夏休みが終わった時、米粒ほどの葉を植えておきました。
それが40日ほど経って大きくなりましたので、じゃがりこのカップに植えかえました。
クリスマスのプレゼントの一つに加えたら、良いかな?
この作業はお部屋の隅で、新聞紙を敷いた上でしました。
子どもたちは宿題を終えて、ブロックや折り紙で良く遊んでいるので、そおっと始めました。
すると、「何やってるの?」と見に来る子には、千枚通しで鉢底穴を開けさせてあげます。
「それなあに?」 「これは肥料だよ」
大げさに教えなくても良いのです。
*** ***
私がお父ちゃんやお祖母ちゃんの傍で、いろいろな作業を見て育った事。
お祖母ちゃんのを見て覚えて、お店番ができるようになりました。
お茶の葉を量って売る。ツバキ油を量って瓶に入れて売る。
自転車の組み立てをするのを見ていて、次に使う工具を予想して持って行く。
お祖母ちゃんが料理するのもよく見ていました。
洗い張りをするのも見ました。
裁縫をするお祖母ちゃんの傍で、糸を通しておくこと。
打ち返した綿で布団を作る時には、綿屋さんが出張してくれます。薄く真綿をのせると、綿が切れない。綿を袋に入れて、ひっくり返す時には、新聞紙を当ててすればくっつかない。
幼い時に見て知っているから、20歳のころには綿を買ってきて、自分の車に使う長座布団を作りました。綿は値段が高い物なので、お店の人が驚いていたのを思い出します。
今、俳句をする様になって、この、見て知っているという経験が役に立っています。
たとえば、「衣被」(きぬかつぎ)。昔、おやつに食べたことがありましたが、それも自宅ではなくお友達の家でおよばれした事。
私は木の芽田楽が好きです。