しばらくブログ更新をさぼってしまいました、すみません。
もう1ヶ月も前のイベントですが、ヨモギで4色染めるワークショップをしました。
草木染めは、自然の植物が持っている色素を使って染めますが、
化学染料と違って、しっかりと染着するための媒介を必要とする場合が多いのです。
これを媒染剤といいますが、媒染の種類によって色素の発色が違うので、
同じ植物を使っても、いくつもの色を染めることができます。
また、1つの植物が1種類だけの色素成分を持っているわけではなく、
色素の取り出し方によって、いくつかの異なる色素を利用することができます。
今回のヨモギは、普通に水で煮出すとフラボノイドと呼ばれる黄色い色素成分、
アルカリ水で煮出すと、普通の水には溶け出さないクロロフィル(葉緑素)を取り出すことができます。
ヨモギは葉をちぎって鍋に入れ、水を加えて煮出します。
最初の染色液で染めているときは、ぱっとしない色です。
媒染をしています。上から時計回りに、アルミ(ミョウバン)、銅(酢酸銅)、鉄(木酢酸鉄)媒染。
媒染後、もう一度染色液に浸けて染めたもの。右上から時計回りに、鉄、銅、アルミ媒染。左上は白生地。
煮出したヨモギの出しガラに、アルカリ水(ソーダ灰を加えてpH9くらいにした水)を加えて煮出します。
すると、葉緑素の緑色が出てきます。初めるときは、クエン酸で中和してから布を入れます。
きれいな緑色に染まりました。
皆様、ご参加ありがとうございました。
もう1ヶ月も前のイベントですが、ヨモギで4色染めるワークショップをしました。
草木染めは、自然の植物が持っている色素を使って染めますが、
化学染料と違って、しっかりと染着するための媒介を必要とする場合が多いのです。
これを媒染剤といいますが、媒染の種類によって色素の発色が違うので、
同じ植物を使っても、いくつもの色を染めることができます。
また、1つの植物が1種類だけの色素成分を持っているわけではなく、
色素の取り出し方によって、いくつかの異なる色素を利用することができます。
今回のヨモギは、普通に水で煮出すとフラボノイドと呼ばれる黄色い色素成分、
アルカリ水で煮出すと、普通の水には溶け出さないクロロフィル(葉緑素)を取り出すことができます。
ヨモギは葉をちぎって鍋に入れ、水を加えて煮出します。
最初の染色液で染めているときは、ぱっとしない色です。
媒染をしています。上から時計回りに、アルミ(ミョウバン)、銅(酢酸銅)、鉄(木酢酸鉄)媒染。
媒染後、もう一度染色液に浸けて染めたもの。右上から時計回りに、鉄、銅、アルミ媒染。左上は白生地。
煮出したヨモギの出しガラに、アルカリ水(ソーダ灰を加えてpH9くらいにした水)を加えて煮出します。
すると、葉緑素の緑色が出てきます。初めるときは、クエン酸で中和してから布を入れます。
きれいな緑色に染まりました。
皆様、ご参加ありがとうございました。