(2013/11 追記)
この単独ライブのDVD化が決定しました。
第4回単独ライブ、「うれしい人間」の生産限定版に、この「走ってるのかと思った」が収録されたディスクが特典としてつくそうです。
ネタバレを避けたい方は、ぜひご覧になってからお読みください。
・オープニングコント
<食い逃げだ……!>
すごい、本当にすごい!
毎回単独の始めは、一瞬で笑えるショートネタなのですが、今回もすごかった。
一瞬で笑えて、すとーんと綺麗に落ちる。
・OPVTR
音楽は差し替えているようですが、映像をアップしてくださっていました。本当にありがたい!
ポップでかわいらしくてきゅんとする。
・漫画
<やめてよ、自信ないんだから!>
・上京
<何か足りないもの……>
・次行った
<絆創膏、持ってない?>
・ブリッジVTR うしろしてぃのえかきうた(永沢くん編)
あすわおにいさんのすきなもの→ホルモンといもじょうちゅう
・動物園の取材
<人気者のレッサーパンダ……>
・ストリートミュージシャン
<…何してるの?>
・ブリッジVTR うしろしてぃのえかきうた(次元編)
あすわおにいさんのきらいなもの→ぽりしーのないおとこ
・先生の転任
<焼肉連れてってくれて…!!>
・美容室
<お前、本当にいいのかよ…>
・相席
<あの…気まずくないんですか!?>
・ブリッジVTR うしろしてぃのえかきうた(コロ助編)
あすわおにいさんのにがてなもの→こんぽんがSなじょせい
(ここの答えだけ妙にリアルなのがおかしくて仕方ない・笑)
・寿司屋
<大将、マグロ!>
・修学旅行の夜
<親とかだりぃよな……!>
・EDVTR
・ストリートミュージシャンのその後
・エンディングトーク
相変わらず、ナタリーさんの素晴らしいお仕事っぷりで、単独のレポと写真をあげてくださっています→こちら。
今までの単独やツーマンも、もちろん申し分なく面白かったのですが、
今回はさらに、一つひとつのネタがしっかりと強化されてる感じがしました。
前回の単独終わりではインタビューでも語っていたように、
あえて余白を残してこちらが楽しむようなネタもあって、それはそれで面白かったのですが、
今回はドラマチックなネタも、バカバカしいネタも(笑)、隅々まで作りこんでいた印象を受けました。
そうやって、ネタはポップで楽しくてキラキラしてるのに、幕間VTRは急激にシュールなところとかたまらない。
もう、なんて隙のない人たちなんだろう!(笑)
うしろシティのネタといえば、阿諏訪さんの発するキラーワード。
今回も素晴らしかった。ストリートミュージシャンのネタでは名言が生まれましたね(笑)
他のネタでも言えることですが、その言葉だけ聞いたらいい言葉なのに、
それまでの流れでもっていくから笑わされちゃうんだろうなぁ。
さらに今回は、色々な面が見れてとてもよかったです。
絵描き歌では、さらっとかわいい絵を描いてしまうし、
ストリートミュージシャンでは、ギターかき鳴らしモノマネも織り交ぜながら熱唱。
動物園では、見た目も顔も喋り方もおかしくて、もうちょっとしたキャラ渋滞(笑)
面白いネタ書けて、演技も上手くて、料理できて、絵も上手くて、ギターも弾けるなんて。
もうどこ見てもモテる要素しかない。
それなのにちょっと根暗で友達が少ないというところも、逆に完璧に思えてきます(笑)
とにかく、今までは明暗でいうと「暗」の役が多かった気がするのですが、
それだけではないところをどんどん見せてくれるようになった感じがして、とても魅力が増してると思いました。
そして、金子さんの演技力は相変わらずとんでもないですね。
どうしても学生服のか弱い男子のイメージが強いのですが、それだけではない。
一番印象に残ったのは、美容室のネタが始まる明転した瞬間でした。
学生服と同じ、白シャツに黒いズボン。
だけど、シャツのボタンを開けて、襟を立てて、阿諏訪さんの髪を切っている。
たったそれだけで、その立ち姿だけで伝わってくるカリスマ美容師感がすごくて。
あまりの衝撃に息を飲んでしまいました。
それ以外にも、か弱い男子、記者、学生、サラリーマン、謎の男性(笑)、不良と、
どんな役も自然にこなしてしまう、プレイヤーとしての幅の広さが半端ではありませんでした。
かわいい顔してこんなことやってのけちゃうんだから、ちょっと恐ろしくなっちゃうくらいです(笑)
うしろシティがやっていることは、「お笑い」であることは間違いないんだけど、ふつうのお笑いとはちょっと違う感じがしてしまいます。
思わずほほえんでしまうような、笑って、ほっこりせずにはいられないような。
特に美容室なんて、はっきり言って普通にいい話だし、二人はほとんどボケというボケを言っていない(笑)
それなのに、演技と表情だけで、こんなに笑わせられちゃうなんて、すごいなぁ。
この二人がお笑い界に切り込んでいくとしたら、やっぱりこういうスタンスではないでしょうか。
他のコンビの関係性とかに口を出すつもりはありませんし、それぞれのコンビにしかわからない空気感があるのだとは思いますが、
少なくともうしろシティの場合は、普段から仲が良くないと、こんな雰囲気のコントは作れないんじゃないかなぁと思ってしまいます。
普段からよく話して、ネタ作りの時にノートに落書きしたり、将棋やったりするような(笑)、
そんなコンビじゃなかったら、あんな心温まるかわいらしいネタはできないんじゃないかなぁって。
もし他のコンビが全く同じネタをやっても、面白くなるかっていったら、どうだろう。
この人達が売れなかったら、嘘だ。
こんなに面白くて、演技も上手くて、かわいらしくて、華があって、
様々な世代のお笑いファンを虜にして、お笑いファン以外の心もつかんで、
次世代のスター候補だと松竹に大切に囲い込まれて、色々な事務所のライブにひっぱりだこで、
こんなに売れる要素がある人達が売れなかったら、嘘だ。
事実、様々な番組に呼ばれていて、確実に結果を残し、スターへの階段を駆け上ってる気がしたし。
でも本人達は、結構冷静でした。
走ってるのかと思った。
だけど、一歩一歩、丁寧に歩みを進め、ネタを磨き上げている感じでした。
この人達に関しては「売れてほしいなぁ」というよりも、「きっと売れるでしょう」という方が強い。
ただ、どんな状況になったとしても、
これからも更に素敵なコントを見せてくれるんだろうなと、そう素直に感じたのでした。
この単独ライブのDVD化が決定しました。
第4回単独ライブ、「うれしい人間」の生産限定版に、この「走ってるのかと思った」が収録されたディスクが特典としてつくそうです。
ネタバレを避けたい方は、ぜひご覧になってからお読みください。
うしろシティ単独ライブ「うれしい人間」(完全生産限定盤) [DVD] | |
クリエーター情報なし | |
アニプレックス |
・オープニングコント
<食い逃げだ……!>
すごい、本当にすごい!
毎回単独の始めは、一瞬で笑えるショートネタなのですが、今回もすごかった。
一瞬で笑えて、すとーんと綺麗に落ちる。
・OPVTR
音楽は差し替えているようですが、映像をアップしてくださっていました。本当にありがたい!
ポップでかわいらしくてきゅんとする。
・漫画
<やめてよ、自信ないんだから!>
・上京
<何か足りないもの……>
・次行った
<絆創膏、持ってない?>
・ブリッジVTR うしろしてぃのえかきうた(永沢くん編)
あすわおにいさんのすきなもの→ホルモンといもじょうちゅう
・動物園の取材
<人気者のレッサーパンダ……>
・ストリートミュージシャン
<…何してるの?>
・ブリッジVTR うしろしてぃのえかきうた(次元編)
あすわおにいさんのきらいなもの→ぽりしーのないおとこ
・先生の転任
<焼肉連れてってくれて…!!>
・美容室
<お前、本当にいいのかよ…>
・相席
<あの…気まずくないんですか!?>
・ブリッジVTR うしろしてぃのえかきうた(コロ助編)
あすわおにいさんのにがてなもの→こんぽんがSなじょせい
(ここの答えだけ妙にリアルなのがおかしくて仕方ない・笑)
・寿司屋
<大将、マグロ!>
・修学旅行の夜
<親とかだりぃよな……!>
・EDVTR
・ストリートミュージシャンのその後
・エンディングトーク
相変わらず、ナタリーさんの素晴らしいお仕事っぷりで、単独のレポと写真をあげてくださっています→こちら。
今までの単独やツーマンも、もちろん申し分なく面白かったのですが、
今回はさらに、一つひとつのネタがしっかりと強化されてる感じがしました。
前回の単独終わりではインタビューでも語っていたように、
あえて余白を残してこちらが楽しむようなネタもあって、それはそれで面白かったのですが、
今回はドラマチックなネタも、バカバカしいネタも(笑)、隅々まで作りこんでいた印象を受けました。
そうやって、ネタはポップで楽しくてキラキラしてるのに、幕間VTRは急激にシュールなところとかたまらない。
もう、なんて隙のない人たちなんだろう!(笑)
うしろシティのネタといえば、阿諏訪さんの発するキラーワード。
今回も素晴らしかった。ストリートミュージシャンのネタでは名言が生まれましたね(笑)
他のネタでも言えることですが、その言葉だけ聞いたらいい言葉なのに、
それまでの流れでもっていくから笑わされちゃうんだろうなぁ。
さらに今回は、色々な面が見れてとてもよかったです。
絵描き歌では、さらっとかわいい絵を描いてしまうし、
ストリートミュージシャンでは、ギターかき鳴らしモノマネも織り交ぜながら熱唱。
動物園では、見た目も顔も喋り方もおかしくて、もうちょっとしたキャラ渋滞(笑)
面白いネタ書けて、演技も上手くて、料理できて、絵も上手くて、ギターも弾けるなんて。
もうどこ見てもモテる要素しかない。
それなのにちょっと根暗で友達が少ないというところも、逆に完璧に思えてきます(笑)
とにかく、今までは明暗でいうと「暗」の役が多かった気がするのですが、
それだけではないところをどんどん見せてくれるようになった感じがして、とても魅力が増してると思いました。
そして、金子さんの演技力は相変わらずとんでもないですね。
どうしても学生服のか弱い男子のイメージが強いのですが、それだけではない。
一番印象に残ったのは、美容室のネタが始まる明転した瞬間でした。
学生服と同じ、白シャツに黒いズボン。
だけど、シャツのボタンを開けて、襟を立てて、阿諏訪さんの髪を切っている。
たったそれだけで、その立ち姿だけで伝わってくるカリスマ美容師感がすごくて。
あまりの衝撃に息を飲んでしまいました。
それ以外にも、か弱い男子、記者、学生、サラリーマン、謎の男性(笑)、不良と、
どんな役も自然にこなしてしまう、プレイヤーとしての幅の広さが半端ではありませんでした。
かわいい顔してこんなことやってのけちゃうんだから、ちょっと恐ろしくなっちゃうくらいです(笑)
うしろシティがやっていることは、「お笑い」であることは間違いないんだけど、ふつうのお笑いとはちょっと違う感じがしてしまいます。
思わずほほえんでしまうような、笑って、ほっこりせずにはいられないような。
特に美容室なんて、はっきり言って普通にいい話だし、二人はほとんどボケというボケを言っていない(笑)
それなのに、演技と表情だけで、こんなに笑わせられちゃうなんて、すごいなぁ。
この二人がお笑い界に切り込んでいくとしたら、やっぱりこういうスタンスではないでしょうか。
他のコンビの関係性とかに口を出すつもりはありませんし、それぞれのコンビにしかわからない空気感があるのだとは思いますが、
少なくともうしろシティの場合は、普段から仲が良くないと、こんな雰囲気のコントは作れないんじゃないかなぁと思ってしまいます。
普段からよく話して、ネタ作りの時にノートに落書きしたり、将棋やったりするような(笑)、
そんなコンビじゃなかったら、あんな心温まるかわいらしいネタはできないんじゃないかなぁって。
もし他のコンビが全く同じネタをやっても、面白くなるかっていったら、どうだろう。
この人達が売れなかったら、嘘だ。
こんなに面白くて、演技も上手くて、かわいらしくて、華があって、
様々な世代のお笑いファンを虜にして、お笑いファン以外の心もつかんで、
次世代のスター候補だと松竹に大切に囲い込まれて、色々な事務所のライブにひっぱりだこで、
こんなに売れる要素がある人達が売れなかったら、嘘だ。
事実、様々な番組に呼ばれていて、確実に結果を残し、スターへの階段を駆け上ってる気がしたし。
でも本人達は、結構冷静でした。
走ってるのかと思った。
だけど、一歩一歩、丁寧に歩みを進め、ネタを磨き上げている感じでした。
この人達に関しては「売れてほしいなぁ」というよりも、「きっと売れるでしょう」という方が強い。
ただ、どんな状況になったとしても、
これからも更に素敵なコントを見せてくれるんだろうなと、そう素直に感じたのでした。
レポ楽しく読ませて頂きました。
最後の手記に感動しました、なんか、感慨深いってかんじです。
なんていっていいかわかんないですけど、うわあって鳥肌です。
これからも拝読させていただきますっ
お返事が遅くなってしまってすみません。
レポと呼べるほどしっかり書いていなくて、自分の感想をだらだらと羅列してしまったのですが、そう言って頂けるとありがたいです。
最後のところも、私が単独を見て感じた、うしろシティのパワーとか、感慨とか満足感みたいなものを表現できたらと思っていたので、感じ取ってくださって本当に嬉しいです。
今後も、更新が遅くて、自分勝手に言いたいことを書いてしまうと思うのですが、よろしければぜひまたおこしください☆