旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

台湾からアニョハセヨ~

2011-12-12 09:50:47 | Quiet Adventure
台湾4日目。
台北空港に着いて新幹線で高雄という大工業都市にきた。
今はそこから50キロ北に来た台南という街にいる。
東南アジアほど物価は安くはないが、日本の半分くらいだと思う。
台湾の料理はなかなか匂いがキツイ。

「台湾巡礼ウォーク」というものに合流して日本人5人、韓国人5人、
台湾人5人と行動している。
日本語、英語、中国語、ハングル、台湾人の大阪弁が飛び交っていて、
時々、どこにいるのかわからなくなり、台湾の人へ挨拶するのに僕は
アニョハセヨと言ってしまうほどだ。

台湾、韓国からは最年少15歳の子供が5人いるのだけれど、
もちろん学校から認められており、学校側も授業の一部だとしている。
日本のガチガチに固められた日本人化教育よりもこっちの方が、よほど
教育が進んでいる。

東南アジアのネット屋みたいなのは時代遅れでほとんどがWI-FIになっている。
荷物が重くなることを避けたかったのでMacを持ってこなかったけど、
時々、ブログを書くことができそうだ。

今日は一日休みで、これから何人かと一緒に台湾の「セッデク・バレ」という
台湾の 先住民 対 日本軍 という実話をもとにした映画を観にいく事に
なっている。
日本では上映できる内容ではないらしいので僕は楽しみにしている。
5時間の映画だそうだ。

世界中のネイティブの人たちが自分は「ヒト」であると名乗る。
「アイヌ」が「ヒト」を意味するように、台湾の先住民も彼らの言語で「ヒト」を
意味するものが、そのまま部族名になっていることが興味深い。

注意すべき点は、彼らのいう「ヒト」が、僕らのいう「ヒト」と同じものを
意味していないということだろう。
きっと、そこを知ることから、あなたの「大地の上で生きる普通の人」
についての学びが始まるだろう。

台湾へ

2011-12-07 19:42:09 | Quiet Adventure
時間が無くなってしまって、のんびり書いていられないが
これからバスで大阪へ行き、明日台湾へ行く。

台湾は料理と先住民に期待している。
来年の1月11日に帰ってくると思う。
それまでネットの環境がわからないのでどうなるかわからないけど

あー時間がない。
最近一番面白かった事は江頭2:50の彼女が知っている女性だった事。

こんな雑なブログでも見にきてくれ方たちありがとう!
皆さんお元気で!
また来年会いましょう?

では!

拾ったアート

2011-12-04 22:51:24 | 素晴らしき日々
庭の手入れの仕事中にどんな鳥が造ったのか僕にはわからないけど、
鳥の巣を拾った。
巣に使われている素材は松の葉のような細いものを除けば、
そのほとんどが繊維状のビニールだった。



この世界が始まった頃、アートという言葉は存在しなかった。
それは、アートでは無いものが存在しなかった為である。
アートから遠く離れた我々が作り出した不自然なものさえも、
自然を生きるアーティストにとって、それはアートの一部。

Walk in beauty!!

カマクラ号建造

2011-12-02 00:43:49 | 最南端
1997年にタイガー・エスペリが言い出し始まった大型双胴航海カヌー
「カマクラ号」の計画が急展開を迎えているようだ。

本物ではなく、まずは数分の1スケールだけれど実際に乗る事ができるものを
制作するとの事。

ポリネシア語で「カマ」は子供、「クー」は昇る、「ラー」は太陽を意味する。


カマクラ号建造プロジェクト
http://www.kamakurago.com/

縄文時代に

2011-12-02 00:23:24 | 言葉
『縄文土器は食べ物を煮炊きし貯蔵するという世界初の文明。
縄文のころからお粥は日本人の伝統食!』

縄文の頃に日本は存在しないし、日本人なんていない。
何故、縄文の食べ物が日本人の伝統食になるのか。
平気でこういうことを言う人が多すぎる。

固まる空気

2011-12-02 00:14:00 | 素晴らしき日々
このまえ、東京のサザエさんの街でもある桜新町の友人の家に泊めてもらった。

朝、ふらふらと缶コーヒーを買いに出かけて、友人のアパートの階段に座って
タバコを吸っているときのことだった。
それは突然、僕の内側で起こった出来事だった。
10年以上吸い続けてきたタバコが何なのかようやくわかったのだ。

タバコに火を付ける前、それまでバラバラに広がってその場にあった空気が
火をつけた瞬間に一気に固まって僕という空間を一瞬にして作り出したのが
はっきりとわかった。
その場に一人だけの空間を一瞬にして作り出したんだ。

タバコ、煙、火のどれが持つ力なのかは僕にはわからないが強烈なちからだった。

アメリカ先住民のどこの部族かは忘れたが、良いのか悪いのかというものは存在しなく
あるのは、バランスがとれているか、いないかという世界の見方があると聞いたことが
あるけれど、タバコには全体の中に一人を作り出すちからがあった。

なるほど。
吸う量によってバッドメディスンにもグッドメディスンにもなるわけだ。
知れてよかったな。