夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

正露丸ってあれ、クサくないかい?

2007年06月29日 | ゆるゆる日記

終わったぞ~~~~~~~~~~~ぃ!

いやいやいや、お久しぶりです。あまりの解放感に叫んでしまいました。

期末テストです、期末テスト。長~い4日間でした・・・。

ん?結果ですか?もうどうにでもなれって感じです。いろんな意味で終わってます。

文系科目はものすごく頑張りましたが、理系はもうボロッボロです。雀さんは十八番の泥縄戦法で当たって砕けました。化学の「酸化還元反応式」は前夜にようやく習得しましたし、数学に至っては手も足も頭も尾羽も出ませんでした。

人間、過去を振り返ってばかりではいけませんよね。後悔しても始まらない。さあ雀、顔を上げて、胸を張って飛んでいこう。明日(休日)が雀を待っている~。

はい。気分一新、近況報告いたします。

今日はセールで2枚900円のかわいいTシャツとキャミをゲットしました。

なにぶん厳しい懐具合ですので・・・。

あとヨーロッパ放浪の一人旅をしていた雀兄が、先日無事帰還しました。

所持金ギリギリまで頑張ったらしく若干痩せていましたが、何やらすごく楽しかったらしく、またお金を貯めて世界を廻る、と意気込んでいます。

雀兄は目つきが大変悪く、黒を好むため服装は黒ずくめ、おまけに元来の病的な色白のため、すごーく怪しい風貌になっております。ヨーロッパではそのあまりの怪しさに、何度も警官に止められ、パスポートチェックのみならず、手荷物検査も受けたとか。正露丸とかパブロンとか説明するのに苦労したみたいです。

まあ、雀が警官だったらとりあえず逮捕しますね。

根は悪くない感じかもしれなくもないので、見かけたら一定の距離を保って暖かく見守ってやってください。


シフォンケーキ

2007年06月22日 | カフェ新着情報

夢屋カフェのおやつメニューで、そば粉のクレープ以外でよく作るのはシフォンケーキです。この時期、バナナの買い置きがどんどん追熟するので、その対策としてバナナシフォンを作ったりします。

1台のシフォンケーキを作るのに、卵が5~6個。小麦粉、砂糖、植物油との配合比を考えても、シフォンケーキに占める卵の役割は大きいと思われます。

そこで、卵ですが。

シフォンケーキの場合、黄身と白身を分けてより重要なのが白身。卵白が力を持っているか否かで、ケーキの仕上がりが全然違ってきます。新鮮で力強く盛り上がってプリプリした卵白じゃないと、しっかりしたメレンゲができないし、しっとりときめ細かなシフォンケーキにならないのです。

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おやまのたまごの卵白は、ほんとうにすばらしい!この卵があればこそ、安心してシフォンケーキが作れるのですよ。

ちなみに、卵は鮮度が大事と言われ、よくスーパーなどで採卵日がシールで貼ってある卵を見かけますが、笑っちゃいますね。卵の鮮度は、産み立ての状態で卵の表面全体をおおっているクチクラという物質が守っているのです。一般に流通している卵は、出荷時に湯洗いするため、このクチクラが全部はげ落ちています。だから、洗った瞬間から劣化が始まっています。

「おやまのたまご」の卵は1個1個、生産者の山口さんが乾いた布で拭いて出荷しています。見た目汚れていますが、クチクラはしっかり残されています。「夢屋」では卵を冷蔵庫なんかに入れませんけど、届いてから1週間経っても、おやまのたまごの卵白はしっかり、こんもりと盛り上がってますよ。


初夏のとっておき

2007年06月20日 | カフェ新着情報

夢屋から車で15分ほどのところにあるミナミ農園さんに、露地イチゴのつみ取りにいってきました。「いまごろイチゴ?」と思われるかもしれませんが、本来イチゴの旬は初夏です。栃木ではほとんどがハウス栽培なので、もうとっくに見かけないだけなのです。なぜみんな露地栽培をしないかというと、収穫の時期が入梅と重なるので、歩留まりが悪くてとてもじゃないけど「合わない」だけです。

ミナミ農園さんはつみ取り体験農園ですが、この時期お客さんは少なく、イチゴ畑は真っ赤に熟して「次の雨が来ればもう全部ダメになっちゃう」イチゴでいっぱいでした。ああ、もったいない!確かに雨に打たれて傷んでいたり土が着いたりしてはいましたが、つみ取って口にほおばると、実に香り高く甘いイチゴでした!ザルにいっぱいつんで、2kg1000円のところをかなり大幅におまけしてもらいました。写真、撮ったのに誤って消しちゃいました、残念!

うちに帰って、急いで洗って、大量にジャムを作りました。イチゴの香りが残るように、お砂糖控えめで煮詰めすぎない仕上がりです。かなりおいしいです!

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評価:集中力に欠ける。

2007年06月19日 | ゆるゆる日記

授業中や、昼ご飯を食べているとき、油断すると本を読んでいるときでさえ、目は黒板や、おかずや、文章を見ているのに、意識は宇宙の彼方へと飛んでいっていることがあります。

そんな時雀は、宇宙の広大さと、宇宙の外側について考えています。

宇宙はすごいです。広大です。私たちのいるこの地球も、宇宙の大きさからしたらミミクソにもなりません。

地球のある太陽系の端から端まででさえ何万光年もかかるのに、そんなのが何億万個もあつまって一つの銀河系を形成していて、さらにその銀河系が何億万個もあつまって大銀河系を形成していて、さらにさらにその大銀河系がもんのすごくあつまって光の血管みたいに宇宙中に広がっているんです。

ちょっとは宇宙の広大さが伝わりましたか。すばらしいですよね。神様は本当にたった七日でこれらのものを創れたのでしょうか。いくら神様でもだいぶ残業したかもしれませんね。

とにかく宇宙は広いです。

そしてその宇宙はから始まったと言われています。

・・・明るくも暗くもなく、白くも黒くもなく、寒くもなく暑くもなく、音も光も時間もない。そんな空間(空間とも言えないかも知れない)からある時突然、点が生まれ、線になり、それが四方八方に広がって宇宙になったらしいです。

何もないところから全てが生まれたのです。どこからともなく土の塊が生まれ、光が生まれ、大気が生まれ、生命が生まれました。

普通に考えて、無からは何も生まれえないはずです。あなたのお母さんお父さんがいなければ、あなたは生まれなかったでしょう。お父さんお母さんは、そのまたお父さんお母さんがいなかったら生まれなかったでしょう。

しかし、そうやって辿っていくと無にたどり着くのです。

どんなにすごい学者さんに聞いても、答えられるのは進化をさかのぼってせいぜい一番最初の微生物みたいなモノまでです。生命そのものが生まれたきっかけは皆目分からないのです。

私たちはこんなにもワケの分からん存在なのです。

あなたも、雀も、木も、花も、虫も、タマも、ポチも、お金持ちも、貧乏人も、独裁者も、難民も、この地球も、太陽も、宇宙も、全てのモノが、「なんだか知らんがいきなり生まれた」としか説明がつかない、あやふやなものなのです。

からすべてが生まれたのです。

そういった意味では、がカミサマなのかもしれません。

そうすると、から生まれてきた私たち全てもカミサマの一部なのです。

そしていつかへ、すべての始まりの場所へ帰るのかもしれません。

こう考えていると、やれ戦争だとか、核だとか、ちっちゃーく感じますね。ましてや一週間後に迫った期末テストなんて、電子顕微鏡でも見えないよ~(笑)ってなもんですよね。

ようするに現実逃避です。はい。


スナフキン一族

2007年06月16日 | ゆるゆる日記

小栗左多里さんと、トニー・ラズロさんの漫画『イタリアで大の字』を購入しました。

面白いです。テレビなどでは有名な観光地の情報ばかりですが、もっとイタリアが身近に感じられる旅行記です。二人と一緒に旅行をしている気分になります。

ガラス作りや、ゴンドラこぎや、絵の修復などの体験とたしかに「観光」ではあるのですが、人混みにもまれて有名どころを見るより遙かに楽しそうですし、旅行って本来そういうものだよね!と、改めて気づかされました。

雀の家系は旅族なんです。父も母も若い頃は各国を飛び回っていたようですし、母方の祖父と祖母も頻繁に旅行をしています。今現在はイギリスを旅行中です。そして、雀の兄は四月に日本を飛び出し、ヨーロッパを貧乏旅行中です。

うらやましい。非常にうらやましいです。いつか雀も海外旅行にいきたいです。

雀もモンゴルにはホームステイで行ったことがあるのですが、あのころは若かった・・・。勢いで行っちゃった感じが・・・。いや、得るものは多かったです。一生忘れられない経験でした。でも、もっとゆっくり、もっとじっくり見ておくべきでした。もう一度行きたいです。

あと、国内も旅したいです。この間、せっかく九州は福岡まで行ったのにとんぼ返りしてしまったので、ゆっくり見てきたいです。九州まで飛んで、そこから栃木まで北上しながらじっくり観光するんです。あ、四国にも行きたいです。四国いって、鳴門大橋渡って・・・夢は膨らみます。

死んだとき、知らないことや見たことがないことってどれくらいあるんでしょうか。それがいっぱいあるって、なんだか損した感じがします。この世に生まれた以上、この世界を隅から隅まで見たい、そんな果て無き欲望が人を旅へと駆り立てるのではないでしょうか。

ちなみに小栗左多里さんの漫画は他にも、『ダーリンは外国人』『ダーリンは外国人2』『ハワイで大の字』『ダーリンの頭ン中』などがあります。絵も可愛く、すごく面白いので読んでみてください。