映画『花よりもなほ』のDVDを借りてきて観ました。
良かったです。久しぶりに「当たり~~~~!」っていう感じの映画でした。
父の仇を捜す弱っちい若侍と、彼を囲む極貧長屋の住民たちのすごく暖かい話です。貧しさとか敵討ちとか、背景は暗いですが、長屋の人々は底抜けに明るく元気です。若侍もそんな人達と共に過ごすうちにある一つの答えにたどり着きます。『勝つ』って何か、『恨み』って何か、すごく自然に考えさせてくれる映画でした。
あと、映画の中ですごくいい言葉がありました。
「桜が散るのは、来年また咲くって知っているからじゃないの?」
本当に、あるシーンでポンッと出てくるんですが、「あ!そうか」って思う。たった一言ですべてが納得できる感じがします。
見終わってずーっと余韻がのこるっていうよりも、スカッとして元気になれる映画です。オススメですよ~。
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