雨漏りの例になりますが、まだ、継続中の案件の為、写真の掲載はできません。
雨漏りには、色々なパターンがあります。 例えば、雨が降るとすぐに天井が濡れてくる、長雨が降るとたまに雨漏りする、横雨が方向によっては雨漏りするなどなど、あげるときりがないくらい種類がありますが、今回は、建物の内部のクロス(壁)にカビ・シミが再発するという案件でした。
台風などが来る年で、濡れているというよりもクロス内部から、黒い模様が出てくるので最初はわからないそうで気がついたらカビだそうで、一度、張替をしてもらったそうですが、原因は湿気と言われ、空調の位置などをずらして様子をみたそうですが、再発しお問い合わせを頂きました。
写真は、関係ありません。
まず、年に1度あるかないかの雨漏りなどは非常に難しく、散水も注意して行わなければ原因特定は困難です。
散水調査の前に、壁のボードを撤去して、ブロックの壁をむき出しにさせて頂き、散水調査を行いました。
このような場合、お見積り、事前説明にて、水が出ない場合は長期的に台風シーズンまで壁の復旧は待ってもらい、様子観察を御願いしております。
散水での漏水は確認取れず、何か月か観察していただく事に、そして、夏の台風後に、漏れたとの連絡を頂き、現場を拝見するとかなりの水が出ておりました。
このように、長期的に漏水を確認することもあり、沖縄の壁面の構造的に、稀に漏れる雨漏りなどは、ダムのように水が中に浸透しているが、溜まって溜まって決壊するように漏水する事があり、非常に判断が難しい物もあります。