夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

不幸せの青い猫

2007年09月12日 | 動物話

藍瓶というものがございます。

染色に使う藍をいい感じに発酵させるものです。

中の藍菌が元気だとより綺麗な青がでるのですが、これがなかなか難しいヤツで、温度やらphなどのお世話が欠かせないのです。

その藍が発酵すると熱が発生するんですね。

瓶の上がなんともホカホカに・・・言うなれば天然床暖房。

そんな楽園を猫が見逃すはずがありません。

ちび丸さんは、その上で丸くなるのが日課となりました。

お客さんのお出迎えもせずに、日がな一日ごろごろごろごろ・・・。

その日も、ちび丸さんは意気揚々と藍瓶の上へ飛び上がりました。

ですが悲しいかな、そこには着地すべき蓋がなかったのです。

それはもう、スローモーションを見ているようだったと目撃者(夢屋ママ)は語っております。

落ちる・・・落ちるちび丸。

茫然と見つめる夢屋ママ。

暴れる・・・ってかむしろ溺れるちび丸。

はっ!・・・我に返る夢屋ママ。

救助したときは世にも珍しい青い猫・・・にはなってはいませんでしたが、石灰にまみれ、悪臭をはなっておりました。

その後、ちび丸が風呂に入れられたのは、言うまでもありません。

おおいにプライドを傷つけられ(自爆)、雀の部屋にひきこもるちび丸。

田中さん「ねぇねぇ姉やん、どうしたん?大丈夫?」

ちび丸「じゃっかしぃわ!」

怒鳴られて落ち込む田中さん。「なんでやん・・・。」

夢屋ママ「あ、ついでに田中さんも洗おうか。」

田中さん「なんでえぇええぇ~~~~!?」

こうして猫たちの衣替えは、不本意ながら早々と終わったのでした。


ラブ・アンド・ピース?

2007年09月06日 | 動物話

歳三の水カビが治りました~。(拍手)

雀もいろいろと手を尽くしましたが、歳三本人(亀?)もいつもより甲羅干しの時間を延ばすなど、努力してくれたようです。

今回の事件を反省して、歳三用の巨大水槽を買ってもらいました。

大きい水槽で、毎日上機嫌の歳三くんです。

ただ・・・重いんですよ。ひとりで持ち上げられないほど。

掃除が余計たいへんに・・・なった・・・かな~?

金魚と共同の水槽にしちゃダメ・・・かな~?

いや、すいません。文句いいません。ちゃんと掃除します。

この間長野の従姉妹の家へ行ったら、そこにでも亀を飼っていました。

歳くんより二まわりほど大きいのに、名前は「プチ」。

「ちび丸」の名付け親としては、従姉妹のネーミングセンスに何も言えませんがね。

それが金魚と一緒に水槽で泳いでいました。

「金魚と一緒にして大丈夫なの?」と聞くと、

「金魚を生き餌のつもりで入れたら、亀のエサ食べてどんどん大きくなっちゃったんだよね~。」とのこと。

言われてみれば確かに、金魚と亀の間に種族を越えた深い愛情があるような・・・。ないような・・・。

しかし気のせいか、金魚のしっぽがすこし欠けてるような・・・。

やっぱり歳三と、ルパン・次元・五右衛門(金魚たち)との同棲は、見送らせていただきます。