沖縄では、昔からある外人住宅(1階建ての平屋~)を例に塗装を行う場合の豆知識を載せたいと思います。
まず、土日がお休みのお仕事であれば週2日ほどは塗装できるとして(たまに休みもありとします)完工までがおおよそ3~4か月ぐらいが目安かもしれません。
外壁塗装で必要なのは、養生類(ビニールで塗装しない所を覆います)ホームセンターでも購入できますのでそれぞれの大きさ(550mm、1100mmのテープ、ガムテープ)をそろえましょう。 そして、塗り道具(刷毛やローラー、ペンキを容れるもの)と手袋、あとは、壁に塗るペンキ(外部用の物)、シーラーまたは、プライマー(塗料の接着剤)などが大まかな物です。 細かい物ですとカッターの刃やスケラなど色々ありますが今回は簡単にご説明します。
1階建てでもできれば足場もある方が隅々まで補修ができますがDIYでは足場を組む予算はできないので脚立にて作業とします。
まずは、塗装しない面の養生と言いたい所ですが何カ月にもわたり塗装すると考えると先に、1面1面での塗装を考えましょう。 今回塗装する場所を高圧洗浄するのですが、今回の為にホームセンターなどで買うというよりもレンタルショップでも借りられますので1度お借りする方が良いと思います。
今月は玄関側の正面の塗装や側面のみの塗装など分けて行うしますので養生も土間(地面)と塗装を行う面の窓周りなど汚したくない所を養生します。
本来であれば、洗浄後、壁の汚れが落ちるとペンキの痛み具合やひび割れの程度がわかるので補修と言う流れなのですがそれをいれると長く、長~くなるので省きます。
さて、養生が終わると塗装になりますが最初は下塗り(シーラー塗布)たっぷりと塗ります。(吸い込み防止の効果もあるので初めての際はしっかりと塗る事が綺麗に仕上がるコツです。) あくまでも下塗りなのでたっぷりと塗っても下地が透けて見えますが色を止めなくても大丈夫です。 多分、何回塗っても透けて見えます。もちろん透けて見えない材料もありますが省略します。
下塗りが終わりましたら、次は中塗り作業、中塗りは上塗りと同色の物が良いでしょう。 ペンキが垂れない様に、されどたっぷりと、どっちや?と思われるかも知れませんが本当にそんな感じです。 よく現場ではいいぐわぁ~(適度に)塗ってなんて言葉が使われます。
それから、乾燥を待ち、上塗りで仕上げになります。 その後、養生を取り、仕上がりです。
あとは、補足としてシーラー塗布して、あまりに長い期間雨風にさらさせると意味がなくなるので早めに塗装をした方がいいです。
その上で、1面1面塗って、ビニールの養生を剥がしてという作業がおすすめです。