旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

うらやましく思う。

2009-07-07 22:43:20 | 物語
メキシコから帰ってきてから1ヶ月ほどたって久しぶりに東京の友人達に会いに行く事があった。

青山で美容師をしている人物と渋谷で待ち合わせをした。
彼は高校時代からの友人で同じ部活で同じ音楽が好きでよく知っている人物だ。
二人でよく海へ星を見に行ったな。

渋谷の汚いマクドナルドの3階で、よく分からないコーヒーを飲みながら
話をするが、今までの彼とは別人だった。
何を話してもさらりと無難な返事。
職業病なのか、まるで彼の美容院に行って接客されているようだった。

彼と別れ浅草の友人の家に向かう終電に乗り電車の中で思った。
今日、僕はいったい誰と話をしていたんだろう。

住む場所と付き合う人によって変えたのか、変えられたのか僕にはわからないが、そんな彼をほんの少しうらやましく思った。

考えた。

2009-06-28 00:43:59 | 物語
いまトヨタのプリウスが予約殺到で注文しても、ずいぶんと
長い時間待たされるそうだ。
ハイブリッドとは凄い技術だな。

そこで僕も考えた!

車のマフラーから出る二酸化炭素を窓から運転席に供給するシステム!
これをすることによって自分がどれだけ二酸化炭素を出しているのかが
呼吸をするだけでわかる!

どうでしょう!

目的を失わないで欲しい。

2009-06-26 01:48:06 | 物語
色んな勉強されている方や体験されている方たくさんいる。

北山耕平さんの話によく出てくる事で
温泉に行く事が目的ではなく、温泉に入って何をするかという話がある。

何が目的なのか?

勉強することが目的なのだろうか?
時々目的を見失っている人に出会うといつも考えさせられる。
この人が勉強する目的はなんだろうか?

目的を見失わないで欲しい。


ペルシャ人、トルコ人、アラブ人、ギリシャ人

2009-02-09 13:30:27 | 物語
ペルシャ人、トルコ人、アラブ人、ギリシャ人がいた。

4人の共有の財産は一枚の硬貨しかなく4人は使い道について言い争っている。
ペルシャ人から順にアングールを買いたい。ウツムを買いたい。
イナブを買いたい。スタフィルを買いたい。4人の意見はバラバラです。
そこに一人の旅人が現れて私が全員の望みを叶えましょうと言って4つの房のついたブドウを買ってきた。

すると4人は同時に
「それこそ私が買いたかった物だ」と言いました。

「ユダヤ・キリスト教「世界支配」のカラクリ」徳間書店より

48時間断食。

2009-01-29 03:25:38 | 物語
何とか断食を終えて今はモリモリ食べている。

食べることが作業のようになっていることを感じて初めて食べることから離れてみた48時間。

1日目の夜は本当に辛くて家族が晩御飯を食べているのを見て、ずっと
チキショーと言っていた。
食べることはしないが、飲み物は飲む。
わけもなく台所のテーブルを何周もまわっていてコーンポタージュを発見してしまった時が一番辛かった。
「お前は食べ物なのか、飲み物なのか、どっちなんだ!!」
断食で一番考えさせられたのは、もしかしたらこれかも知れない。
何とも、おかしな存在よ。

48時間がたって、おかゆを食べると食べ物のありがたさと、食べ物の持つ
ちからが痛いほど体でわかった。
それに、「塩ってこんなにうまいのか!」とはじめて思った。

食べることに慣れて、食べることに僕はマヒしていた事に気がついた。
食べるって事がいつの間にかわからなくなっていた。
慣れることとマヒすることは全く意味が違うんだな。
だから、そのものから離れてみると自分がどういう状態だったのかが
よくわかる。
僕はいつも感謝して食べていたいから定期的に断食をしようと思う。
食べるって楽しいぞ!





物語を持つ。

2008-12-14 03:00:37 | 物語
最近、僕の頭の中は知りたい事だらけだ。
特に歴史、過去についてを知りたい。

このごろ買う本は、ほとんど資料にちかくなってきた。
年号やその時何があったのかを忘れないためにもノートにまとめる作業を
眠いけど頑張ってやっている。
短期の仕事をしながら朝の15分、昼休みの30分、夜も時間があれば
できるだけ本を読むようにしている。

「海から見た日本の歴史(ハワイ)」「酒(米)の歴史(農耕の歴史)」
「鉄の歴史(流れ)」「アイヌの歴史」を知りたい。
どこまで行ったら終わりなのか全く終わりが見えないけど気が済むまで
調べてみようと思う。
時間をかけてアイヌ、ハワイ、沖縄の年表を作ってみたい。

考えてみたら、もともと僕は本が好きじゃない。
多分、いまもそんなに好きじゃない。
でも、本を読んで知ろうとするには僕なりに考えることがある。
僕よりも、もっと若い世代に物語として伝えるものを持たなきゃいけない
と思うからだ。
もちろん本から得るものだけの物語じゃなくてね。

調べられるものについては調べていくうちに「それが何なのか」がわかるんだから、そういう意味でも歴史を知ることはとても大切なんだと思うのよ。

なんで日本人は外人に優しくて日本人に厳しいのかとか気にならない?
最近になって出来上がったかたちじゃなくて明らかに歴史からきているとしか
僕には思えないのだけれど。

なんで東京やアメリカの町に行くとニルバーナが聴きたくなるのか?
とか調べたり考えたりすると自分の中で音楽ってそういうことなんだ。
人ってこういう部分があるんだ。
って、答えのきっかけになると思うんだけどなー。


ハワイに行った、うらしまタロー。

2008-11-12 02:44:45 | 物語
真に受けないで読んでほしい。
「リアル桃太郎。」

朝鮮半島から弥生人が来て、もともとの狩猟民だった縄文人と
ずっと戦っていた。
縄文人は島のほうへいったん逃げていった。
縄文人が弥生人を皆殺しにして妊婦までも殺した。
川に放り投げられた弥生人の妊婦から生まれたのが桃太郎。
お尻が浮いているのを桃に見立てて。
それが爺さん婆さんに拾われて育てられたあと、鬼ヶ島に行って
縄文人に仕返しをする。

『ユダヤ・キリスト教の「世界支配」のカラクリ』より。
徳間書店ベンジャミン・フルフォード、適菜 収。

じゃあ、うらしま太郎はどうだったのか。
僕が勝手に物語を考えてみた。

「裏うらしま太郎。」
亀は実はハワイ人だった。
ハワイ人は死にかけながら何とか日本列島に船でやってきた。
死にかけたハワイ人を日本列島人(うらしま太郎)が命を救いました。
ハワイ人は命を救われたことに感謝して日本列島人をハワイ(竜宮城)へ
船で連れて帰りました。
うらしま太郎は歌や踊り(フラダンス)が気に入って時間を忘れて楽しく
過ごしました。

凄い時間がたっていることに気がついて慌てて日本列島に帰りました。
すると昔、住んでいた村は違う人達に滅ぼされてなくなっていました。

僕にはこの2つのもともとの話はとても不自然に感じる。
この話からいったい何を学べというのか。

アメリカインディアンにはたくさんの物語が残されている。
世界がどう始まったとか、自分達はどこからやってきたのかを物語として
残してきたわけだ。
でも、日本にはそれにあたる物語が残ってない。

だから勝手に想像して桃太郎も、うらしま太郎も縄文人が
自分達が存在したという事を物語りにして伝えて残してきた名残り。
って考えたら面白いなと思った。

僕は金太郎の話がどういうものか知らないけど
あれは熊(二本足)と人は大昔、仲良く暮らしていたんだよ。
って事を残そうとしたとかね。

上の部分は、ほとんど冗談だけど伝えていく物語が必要じゃないですかね?

死にかけている木。

2008-11-11 18:32:22 | 物語
病気で木が死にかけていました。
枝から出てくる葉っぱに木の病気を見ることが出来ました。
それを見つけた人間が木を助けるために毎日、病気の葉っぱを
摘みましたが、しばらくして木は死んでしまいました。

病気は木の根っ子から来ているものでした。
おわり。