ブログ復活です。雀です。前回は・・・3月ですね。たっぷりの時間が過ぎていきましたね。
その間に京都宿坊の旅に行ったり、19になったりしました。
ツイッターにはまってこっちに手をつけていなかったのですが、北海道の叔父さんに「書かないとチーズを送らないぞ~」と脅されたので書き始めようと思います。
死ぬほど忙しかったというのも止まっていた理由です。
いえ、冗談じゃなく。
大学で2年になると、装置やら照明やらキャストやら各コースが集まって演出の先生のもと、ひとつの舞台を創るという実習があります。
8月の上旬が本番で、その1ヶ月半前の6月半ばからカンパニーが始動します。
これがもう・・・
毎日15時半から20時まで稽古があるのですが、最終の学バスが20時半に出てしまいます。スタッフはだいたい稽古場片づけでギリギリ。雀は舞台監督助手チーフだったので打ち合わせ等があり、かなりの確率で駅まで40分歩くことに・・・。
市バスで航空公園駅まで出て定期圏内まで乗り継げば楽なのですが、お金がたっぷりかかります。
この稽古期間に綺麗に試験期間が被っており、
学バス乗れない→バイト入れない→お金無い→遠回りできない→徒歩→試験勉強→睡眠不足→寝坊→朝食抜き→でも電車逃す→遠回り→お金無い
という最悪の無限ループ。日芸は生徒を殺そうとしているのではと思いました。
帰宅時間が22時半か23時で夕飯食べて24時から勉強しても4時間勉強しただけで「あれ?なんか明るくなってきたぞ(笑)」という生活。おかしいだろ~う。
夏休みに入ると稽古時間も延びていき、最終的に12時間になるっていう・・・どこの世界に実習で半日使う大学生がいるのでしょう。(ここに)
どこの世界に毎日キャリーを引きずり、「こっちはバカンスじゃねぇぞ!このやろ~」と電車内のキャリー族に心の中でガンをとばしつつ登校する大学生がいるでしょう。(ここに)
家滞在時間は6時間。ほとんどの時間を稽古場で過ごすので季節感ゼロ。夏を感じるのは帰りの電車内で見る浴衣姿のカップルくらいという泣きたくなる雀の青春の1ページ。
でも、ほんとに楽しいカンパニーだったし作品がコメディだったし、演出の桐さんがとっても面白い良い人だったので、稽古場にいるのは全く苦痛ではありませんでした。
打ち上げが終わって所沢駅のプラットホームで朝日を見つつ電車を待っていると、現金なもので1月半家族よりも長い時間顔を付き合わせていたメンツと分かれるのが寂しくなってきます。
まあ、ほっとしないといえば嘘になりますがね。
日芸の演劇学科を目指している方は、悪いことは言いません、もう一回冷静になりましょう。