夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

結論・ハッカクは美味い。

2008年04月10日 | 旅行記

あのねぇ・・・小樽いいですよ。

いや、感慨込めて言うほど良くは知らないんですが、今回二度目の訪問で更に好きになりました。

今回は一日目ホテル「ふる川」、二日目「ヴィヴラント小樽」に泊まりました。

「ふる川」では、運河側の角部屋で、眺めは最高でした。夜になると街灯りが空に浮いているように見え、非常に美しかったです。海からの日の出を見よう!と意気込んでいましたが、結局寝坊。朝ご飯も美味く、文句ないホテルでした。しかも従業員さんが、焦がした雀母のためにパンを焼きなおしたり、牛乳を温めてくれたり、すごく行き届いたサービスに感無量です。

「ヴィヴラント小樽」はその点に置いては対照的でしたね。朝食はパンとコーヒーor紅茶orスープの簡素な物で(でもかなり美味かった)、サービスとかはなくほっぽいてくれます。でもその分安い!これに勝る物はないですよ。実はこのホテル昔銀行だったもので、レトロな感じが味わえるだけでも価値があります。

そしてそして、雀お気に入りのお店はこれ「ロンドンからくり博物館」。ここはねぇ・・・いいっすよ。ぜひ行ってください。博物館といっても路地裏にある小さなお店で、木でできた素晴らしいからくりを見ることができます。コインを入れると動き出す仕掛けで、ものすごいクオリティの高さに感動します。雀ひとりで小一時間眺めてました。片っ端から動かしたくなりますよ。

ちなみに雀のお気に入りは「モンマルトルのアヌビス」。かなり大きなからくりで、アヌビス神がテーブルの上のハエを叩こうとするんだけど上手くいかないという、チャーミングなものです。振り上げて狙いを定める手の、微妙な動きが素晴らしいです。

そのほかにもユーモアなからくりが沢山あって、とにかく飽きないですよ。パズルやゲームなども販売していて、それ見てても飽きない。ちなみに、夢屋にもいくつか置いてあって、待ち時間などで手持ちぶさたなお客様にかなり好評です。一部販売もしていますのでお気軽にどうぞ。

あと、小樽に行ったらぜひ寄ってほしいのは「海猫屋」。赤煉瓦のレストランで、すごくいい雰囲気です。デートで行ったら最高だよこれ。落ちないものも落ちちゃうかもよ。とにかく料理が美味いです。雀のお気に入りはクリームソースのパスタ。ニンニク入っているのに全然くどくなくてすごく大好きな味。そしてカツレツがヤバイ美味いです。

すずめ今回小樽で初めてスープカレー食べたんですよ。小樽運河食堂のなかのスープキッチンのシーフードカレー。・・・あんなに美味しいとは。緩いカレーかと思ったらそうじゃないんですね。一般のカレーとは一線を画すものでした。スパイシーでコクがあって・・・おいしー!北海道に行ってこれ食べなかったら損だな!と思いました。

また魚介類がいいんですよね。栃木はその点においては地獄ですね。北海道は天国っすよ。おいしすぎてついつい食べ過ぎて、太るんですが・・・。「ふる川」の直ぐ近くに「千春鮨」というところがあって、ここもいい店です。スシ握ってくれるおじさんがとても面白い人で、いろいろな穴場を教えてくれます。ここもぜひ。

なんだか途中から飯関係ばかりになってしましましたが、小樽の魅力はまだまだあります。ふと入った路地裏に思わぬ出会いがあります。みなさんも一度足を運んでみてください。


来ないだろ。

2008年04月03日 | 旅行記

十勝川のモール温泉。これは・・・衝撃的ですよ。

一言で表現すると、もずく。もずく汁に入っている感じがします。太古の植物の発酵熱を利用した温泉で、なんか植物の繊維みたいのが、モロモロと浮遊する茶色のお湯です。

ぬるめだけど不思議と温まるんです。恐るべし発酵。

ホテル大平原ではこのモール温泉だけでなく、充実したジェットバスもあり、結構楽しめます。雀は『シェイプアップなんとか』というのに釣られ、しばらく張り付いてました。

しかし、さすがはホテル大平原。こんなもんじゃないですよ。なんと、ウォータースライダーも付いているんですな。風呂にウォータースライダー・・・斬新だ。

す、滑りたい。いや、さすがにこの歳では。いや、しかし!そうできるもんじゃないぞ!いいじゃない。おん年17歳、ウォータースライダー上等だコラ。

葛藤の末、滑り口へと上っていくと、ちびっ子とその母が立ち往生していました。どうやら、ちびっ子の勇気が挫けたらしい様子。ちびっ子母が「お先にどうぞ。」と言ってくれました。恥ずかしいなコレ。やっぱり恥ずかしいな。

追い越し際にちびっ子が雀に忠告。「怖いんだからね!」

まぢですか。そんなにっすか。しかし、ここでビビったらいかんぞ。人生の先輩として、勇気ある所を見せなければ。と有るか無しかの勇気をふりしぼる雀さん。いざ!

いや~・・・怖かった。予想以上に怖かった。普通プールとかだとある程度の長さがあって、心の準備が出来るじゃないですか。即ですよ即!意外なほど急傾斜。意外なほど速い。しかも、ものすごい飛沫を上げて派手に到着。結構恥ずかしい。

このウォータースライダー滑った最年長だったりして、という雀の心配をよそに従姉妹も同じ事をしていました。さすが親戚。

きっと彼女にも、その他大勢の滑りたかったけどちょっと恥ずかしくて断念した人達にも、きっと大きな葛藤があったはず。いつか、年齢を気にせず、誰もがウォータースライダーを滑ることができる時代が来ますように。


ピアノ弾いててもビビるよね。

2008年03月27日 | 旅行記

雀父の故郷、北海道に行って来ました。今回より、雀の北海道紀行をお送りします。

さてさて、一行はまず宮城は仙台港から、太平洋フェリー『きそ』に乗り込み苫小牧を目指します。

いいですよ~『きそ』。最近新しくなったらしく、船内はすごく綺麗で行き届いてる感じです。大きいせいか、天候が良かったせいか、全然揺れずに快適な船旅を楽しめました。

そしてなにより素晴らしいのが、夜のショーのマリンバ演奏。二人の奏者の、息のあった見事な演奏に息を飲みました。ボディパーカッションも圧巻です。海の上だということを忘れるくらいの世界観でした。

海の上に長時間いるということも楽しかったです。海なし県民にとっては、海って憧れなんですな。少なくとも雀はそうです。山の狭間から少しでも海が見えれば、ものすごく興奮しだす人です。それが12時間にもなれば、もう爆発的な喜びですね(おおげさ?)。

夜の海を見に甲板へ出ていったり(なんも見えん)、朝の海を見に甲板へ出ていったり(さ、寒い)、楽しかったですねぇ。

海を見ていると、クラーケンとかゴジラとかネッシー(淡水?)とか、居てもおかしくないように思えてきます。そこで雀母と、「ぱっと見たときに、海に居たらビビるもの」について話し合った結果、『普通に事務机で書類を書いてる人』になりました。

そうこうするうちに船は、19日の午前10時に無事苫小牧港へと入港いたしました。

実は、この日が雀の17歳の誕生日だったんですな。朝一でおめでとうメールを沢山もらいました。みんな、ありがとー!「お・め・で・と・う」って一人一文字ずつ送ってくれた人もいました~。最初「お」だけかと思ってびっくりしたよ。とにかくありがとー!

まあ、そんなこんなで上陸までしか書けなかったよオイ。次回は「温泉特集」をお送りします。