沖縄塗装工業

工事blogばかりですが見てあげて下さい。

ペンキ屋さんの日常・・・「段取り八分、仕事二分」

2024年04月27日 14時32分32秒 | 日記
前回の高圧洗浄のお話に引き続き外壁塗装のお話ですが、お見積り・提案・高圧洗浄・下地補修・養生などを含め、それぞれ大事な工程です。
塗装屋さんなのにと思われるかもしれませんが、「段取り八分、仕事二分」という言葉がその工程かもしれません。(少し大げさな気もしますが・・・)
 塗装が2分って・・・・・もちろん、塗装も大事なのですがその前の作業があり、綺麗に、そして、塗膜の機能性も十分に生かす事ができる訳です。

「段取り八分、仕事2分」とは、仕事の準備・段取りの大切さを表す言葉で、事前に準備(段取り)をきちんとしておくことで、仕事の八割は完了したという意味の格言になります。 
 塗る仕事が2分とは言っても、塗料の場合は、半製品と言って塗って初めて完成する商品なので適正な扱いが必要です。
 少し言い過ぎかもしれないですが、あくまでも個人の意見と言う事で宜しくお願い致します。

ペンキ屋さんの日常・・・・高圧洗浄はかなり重要なお仕事・・・

2024年04月27日 08時10分46秒 | 日記
 外壁塗装を行う場合、状況により前後しますがまずは高圧洗浄というのが一般的な流れになります。
 高圧洗浄は、ひと昔前と違い家庭でも使用される事も多くご存じな方も多いと思います。
 この高圧洗浄、塗装業者の使用するものはガソリンを使用する機械で、家庭用の何倍もする圧力がかかるものになります。
 この高圧洗浄、非常に大切な工程なのですが、意外にもその重要性があまり意識されていません。 
 何故かというと、外壁をこの洗浄機で洗うと主な汚れはある程度落ちますのでそれで終わりという業者さんがいらっしゃいます。

 実は、壁の表面にあるチョーキング(白亜化=壁に手を付けると汚れる)もある程度落とさないと、塗膜の剥離などの原因になります。
 特に、築年数が古く、外壁の状態が悪い建物ほどその洗浄の意識の差で外壁塗装の耐候年数に違いがでてきます。
 また、塗料メーカーや材料を扱う問屋さんなども剥離の原因でのクレームの多くが洗浄不足だそうです。
 このお話だと圧力が強ければいいのかと言うとそうではなく、下地(コンクリート・木造サイデイング・ガルバリウム鋼板)により、高圧洗浄のやり方が違い、圧力を下げないと逆に下地を傷つける事になります。 もしくは、漏水させてしまいます。
 高圧洗浄だけでもこのように色々と意味がありますので、各工程も意味があり、流れ作業ではなく、一つ一つの工程を意識して深堀りする事で見えてきます。
 お客様から、大切な家を預かり、確かな品質でお返しするのが大事なお仕事です。 ではでは・・・