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新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

雪が降る

2010-12-13 18:15:24 | 建築構造

遂に今週、マークが付きました。

いよいよですね。

来ますね。

去年の様な冬だけは勘弁ですね。

ちなみに新潟県だけでなく日本海側一帯は豪雪地帯と言われ、平野部で1m、山間部で2~3m雪が積もりますが、その豪雪地帯と言われる地域に2000万人ほどの方々が生活しているとの事です。

今まで当たり前のように生活してきましたが、世界中どこを探してもそんな豪雪地帯に2000万人も住んでいるのは日本だけの様です。

相当の変わり者の様です。

がびーん

皆さん、助け合いながら頑張りましょう。そして、暖かい家に住みましょう。

ちなみに積雪の深さは構造計算において非常に重要で、各地域で垂直積雪量が定められており、その深さに応じた重さを計算に反映させなければいけません。

建築基準法では、雪の重さは密度に換算すると0.2g/cm3以上で計算しなさいと決められていますが、多雪地域では0.3g/cm3以上となります。

多雪地域とは、垂直積雪量が1mを超える地域、積雪の初終間日数の平均値が30日以上の地域の事で、つまり新潟県の事を言います。

で、打ち合わせをしているとたまに聞かれるのが、

「0.3g/cm3の雪ってどんな雪ですか?」

私も説明しながら、たぶんその質問が来るだろうと思っています。

積雪は大きく4つに分類されています。

積もりたてのふかふかの雪は「新雪」。密度は0.03から0.15g/cm3程度。

その新雪が押し固まったのが「しまり雪」。0.2から0.5g/cm3程度。

新雪やしまり雪が一回溶けて水を含んだ状態が「ざらめ雪」。0.3から0.5g/cm3程度。

すっごく積もったざらめ雪の積雪層や地面付近の雪が「しもざらめ雪」。0.25から0.4g/cm3程度。

つまり、多雪地域はざらめ雪を想定して計算しなさいと言う事。

この話をすると却って「で、その季節が来る訳ですね」って溜息が増えるっていう、あまりうれしくない話なんですけどね。

滅入りました?

すいません。


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ご無沙汰してます、はしもとです。 (はしもと)
2010-12-14 17:58:04
ご無沙汰してます、はしもとです。
いよいよ明日雪マークですね!
去年のようなことがあると構えちゃいますね。屋上に積もったら大変です。

さてさて、今日中に自宅の自作消雪パイプを準備しなくては...
今シーズンもがんばりましょうね!

追伸
そうそう、自宅にも新ん泉付けましたよ!
いろいろなメリットが判明しましたよ。
こんど新ん泉談義しましょう!
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はしもと様、コメントありがとうございます。 (ju-su)
2010-12-14 19:31:06
はしもと様、コメントありがとうございます。
一体いつまで自転車通勤ができるのか、私が注目するのはその一点だけですが、冬は頑張らなきゃいけない事が沢山ありますからね。まぁ、子供相手に冬を楽しみながら過ごしたいと思います。
そして、遂に新ん泉ですか。おめでとうございます。数ある水処理機の中で一番無駄もなくバランスが取れていると思います。
新ん泉談議いいですね。
やっぱり、新ん泉割の焼酎とかで談議した方がいいのでしょうか[E:bleah]。
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