***
『SIX GUNS』
2018/5/2(水) 21:00~ @神保町花月
出演:ライス、しずる、サルゴリラ
しずる:盗み
サルゴリラ:契約
ライス:chaku
ユニットコント1本目:
Wソーセージ(村上作)
ユニットコント2本目:
こんがらがる(児玉原案、池田作)
***
5/2の夜は、SIX GUNSに行ってきました。
最近なかなか予定が合わず、私が行けたのはかなり久しぶり。
それでもずっと変わらずに、たった一回の公演のために、しっかりと稽古をやって、
クオリティ高いユニットコントを仕上げてきてくれて本当にありがとう。
続けてくれてありがとう。
しずるのネタは「盗み」。
ネタの入りは、しずるの定番とでもいうような悪い奴らという印象なんだけれど、ネタが進むにつれてそのイメージが思わぬ方向に変わっていく。
そのうまさがさすがだなあと思います。
サルゴリラのネタは「契約」。
このネタ、冒頭は以前もSIX GUNSでやっていたような気がするのですが、中盤からは全く違うネタになっていました。
戸惑ってバタバタする児玉さんの表情と、全く何考えてるかわからない赤羽さんの表情の対比が最高です(笑)
ライスのネタは「chaku」。
何度見ても、ストーリー展開の美しさに舌を巻いてしまいます。
まず工場長への違和感を抱かせ、解決してから、見る者に従業員の田所くんへの違和感を抱かせ、回収する。
こんなに展開が練られてるのに、ネタ全体を思い返した時には田所くんのサイコパス感ばかり印象に残らされてしまう(笑)というのも、また見事だと思います。
とにかくあまりにもストーリーが美しすぎて、ちょっと笑うのを忘れてしまう時があるのですが、
そんな時にも、フレーズのキレにやられる。
田所さんの「左様でございますか」には一気に陥落してしまいます(笑)。
それと、招き猫のくだり、今回は劇場に招き猫がなかったのでしょうか、黒電話になっていました。
このネタは、比較的きっちりかっちりセリフが定まっているので、ここでしかアドリブを入れられない関町さん。
いきいきして「リンリンリン」と叫んでました(笑)
ユニットコント1本目は、村上さん作、「Wソーセージ」。
タイトルの意味がネタの途中で理解できるという絶妙な構成!
関町村上の「普通の人っぽさ」がうまいので、余計に赤羽・田所・児玉・池田の4人のぶっとんだキャラ設定が映えます。
息を吸うだけで存在感を示そうとしてた池田さん、お疲れ様でした!(笑)
しかし、やっぱりユニットコントやっている関町さんを見るっていうのは、本当に私の人生の最大級の楽しみなんだなと、骨身に染みて感じました。
この1本目のコント、いたって普通な感じの記者という役柄で、もしかしたらこの人にこういう人生の選択肢があったのかもしれない、と思わされてしまうほど。
そうやって、あまりにも演技が上手すぎて、ナチュラルすぎるために、「外見はいつもの関町さんなのに、中身は私の知らない人だ」って思わされる瞬間が好きなのだなあと思います。
そして、このメンバーは全員があまりにも演技が上手すぎるので、他のメンバーに対しても同じようなことを思ってしまうのです。
だから今回、普段から仲良しの関町さんと村上さんが、記者とカメラマンという役柄で、あまりにもナチュラルに絡んでいた時、
もしかしたらこの2人には、こういう人生を歩んで、こういう出会いがあったのかもしれない、と思わされてしまうほどで。
まるでパラレルワールドの姿を見せてもらったような。
そう感じさせられてしまうことがあるほどだから、ユニットコントが好きなんですよね。
ユニットコント2本目は、「こんがらがる」。
原案は3人で考えたと言っていたけれど、主に児玉さんで、形にしたのは池田さんということかな?
これがもう、音響・照明・衣装・映像を総動員の超大作(笑)。
一つの小さな出来事がどんどん大きくなり、主人公は思いもよらなかったことに巻き込まれていく。まるで、世にも奇妙な物語を舞台化したような感覚でした。
何度も暗転を繰り返して場面が目まぐるしく変わり、役柄が変わらないのは池田さんだけで、
他のメンバーは次々と色々な役柄に変わって出てくる見せ方も新鮮で面白かったなあ。
そして最後はまさかの、6人でダンス!(笑)
ネタ終わりのトーク、「いやーすごかった」「完璧でしたね」「歌あり、メッセージあり」などと言い始める6人。
関町「シアターコクーンとかでやろうよ」(笑)
客席を見て、
池田「お客さんもこんがらがってるね」
村上「もう、最後の2分に関しては、特に説明はしません」(笑)
最後のダンスは池田さんが振り付け。
それも、児玉さんがジャネットジャクソンのMVを見て、「池田、こういうの作って」と無茶ぶりしたらしい!(笑)
池田「そんなの無理だよって。きっとジャネットだって頑張って作ったのに」(笑)
でも結果作ってしまった池田さん本当にすごい。一体どれだけの才能があるのかと!
「これからダンスを恒例にしようよ!」なんて話も出てきましたが、どうなるでしょうかね。
でも返す返すも、1回のライブのために、これだけの労力を使ってくれて本当に嬉しいです。
その思いはしっかり届いてるから、いつも大満足で帰れます。今月もありがとうございました。
『SIX GUNS』
2018/5/2(水) 21:00~ @神保町花月
出演:ライス、しずる、サルゴリラ
しずる:盗み
サルゴリラ:契約
ライス:chaku
ユニットコント1本目:
Wソーセージ(村上作)
ユニットコント2本目:
こんがらがる(児玉原案、池田作)
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5/2の夜は、SIX GUNSに行ってきました。
最近なかなか予定が合わず、私が行けたのはかなり久しぶり。
それでもずっと変わらずに、たった一回の公演のために、しっかりと稽古をやって、
クオリティ高いユニットコントを仕上げてきてくれて本当にありがとう。
続けてくれてありがとう。
しずるのネタは「盗み」。
ネタの入りは、しずるの定番とでもいうような悪い奴らという印象なんだけれど、ネタが進むにつれてそのイメージが思わぬ方向に変わっていく。
そのうまさがさすがだなあと思います。
サルゴリラのネタは「契約」。
このネタ、冒頭は以前もSIX GUNSでやっていたような気がするのですが、中盤からは全く違うネタになっていました。
戸惑ってバタバタする児玉さんの表情と、全く何考えてるかわからない赤羽さんの表情の対比が最高です(笑)
ライスのネタは「chaku」。
何度見ても、ストーリー展開の美しさに舌を巻いてしまいます。
まず工場長への違和感を抱かせ、解決してから、見る者に従業員の田所くんへの違和感を抱かせ、回収する。
こんなに展開が練られてるのに、ネタ全体を思い返した時には田所くんのサイコパス感ばかり印象に残らされてしまう(笑)というのも、また見事だと思います。
とにかくあまりにもストーリーが美しすぎて、ちょっと笑うのを忘れてしまう時があるのですが、
そんな時にも、フレーズのキレにやられる。
田所さんの「左様でございますか」には一気に陥落してしまいます(笑)。
それと、招き猫のくだり、今回は劇場に招き猫がなかったのでしょうか、黒電話になっていました。
このネタは、比較的きっちりかっちりセリフが定まっているので、ここでしかアドリブを入れられない関町さん。
いきいきして「リンリンリン」と叫んでました(笑)
ユニットコント1本目は、村上さん作、「Wソーセージ」。
タイトルの意味がネタの途中で理解できるという絶妙な構成!
関町村上の「普通の人っぽさ」がうまいので、余計に赤羽・田所・児玉・池田の4人のぶっとんだキャラ設定が映えます。
息を吸うだけで存在感を示そうとしてた池田さん、お疲れ様でした!(笑)
しかし、やっぱりユニットコントやっている関町さんを見るっていうのは、本当に私の人生の最大級の楽しみなんだなと、骨身に染みて感じました。
この1本目のコント、いたって普通な感じの記者という役柄で、もしかしたらこの人にこういう人生の選択肢があったのかもしれない、と思わされてしまうほど。
そうやって、あまりにも演技が上手すぎて、ナチュラルすぎるために、「外見はいつもの関町さんなのに、中身は私の知らない人だ」って思わされる瞬間が好きなのだなあと思います。
そして、このメンバーは全員があまりにも演技が上手すぎるので、他のメンバーに対しても同じようなことを思ってしまうのです。
だから今回、普段から仲良しの関町さんと村上さんが、記者とカメラマンという役柄で、あまりにもナチュラルに絡んでいた時、
もしかしたらこの2人には、こういう人生を歩んで、こういう出会いがあったのかもしれない、と思わされてしまうほどで。
まるでパラレルワールドの姿を見せてもらったような。
そう感じさせられてしまうことがあるほどだから、ユニットコントが好きなんですよね。
ユニットコント2本目は、「こんがらがる」。
原案は3人で考えたと言っていたけれど、主に児玉さんで、形にしたのは池田さんということかな?
これがもう、音響・照明・衣装・映像を総動員の超大作(笑)。
一つの小さな出来事がどんどん大きくなり、主人公は思いもよらなかったことに巻き込まれていく。まるで、世にも奇妙な物語を舞台化したような感覚でした。
何度も暗転を繰り返して場面が目まぐるしく変わり、役柄が変わらないのは池田さんだけで、
他のメンバーは次々と色々な役柄に変わって出てくる見せ方も新鮮で面白かったなあ。
そして最後はまさかの、6人でダンス!(笑)
ネタ終わりのトーク、「いやーすごかった」「完璧でしたね」「歌あり、メッセージあり」などと言い始める6人。
関町「シアターコクーンとかでやろうよ」(笑)
客席を見て、
池田「お客さんもこんがらがってるね」
村上「もう、最後の2分に関しては、特に説明はしません」(笑)
最後のダンスは池田さんが振り付け。
それも、児玉さんがジャネットジャクソンのMVを見て、「池田、こういうの作って」と無茶ぶりしたらしい!(笑)
池田「そんなの無理だよって。きっとジャネットだって頑張って作ったのに」(笑)
でも結果作ってしまった池田さん本当にすごい。一体どれだけの才能があるのかと!
「これからダンスを恒例にしようよ!」なんて話も出てきましたが、どうなるでしょうかね。
でも返す返すも、1回のライブのために、これだけの労力を使ってくれて本当に嬉しいです。
その思いはしっかり届いてるから、いつも大満足で帰れます。今月もありがとうございました。
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