夢屋だより

那須高原・古民家のカフェ夢屋より、カフェの新着情報・染め織りの記録、その他つれづれ日記などをupします。

ネギは必須だべ~。

2007年07月01日 | 舞台・映画話

映画『UDON』のDVDを借りてきて観ました。

うどんが食べたくなりました。

舞台は香川県、NYで世界一のコメディアンになるという夢に破れ帰国した男が、地元香川で素朴な「讃岐うどん」の魅力にとりつかれ、暖かな人々と温かなうどんとに育てられて、しだいに変わっていくという話です。

う~ん・・・おもしろい!宣伝で見たときは、「いやいや、UDONってそれ・・・うどんだべ?うどん。いやいやいや・・・」と思っていました。

うどんゴメンなさい!うどんいいですね!ちょっとうどんをナメていました。

「うどんって・・・ファミレスで半分ふやけて出てくるやつでしょ~?牛丼と意味不明なセットになってる陰薄い感じの・・・。」

違うんです。奥が深いんです。

香川のうどん屋の多くは製麺所が本業です。なのでどこにも看板がなかったり、むしろここは店なのか?っていう建物だったりするけど、どんぶりと箸を持って入っていくと、一杯100円ほどでいただけます。打ちたての麺をさっとゆで、つゆをかけただけのシンプルなものですが、どこの製麺所も味が違うんです。オプションで卵やらゲソやらがあるところもありますが、どれも激安です。「ネギ?裏の畑にあっから~。」ってセルフサービスなところもあります。

この素朴さはなんなのでしょうか。きっともともと「副業」だからなんでしょうね。おいしいって言う人がいるから「じゃあ食うかい。」って出し始め、だから原価ギリギリですごく安くて、なにより美味しいのでしょう。「買ってくれぇ~!」という押しじゃなく、「あ、食う?まあええよ。箸もってきな。」という姿勢がすごくいいです。

あ~~~~悔やまれる。この前九州まで行ったのに・・・四国上空を通過したのに・・・。いつか絶対行きます。

うどんの話ばっかりしてしまいましたが、映画もこしがあり、あったか~い人情あり、ピリッと笑いの薬味ありと、とても後味がいいのでぜひ観てください。

そうそう、いつかお話したNACSのリーダー森崎さんもこの映画に出演されております。彼自身うどんが大好きで、よく香川のうどん屋を食べ歩くそうです。あと、大泉洋さんも、ちょ~~~っと出演されています。顔がデカイ方と頭モジャモジャの方です。探してみてください。


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