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native dimensions blog

新潟市の住宅設計事務所ネイティブディメンションズ=狭小住宅や小さい家、構造計算、高気密高断熱が好きな建築士のブログ

お茶の間論ー本気のダイビングー

2016-06-23 00:48:07 | 建築雑談


昨日の我が家です。

子供部屋のない家づくりを提案して数年経ちました。
最初に提案してからどうなったのでしょうか。

その前に、子供部屋のない家づくりについてです。
元々日本の住まいに決まった子供部屋はありませんでした。
あるのは座敷、茶の間、お爺ちゃんお婆ちゃんの寝室、お父さんお母さんの寝室です。

それが戦後にnLDKの文化が入り込んだ訳ですが、ちょうど今時の大人の事情に合ってたんですね。

子供部屋が必要な理由って?
子供 に一生懸命勉強してもらいたいから?
それが全部じゃないはず。
夫婦の時間や個人の時間を過ごしたいから子供部屋に居て?って。

もちろんこれも全部じゃないですけど。

これって今時の事情からしたら(育メンとかね)全く正反対の事。

いま必要なのって個室じゃなくてお茶の間だと思うんです。

じゃぁ、理屈じゃなくて結果報告。

昨日奥さんが代休を取ったので早い時間から家族が集合しました。
次女が友達を連れてきました。
子供部屋がないので、ダイビングで遊んでました。長女は腹減ったーと言ってパンにかぶりつきながらピースしてます。奥さんはさっきまで友達とママ会してました。
全部同じ部屋。
全てのコミュニケーションがここで行われています。
たまに横から茶々入れたり。

家族が同じ場所にいることなんて簡単です。
自分の時間も大切ですが、家族の時間ってもっと大切ですよ。家族で過ごせる時間は限られているので、それを是非楽しんでもらいたいです。
お茶の間=ダイビングがあれば。

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