わっての別世界になります
木々が二人の間を邪魔します チチ~何処ですか~
チチ~道がわかりませ~ん
チチ~ササに埋もれています~
大丈夫! ちゃんのついて来ているじゃないか♪
そう言う事では無くて…
チチ~木が横に生えています~
いいの♪いいの♪ 木も自由に生きているんだよ♪
そう言う事では無くて…
開けた緩やかな道
ススキの穂
急な斜面やブッシュの間から抜けた瞬間
穏やかな道に救われた気持ちになります
ホッとした私の顔を見たチチが…
あれ…偉い違いだな
えっ
さっきの悲壮感的な顔と…
…(ーー;)
ハッキリとした平坦な山道を歩くと
左手にはちみつハニー農場を見る道になり
その手前で右側への道へ下り 舗装道路へと出ます
六甲はちみつハニー農場 横の道 舗装道路横断
はちみつハニー農場は 休日だけ店を開くそうですが
ひっそりとして 人の気配を感じず 立寄る事を止めました
そのまま 舗装路を横断して再び
山道へと入って行きます
以前は古びた鎖で閉じられていましたが
今日は壊れた様に開かれ
堂々と藪道を進むことにします
⇒ ⇒ 再び 終着駅の曲が流れ始めます
途中 船坂峠への道との分岐に出ますが 右側の方へと進み
リョウブ、コナラ、アカマツの雑木林の中を登って行きます
倒木もあり急な斜面もありますが
道としては踏み跡もしっかりと付いており
迷う事はなさそうです…
しかし…
661ピークの右肩を過ぎ ヒノキの植林の中を歩いていくと
「御成婚記念桧植樹」と書かれた石碑を左側に見ます
そこで 左右に道が分かれ 地図と確認すると
表記にずれがあり 道の確認に時間を取られます
コンパスで位置確認をして 左方向へと進みます
間違っても舗装道路に出るはず…
御成婚記念桧植樹の石碑
道は熊笹に覆われた道に変わり
その間を一本の道が延びています
標布もありますし 大丈夫…そう思いつつ 周りの地形を見ると
地図上の表記の道とやはりずれがあります
地図と地形を確認して
この方向で間違いではないのだと確信し 進みます
六甲全縦走路出合
そして六甲全縦走路の東縦走路に出ます
更に安堵の気持ちになり
私の表情は更に 変わったようで
ここでも チチな何度も振り返って私の顔をみて 一言
やっぱり 表情が変わるな~
含み笑いしながら サッサと前を歩いていきます
だって…ちょっとでも迷えば 不安なんです!
それでも チチがいれば安心ですので
本当には 心配はしていないのですが…
小心者の私…小さな石でも踏めば ドキッとしてしまうので…
さて…
ここから大谷乗越まで
縦走路を のんびりと楽しみながら歩いていきます
つづく…
師走の忙しさに どこかで時間を作りながらのブログup
日ごろの纏まりの無いダラダラブログが 足を引っ張る中
頑張って続きを書いております…お付き合い下さいませ♪
いつもながらマニアックな山登りですね。
何時もすごいな~と思いながら拝見しています。
冬山頑張って下さい!
今回は冬山に向けて
身体を慣らす為のものですが
やはり怠け癖のついた私には 堪えました(笑)
難しい所は行けませんが
ちょっと 年末に出かけてみようかと思っています
いつも コメントをありがとうございます♪