旅するくも

『旅が旅であることを終わらせる為の記録』

Hobo Junさんのバック

2011-11-06 19:54:29 | 素晴らしき日々
5年くらい前か、北山耕平さんのワークショップで千葉へ行った事があった。
そこである雑誌の編集長をしていた学研の谷川さんと同じ部屋に泊まり
翌日もけっこう話をするようになっていた。
そのとき谷川さんは「君はHobo junさんに似ているね。」と言ったけれど、
そもそも雑誌をほとんど読まない僕にはHobo junさんが何者かも知らず、
気になるが調べもしないまま5年がたった。

そして、この前の7Generationswalk。
代々木アースガーデンに歩いてゴールして、広場に集まってステージまでの道を
インディアンソングを歌いながら入場!
ステージに上がると、ゴールのお祝いの言葉を頂くようにグラスルーツの鈴木さんが
準備してくれていた。

染め物のyuruyuruのあとにマイクを持ったのがなんとHobo junさん。
突然現れたHoboさんにも驚いたけど、さらにHoboさんが四国のお遍路したときに
考え出したバックをみんなにくれると言うではないか!
太っ腹!!

ステージでの出演が終わってピースマイルステージを担当もしている鈴木さんから
裏話を聞いた。
鈴木さんがHoboさんになにかお祝いの品を出してもらえないかと頼んだのだけれど、
ウォークの趣旨が伝わらなくて、とりあえず会って話を聞いてから考えるとHoboさん
に言われたそうだ。
僕らが歌いながら入場したときに代表の山田さんがHoboバックを使っているのを見て
「バックをあげよう!」と思ったそうだ。

アースガーデンで出店していたHoboさんと話をしてみた。
谷川さんには悪いが僕とHoboさんは全然似ていないと思った。笑

Hoboさんからいただいたバックは
「PATH FINDER CHEST BAG」というバックでバックパックに取り付ければ小物を
歩きながらすぐに取り出せる。
バックパックで旅をした事がある人間なら「こういうのが欲しかったんだ!」と
思うような機能的で素晴らしいバックである。

HOBO DAYS http://hobo.air-nifty.com/hobodays/

あいつはいつもコソコソする

2011-11-04 22:21:51 | 最南端
最南端のいつまでも完成しないホームページ。
それを担当している中学から長い付き合いのゲンゾーは沼津に住んでいる。
この前、沼津に行ったとき久しぶりに会おうと思って連絡を取ると突然
「今月結婚する」

「バレないようにコソコソ結婚するんじゃねー」と言いたいが
とりあえず、結婚おめでとうと言っておく。

俺らもそんな歳になっちまったな。
一緒にサッカーしてたのが懐かしい。
どうしてお前はコソコソするのか。

ああ、ゲンゾー結婚おめでとう!!

静岡チェルノブイリ・ハート上映

2011-11-03 10:38:44 | 静岡
ずっと観たかった映画だけど、仕事の関係で大雨が降らないと
行けないので雨が降るように祈ることにする。

子供を守りたいと思う方は是非行って欲しい。

11月6日(日)ドキュメンタリー映画『チェルノブイリ・ハート』
アフタートーク
『講師:河野益近氏』(京都大学大学院工学研究科原子核工学・静岡放射能汚染測定室アドバイザー)
チェルノブイリの現地調査も行い、被害状況にも詳しい河野益近さんに、
『いま、私達に出来る事』と題して、午前と午後の2回、お話ししていただきます。
主催:プラムフィールド・静岡放射能汚染測定室
静岡サールナートホール1F(Tel:0542500283)
アクセスはホームページに有ります。

午前の部上映会(61分)10:30~11:35
アフタートーク(60)11:45~12:45
午後の部上映会14:00~15:05
アフタートーク15:15~16:15

各回30分前開場
全席自由 特別鑑賞券1000円
この券は、静岡シネ・ギャラリーで上映される『あしたが消える』
ホームページ有り10/29(土)~ 11/11(金)『チェルノブイリ・ハート』
11/12(土)~11/25(金)で使用できる共通券となっています。

サールナートホール
http://www.sarnath-hall.jp/

森と草原の地球教室

2011-11-03 00:40:12 | イベント
デニスの来日公演に同行して3日目。
合流した初日にデニスのドキュメンタリー映画を観ることができた。
3年前の僕が数秒写っていたり懐かしい仲間達もいた。
イベント後、名古屋から大阪への移動の時に僕が車の運転をしたの
だけれど、目の前で無理やり車線変更する車に
「馬鹿やろう!伝説のインディアンが助手席で寝てんだぞ!」と叫びそうになる。
あんなに緊張して運転することは二度と無いだろうな。

昨日、今日は特にイベントもなくデニスとは別行動で久しぶりの京都を満喫している
状態だ。
今日は「森と草原の地球教室」という文化交流フォーラムが京都駅前であり、7Gの
代表の山田さんと二人で行ってみた。
会場には「カンタ・ティモール」という東ティモールの独立をえがいた映画監督の
なっちゃんもイベントに関わっていた。

いくつかのトークセッションがあり、その中でも愛知県立大学の准教授の亀井さんが
カメルーンのピグミーを訪れた話が興味深かった。
ヨーロッパ圏から「ピグミー」と小人の意味で呼ばれる狩猟採集民がいる。
もちろんピグミーというのは他称であり総称であるのだけれど、亀井さんが訪れたのは
ピグミーと呼ばれるカメルーンのBaka族で、子供達の遊びの中に狩猟採集の技術が
溶け込んでいたり、どんな家で何を食べているのかなどの話が面白かった。

「エデンの彼方」という本では狩猟採集民と農耕民族の移動の範囲を長い時間で比べると
実は狩猟採集民の方が狭かったのではないかという話があるのだけれど、カメルーンの
Baka族も木の生長に合わせて15年くらいのサイクルで同じ場所に村を造るそうだった。

Baka族の話の中で特に面白かったのは、平等の分配が子供たちまでいきわたっているという
ことだった。
亀井さんが訪れたとき蜘蛛を捕まえてきた子供が蜘蛛をを3人に分配してくれたそうだ。
蜘蛛を食べる習慣はないけれど、蜘蛛を食べるような仕草をするだけの遊びらしい。

アメリカ先住民と比較して気になることがあったので、イベントが終わったあとに
亀井さんにお話を聞いた。
「Baka族では何か決め事をするとき、全員一致で決めるのですか?」という僕の質問に
亀井さんは「いや、決められた時期に収穫をするような農耕民とは違って、決め事や
村の移動も、ほとんど何となく決まってく。決まったかどうかもよくわからないまま
決まってる。」という話もまた面白かった。
「村は王がいるわけでもなく、みんな平等だった。ただ、子供達と狩りに出るときは
年上が年下に教えるようになっていた。ただ、僕はその年下の子供よりも扱いはさらに
下だったけどね。笑」

イベントでは環境学や民族学などを教えている大学の教授などの話もあったのだけれど、
僕には自由で平等と平和の中にいる人たちに必要の無い文字を覚えさせようとか、
学校に行かせようとする発想が理解できないので、そういう理解できないことを言う
人たちの意見を聞くという意味ではいい勉強になった。

さて、明日は神戸でイベントだ。
今回、デニスへのインタビューが時間の関係で難しくなってきて、どうなるのかまだわからない。
さすがに沖縄の喜名さんの誘いを断って、僕のインタビューに答えるわけにはいかないか。笑
まあ、チャンスがあれば。