今日は一日中、教室を爽やかな風が吹き抜けていました。
帰り道、お気に入りの裏道を歩いていると、突然秋を感じました。
「秋来ぬと目にはさだかにみえねども 風の音にぞおどろかれぬる」
といっても雀は匂いですね。季節の変わり目って徐々にではなくてある日突然変わるんですよ。建物の外に出た瞬間とかに、ふっと季節の匂いがするんです。「ああ、秋が来たな」と。
そんなわけで、今日から秋です。
そう思うと、いきなり秋の気配があちこちに感じられます。風の種類とか、日の差し具合とか、頭を垂れる稲穂とか、夕焼け空に黒く浮かぶ山陰とか・・・う~ん、わびしい。
昔の俳句とか和歌とか並べたら、秋に作られたものが圧倒的に多いのではないでしょうか。無粋な雀も感じるものがありますもん。
季節の変わり目ってなんだか寂しいですよね。特に夏から秋は。夏の間一緒にわいわいやってた自然が急に大人っぽくなって、通り過ぎていく感じ。夕方も一層もの悲しいです。
しか~し、秋は秋で好きなんですよ~。なんていったってご飯が美味しい!サンマに大根おろしをのせて、ちょこっと醤油かけて、白いご飯と・・・ぬわ~!食べたい!
そして温かいココアを片手にゆっくり読書、観たかったDVDをまとめてレンタル・・・
って・・・今年はダメだ~!勉強しなきゃ~!恨むぞ受験~!
今年の秋の夜長は、勉強のためにあるようです(T_T)