旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

元気な女性がいいね。

2009-05-31 01:06:52 | 最南端・設置 協力店!
これからは女性が活躍する時代になっていくのだと僕は勝手に思っている。
女性が活躍しないかぎり、世界が良くなってゆく事は無いとも考えている。

「いい村は女性が元気だと聞く。」もののけ姫 アシタカ

色んなカフェや街や団体へ遊びに行ったとき、「うまくまわっている。」と感じる場所には必ずと言っていいほど元気な女性がいる。

僕ら最南端編集部はライター、デザイナー、イラストレーター、WEB担当と
みんな男でやっている。
僕は昔から男とばかり遊んでいて、まわりには男だらけだった。
文章も非常に男くさいものばかり。

だから最南端の2号目では女性2人に原稿を依頼することにした。
(と言ってもスポンサーを付けない最南端ではお金は支払えないのだが。)

一人目は、高尾山のトンネル工事反対で活躍している虔十の会の坂田さん。
坂田さんのまわりには面白い人ばかり集まっている。
とにかく素敵な人だ。
僕の知っている女性の中で、ズバ抜けて素敵な人。

二人目は、「ほのま」というお店でキャンドルを作っているサヤカさん。
とても魅力的な人。
1週間で1回は会っている気がするな。

そのサヤカさんが、依頼してあった原稿を書いてきてくれて今日読んでみた。
すごく素敵な話で素晴らしかった。
早く2号目を完成させたい。

明日はVillegeというお寺だった場所を改装してお店にした雑貨、カフェで
フリーマーケットがある。
今度、UAのやんばるライブを上映会をさせてもらうんだけど、
そこで明日、僕はメキシコで大量に買ってきたメキシコ雑貨を売ることになっている。
そのVillegeというお店も元気な女性のお客さんが集まる素敵なお店。

どう、書き終えたら分からなくなってしまったが、とにかく元気な女性!
応援してます。

久しぶりに本を読んだ。

2009-05-28 23:48:56 | 編集長の本棚
この2ヶ月間、全く本が読めなかった。
それとは逆に読みたい本と調べたい事は本棚にズラーーーーっと並んでいる。

一応、編集している人間として書き上がってきた原稿を読んだり、
直したりしてきた。
読むのは本当に難しいと僕は思う。
読めるというのは言ってみれば能力だ。
内容を読むというのは当たり前だが、どの本にも文字にはならないものが確かにある。
内容がとか文章の組み立てはどうでもいい。
文字や言葉にはならない部分をいかに感じ取るか、読めるのかが
僕には全然足りなくて。

とにかく読むというのは簡単なことじゃない。

久しぶりに本を読むのでやさしいものからと思って読んでみた。
「クマと もりと ひと」日本くま森協会

読んでいたらセバン・スズキのスピーチを思い出した。







上映会やります!

2009-05-26 22:49:47 | 最南端
最南端+チャールストン+Village+みちるんのやんばるNight!

『心~ククル~UAやんばるLIVE』上映会やりまーす。


◆日時:2009年6月14日@掛川 Village
15日@島田 チャールストン

        どちらも19時ごろからはじめます。

◆参加費:1オーダーまたは1ドリンク + 寄付金でやります。

上映会終了後は、交流会となります。

☆やんばるの森を知っていますか?

沖縄本島北部にあるやんばるの森。ここには、地球上でここだけにしかいないヤンバルクイナやノグチゲラなど貴重な固有種が生息しています。 アメリカ軍で唯一のジャングル訓練場だったことによって、皮肉にも奇跡的に残された森は、1996年のSACO合意により一部返還されました。 今、人間より遥か大昔から続いてきたやんばるの自然が、人間の手によって破壊されようとしています。 やんばるの森を守りたい。その想いが『SAVE yanbaru』というひとつのアクション。やんばるの森は、私たちに考えることのきっかけを与えてくれています。

最南端のその後

2009-05-25 19:34:33 | 最南端
3月に最南端の第一号が完成した時、僕の中では8割位の完成度だったが
日がたつにつれ、どんどんと僕の中の完成度が下がっていくのを感じている。
と言いながらもう一度読み直してみる・・・。

5割と言ったところか・・・。

そんな最南端を大阪から東京まで7Generations walk中に知り合えた方に配りながら歩いた。

ほとんど静岡と東京の一部にしか置いてないのに、なぜか分からないが
名古屋のINNUNIQというオーガニックカフェで「これ知ってる!」という元気な女性に会った。
玄関に飾って置いてくれてあって、あれは本当に嬉しかった。

鎌倉では、がんこ本舗のスタッフ麻太郎さんが僕が持っているのを見て「これ持ってるぞ!」
と声をかけてくれたり。

僕が手渡した澤村さんというおじいさんがとても「バランスも内容も良い。」と褒めてくれて部屋に飾ってあると言っていた。
昨日、気が付いたけどこの澤村さんは、僕が取り寄せていた人間家族という小雑誌を作っているスタジオ・リーフから本を出している人物だった。
ありがたや~。

さらに、東京で知り合った子が置ける店があるからと30部渡した。
その子がお店に持って行くとカウンターに座っていた女性が
「あ!これ読んだ事あります!友達に勧められたんです!」 と言われたなど。
そんな話がたくさん。

こうやって色んな方の手に渡っていくのは手に取れる形にしたからだし、
形にさえすれば行べき場所の行くべき人に行くんだと良く分かった。
ブログやパソコンなんかじゃなくて、実際に手に取れて触れるという物がまだまだ人を動かす力を持っているのだと、自信を持って言える。

これから何か頑張っていこうと考えている方。
とにかく形にして、まだ出版物が力を失っていない事を信じて!

最南端2号目バリバリ頑張っております!
7月の中ごろまでには出したいな~と。




曲と場所と波長

2009-05-25 15:05:01 | 7 Generations walk.
いままで色んな場所で音楽を聴いてきた。
アンカレッジ、グランドキャニオン、カリフォルニアの原生林、バンコク、
沙漠の夜、満月。
その場所とそのタイミングと曲のリズムとは違う波長がピッタリと合うことがめったにないが時々ある。
そんな時でしか響かない曲が確かにあるのだと僕は思ってて、
家に帰ってから聞けばそこで見た景色や風景が鮮明に蘇る。

朝霧での夕方。
のんびりとすごした時のテーマ



まずはこの人!

2009-05-23 00:41:13 | 7 Generations walk.
僕なりにウォークの報告をしようと思う。
と言っても言葉で説明するより写真を見せた方がわかるだろうし、
一緒に歩いたらもっとわかると思うので、ほんの少しだけ。

この人を紹介しなきゃ始まらないので紹介します。
山田さーーーん!

この人がとても紹介しにくい人物なんだ。
お寺の住職でミュージシャンで7Generations walkの主催者・代表。

僕は山田さんとは1年前にサンフランシスコのアルカトラズ島から始まる
7000キロの旅、Longest walk2のオープニングセレモニーで初めて会った。
写真を撮ることも出来ない、けっこう緊張した空気の中、主催者デニス・バンクスの横で「やったるぞ~!」と、ウキウキした顔をしていたのが山田さんだった。

あれから1年がたって日本でも山田さん主催でウォークをやる事になって
静岡の案内人を頼まれた。
今考えてみると、なぜ僕に頼んだのかとても不思議だ。

7G walkの45日間全て参加したのは山田さんと僕とヒロシマンだけで、全て歩き通したのは山田さんだけだった。
一緒に歩いて、こんなにめちゃくちゃな人はいないんじゃないかと思うくらいに、
てきとうな人だけど、なぜか全てうまくいってしまう。
何が何でもやりぬくという、どこまで行っても崩れない姿勢が色んなものを呼び込んでいるような不思議で強い人だった。

そんな彼が「大阪から東京まで歩くぞ!」と言い出せば色んな人たちがサポートにやってくる。
たくさんの素晴らしい人たちに支えられて高尾山までゴールできたのに間違いはないけど、素晴らしいものが集まってくるのは彼だからなんだと、彼をそばで見ていて間違いないと思った。

そんな信頼できる人物。

一緒に歩いていた人にはどう聞こえるのかわからないけど、僕と山田さんの二人に
なると、ほとんど会話が無い。
仲が悪いわけじゃないんだけど、不思議なもので。

僕は行けなくなってしまったけど。

2009-05-21 00:57:25 | 7 Generations walk.
【ライブ&トーク 縄文Calling ―高尾山 森の記憶@裏高尾日影沢キャンプ場―5月23日(土)】

地球が最後の氷河期を迎えてから少しずつ暖かくなったころ、森は豊かに姿を変え始めた。
そして、森を愛し、畏れる縄文の世界が広がりはじめる。
森は、縄文人を受け入れ、恵みを与えた。
「日本」なんて存在しない遠い、遠い昔のはなし…

森は誰のものでもないから争わず、森から恵みをいただき、クリの木で家を造り、土をこねて器を作り、少し交易をし、暦を知る人々。
縄文人にとっては、獣たちもカムイ、巨木もカムイ、岩もカムイ。
再生と循環を繰り返す静かで長いものがたり。
縄文の世界は、多様化しながらさまざまな森の物語とアートを生み出し、1万年も続いた。

さてさて、わたしたちは「近代」という世界に入ってまだたった250年。
でも、もうヘトヘト…
山を切り開き、削り、穴をうがち、森はわたしたちの前から消えてゆく。
カムイは、長く深い眠りについてしまったのだろうか?
森は、まだわたしたちを受け入れてくれるだろうか?

音を奏で、踊り、祈りをささげて森に聞いてみよう。
霊山でありながら高速道路のために穴をうがたれようとしている高尾の森で。
わたしたちが、「知恵=恵みを知る」者であるならば、
森の奥から、静かな答えが響いてくるはず。

【日時】    5月23日(土)11:00~20:00 雨天決行

【場所】    裏高尾 日影沢キャンプ場

【参加費】   2000円(収益は高尾山の保全に使われます)

【タイムスケジュール】
         ●11:00~13:00 縄文ワークショップ(参加無料)
            みんなで狩猟採集!森の恵み、美味しい野草を採集してお料理♪
            縄文時代の食事は、じつは現在も田舎で食べているものとあまり変わらないらしい。
            この時期ならヨモギ、ハコベ、カラスノエンドウ、クズなど等ぶらぶらと野草観察をしながら、
            「雑草」と思っていた野草に目を向けて、その恵みをいただきつつ縄文からつらなる身の回りの自然を感じよう。
                ※高尾山では、野草の採取は禁止されています。野草を摘むのは周辺の里山や私有地になります。
            参加希望者は、11:00に日影沢林道入り口に集合
            ガイド:坂田昌子(虔十の会)

         ●14:00~20:00 ライブ&語り
            ・LIVE
              ラビラビhttp://www.rabirabi.com
              Comugi http://www.aofsoul.com/prof.html
              HIROYUKI http://wiki.livedoor.jp/plumusic/d/HIROYUKI
              大砂賀宣成 http://norishige.jp
           八丈太鼓まごめ会 http://sound.jp/8magome
              LONPEZUTA
              港敦子(アイヌユカラ)×床絵美(ウポポ) http://homepage2.nifty.com/at_port

            ・語り
             北山耕平(作家・翻訳家) http://native.way-nifty.com
             坂田昌子(虔十の会)

【日影沢キャンプ場へのアクセス】
         JR中央線・京王線高尾駅北口より「小仏」行バスに乗って約15分、「日影」バス停下車。
         バス進行方向に徒歩2分、日影沢林道入り口を左折。未舗装林道を徒歩10分で到着です。


【問い合わせ】 kenju_treedom@yahoo.co.jp
 

ウォーク終了!!

2009-05-15 02:20:21 | 7 Generations walk.
大阪から東京まで45日のウォークが高尾山のファイナルイベントで
無事に終わった。
(高尾山ファイナルイベントの様子が見れます→http://7gwalk.org/)
今は東京の平井のお寺で最後の片づけをしている。

ウォークが終わって45日間ずっと一緒に過ごしたウォーク仲間が続々と家に帰るのを見送るのは辛い。
毎日一緒に過ごしていると「このやろう!」と思う事も多々あるけど、
終わってみると不思議と何でも許せるもんだ。

このウォークで出会って繋がることのできた人たちに本当に感謝したい。
いや~楽しかった。
ありがとう!

さて、まだ片づけが残っているので、もう少し東京に残る。
月曜には静岡に帰れたら良いなー。
静岡に帰ってからウォークの報告をブログでしたいと思う。

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