ねこてん~全ての猫は天使である~

東京都港区青山&ビックサイト周辺にて地域猫活動を行っているボランティア

子どもが教えてくれたパピーミル

2020-02-24 22:30:00 | 未来を担う子供たちの動物愛護
2018/9/18の記事を再投稿。


7歳のお子さんの手からなる絵本。
学校の先生は読んで思わず涙したそうです。
澤木崇氏Facebook/子供も知ってる子犬工場



ペットショップの犬やねこたちのお母さんは
かわいそうな思いをしている。

せまいおりの中にいて、
うんちやおしっこまみれのところにいて、
ごはんは少ししかもらえない。

みんなそとも見えず、
しぬまでそこにいる。
それは、なん年もなん年も。

こどもをうめなくなったら ころされてしまう。




でも その犬たちをたすけて
ほごしてくれる人がいる。
ほごされた犬は ほご犬と言う。

ぼくのいえにも ほご犬がいる。
ガリガリにやせて、はもぼろぼろ。
目も白いろっぽい。
こえもとられて でない。

ほごしてくれる人がいなかったら、
しんじゃてたかもしれない。

はじめていえにきた時、こわかったから
ガタガタふるえて うごけなかった。
音にびっくりしてにげた。
かわいそうだった。




はじめてさんぽした時、1ぽもあるけなかった。
そともみたことないから こわい。
だから なにも分からないから あるけなかった。

ぼくが いっしょにあるいて、
いろんなことを おしえてあげた。

今はあるけるし、
よろこんで しっぽもふるし、
とびはねたりできる。

そして今は名前がある。
栞音(しおん)と言う名前をつけた。




でも まだペットショップがあると
かわいそうな おかあさん犬がいっぱいいる。

名前もなくて、せまくて きたないところで
くるしんでいる犬たちを たすけてあげたい。


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

絵が素晴らしい!字もキレイ👏
何より、栞音ちゃんへの優しい想いに心打たれました。

ありがとう😊
栞音ちゃんとのお話、また描いて下さいね。



子どもの真実を見つめる視線に感動させられました。
この お子さんは、ペットショップがある限り、その裏には悲しい命がいるのだと理解しています。

ずっと私たち大人は「ウチのペットは幸せだから良い」「ペットを捨てる人が悪い」で思考をストップしてきました。

野良犬・猫や子犬工場の辛い環境で生きている命には目を向けないように。
「命は平等であり大切」と子どもたちへ説きながら。


『子犬工場』大岳美帆/WAVE出版
商品として扱われる犬の命を子どもたちと一緒に考えてみませんか?

大人たちは、命が売られ簡単に買えることの奇妙さに、薄々は勘づいているはずです。
でも、その気持ちにフタをしてはいないでしょうか。

「私ひとりが異を唱えてもどうにもならない」
「関心がないので想像するの面倒くさい」
「店があって販売されているんだからイイじゃん」

子どもが知っている悲劇に、まだ見て見ぬふりし続けますか?

~関連記事~
■ペットショップにいくまえに
■小さな命へ ごめんなさい

ペットショップにいくまえに

2020-02-22 22:30:00 | 未来を担う子供たちの動物愛護


子どものための動物愛護教室です。
ペットを飼っている皆さん、そして動物が好きで一緒に暮らしたいなと考えているお友だちへ。
殺処分される犬や猫を減らすために知って欲しいことがあります🐶🐱

【 動物の幸せ 人間の幸福 】
Lesson6/動物を救うヒーローになる!

未来のナウシカたちへ
ペットは所有物?小さな命?
最後まで愛して大切な家族
知って欲しい「78円の命」のこと
猫からのお願い
かけがえのない、同じ命
小さな命の救い方




私は、公園などに「すてられた猫」「野良猫から生まれた子猫」を捕まえて保護をしています。

愛護団体では、殺処分まで期限のある犬や猫の引き出しをしています。

まずは動物病院へ連れて行き、ワクチンを打ったり検査をしたりします。
怪我や病気している子は治療をし、不妊去勢手術もします。

外へ放り出され怖い経験をした子や赤ちゃん猫を預かり、家猫修行をするのです。

この子たちを「保護猫」といいます。
そして「譲渡会」へ参加をし、本当のオウチを探します。



この活動を「命のリレー」と呼んでいます。

困っている猫さんを見つけた人が、助けたいと病院やボランティアへ相談します。

話を聞いた人が、責任もって預かりますとお世話をし、家族になってくれる里親を募集します。

猫たちに ずっとのオウチが見つかるまで、獣医さん・ボランティア・預かり宅・譲渡会場を提供する人・サイトで告知する人...。

イッパイの「幸せになーれ💗」という応援を受けて、アンカーである里親さんへ届けられます。


■ペットショップにいくまえに
フリーペーパー ダウンロード
■ペットショップにいくまえに
YouTube 動画絵本

もしも、アナタがペットと暮らしたいと考えているならば ─
もしも、もう1匹家族に迎えたいと思っていたならば ─
もしも、猫を飼いたいというお友だちがいるならば ─

ペットショップへ行く前に譲渡会に来て下さい🌸
そうだ 譲渡会、行こう。

外国には「ペットショップ」がないところもあり、日本で子犬や子猫に値段がつけられ販売されていることに驚かれます。

命は買うものではありません。
商品でもモノでもありません。


ブランドで高い安いなんてヘンですよね。
ロシアンブルーだからマンチカンだから可愛いのでしょうか。
ネコの種類のおはなし

いいえ、ちがうと思います。
アナタのことを信じている、一緒に暮らす家族だから大切なのです。



ゼヒとも「命を救う方法」を選んで下さい。

アナタが保護犬猫を迎えたならば、殺処分される悲しい運命の命を助けたことになります。

これ、カッコイイことだと思います。
小さな命に手を差し伸べるアナタは、犬猫たちのヒーローなのです🤠

〈 ペットショップにいくまえに

ペットは物か命か?

2020-02-17 22:10:00 | 未来を担う子供たちの動物愛護
2018/7/25の記事を再投稿。

動物の幸せ 人間の幸福
Lesson2/2020年の動物たち
未来のナウシカたちへ
最期まで愛して大切な家族
知って欲しい「78円の命」のこと
猫からのお願い
動物を救うヒーローにオレはなる!
かけがえのない、同じ命
小さな命の救い方

「子どものための動物愛護教室」です。
動物好きの小学生・中学生・高校生の皆さんと一緒に考えたいと思っています🐶🐱



皆さんは、今日は何を食べましたか?
猛暑日が続いていますが、土用の丑の日はウナギでしたか?
もうスイカを口にしましたか?

ウナギもスイカも、お米だって野菜だって生物です。
私たちは命を頂いて生きています。

地球は大地は、
陽射しは空気は水は、
社会は地域は、
人間だけのものではありません。


犬や猫、ウサギやハムスターたちは、私たちに身近な存在で、人と生活を共にするために生まれてきました。
私たち人間の愛すべきパートナーです。




しかし昭和の時代、犬や猫は「物」でした。
犬は番犬、猫はネズミ避け...。
言わば、洗濯機やテレビと同じ扱い。

ですから、引越しの時には放置され、年老いたら捨てられ、生まれて貰い手がいない子は処分されてきました。
それが当たり前だったのです。

土曜日には学校の授業があり、スマホはなくダイヤル式の電話が家に設置されている頃。

コンピュータは専門家じゃなくては使えない、テレビ番組は録画なんて出来ないから、チャンネル争いで家族がケンカしていた頃。

まだ日本が成長中で、貧しく不便だった時分は、余裕がなかったので、弱いものに厳しい風潮でした。
言葉を持たず一番の弱者である動物は、常に切り捨てられてきました。

平成に入り、ようやく「動物は物ではなく命あるもの」「ペットは家族の一員」 と皆んなの意識がだんだんに変わってきたのです。




そうですよね。
犬や猫に触ってみると暖かい、怪我をすれば血が流れます。

呼べば目が合い、お返事してくれる子もいます。
嬉しい時はシッポをちぎれんばかりに振ったり、目を細めてノドを鳴らしたりします。

可愛がってくれるアナタが大好き、動物と心は通じ合えるのです。

でも、法律は人間が人のために作ったもの、社会は人優先で動いていて、いつもペットたちは弾き出されてしまいます。




まだまだ、ペットたちを物扱いする世の中の仕組みを変えようと「動物愛護」を考える大人たちが、現在進行形で戦っています。

なぜなら...
ゴミのように捨てられたり、愛情を与えられず苛められたり、罪もないのに殺され処分される ─
「助けて」と声なき叫びを上げている、悲しむ不幸な動物たちをゼロにしたいから。

だって...
小さな命を救い守れるのは、私たち人間だけだから🍀


【 ねこてん 公式HP 】

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動物をイジメたり捨てるのは犯罪!

2020-02-09 22:50:00 | 未来を担う子供たちの動物愛護
2018/8/16の記事を再投稿。

【 動物の幸せ 人間の幸福 】
Lesson7/かけがえのない同じ命
未来のナウシカたちへ
ペットは所有物?小さな命?
最後まで愛して大切な家族
知って欲しい「78円の命」のこと
猫からのお願い
動物を救うヒーローにオレはなる!
小さな命の救い方



「子どものための動物愛護教室」です。
ペットを飼っている皆さん、そして動物が好きで一緒に暮らしたいなと思っている お友だちへ。
人間の身勝手から、虐待や遺棄で失われる命について考えてみましょう🐶🐱



犬や猫にも私たちと同じ感情があります。

一緒に遊んで「楽しい」
皆が帰宅して「うれしい」
ひとりっぽっちで「さびしい」
人に嫌われて「悲しい」

そして、私たちと同じく世界にただ一つ大切な命です。

身体が小さく
言葉が話せず
短い生涯の弱い命

それを守れるのは人間だけだと思うのです。

そして、イジメたり暴力をふるったり...
イジワルしたり裏切ったり...
ケガさせたり命を奪うのも...人間です。




犬猫だけではなく、ウサギやハムスター・インコ・カメなど私たちの身近な生物を虐待(ぎゃくたい)や遺棄(いき)することは「犯罪」です。

野良猫に石を投げつけたり、犬が長い間つながれたまま外へいるのを見かけたら、勇気を出して「交番」へ届けて下さい。
弱く小さな命を救ってあげて下さい。



🔴動物愛護法(どうぶつあいごほう)

犬や猫なども「命あるもの」として、すてたり殺したら「罪になります」と法律に定められたのは、ほんの20年前。

これはドイツやイギリスの外国から100年ぐらい遅れて、ようやく決まったことです。

それまで日本は、ペットを傷つけたら「持ち物をこわす」として、すてたら「落し物」として扱われていたのです。

まだまだ、動物たちをゴミのようにすてたり、嫌いだからいなくなればよいと考える人たちがいます😿



🔴動物虐待(どうぶつぎゃくたい)

ニュースで報じられるようなショッキングな事件もあります。
しかし、飼っているペットにフードをあげない、病気になっても動物病院へ連れていかないなどもダメです。

自分がされて嫌なことは、動物にもしてはいけません。
この気持ちは、もっとも子どもの皆さんに分かってもらえるのじゃないかと思います。

大人に攻撃されたら無力ですよね、このような事は決してあってはなりません。
動物虐待は弱いものの命を軽くみる行為で、許されることではありません。



🔴遺棄(いき)

ペットは飼い主さんが「世界の全て」です。
その大好きな人に裏切られたら、どうでしょう。

ある日突然、見知らぬ外へ放り出されるのです。
コワイし悲しい...でも、飼い主が迎えにくるのを信じて待っています。

お腹がすいてノドがかわいて、ツラくてサビしくて、でも飼い主に会いたいとガマンしています。

すてられたペットのほとんどは、生き延びられません。
飢えたり、ケガをしたり、事故にあったり、苦しんで死にます。
すてるのは殺すことと同じです。




🔴動物たちが人間と違うところ

もしかしたら、皆さんの学校でも「イジメ」はあるのかもしれません。

あの子、目立つからノケ者にしよう
⚠あの子、ウザいから無視しよう
⚠あの子、嫌いだから悪口を言おう

動物たちは、こうした「悪意」は持っていません。
他の生きものをワザと困らせたりはしません。

弱いながら言葉を持たないながら、一生懸命に、明日に向かって生きています。

人からイジメられてもすてられても、人をうらんだりヤリ返そうなんて思いません。
動物同士にイジワルや差別とかはありません。

動物たちを不幸にするのは、いつも人間。
でも、幸せにしてあげられるのも私たち人間だけなのです🍀


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僕らはみんな生きている

2020-01-16 22:05:00 | 未来を担う子供たちの動物愛護


餌やるな
迷惑だ
駆除しろ
▼くじょ/追い払い退治すること

ではなくて

捨てるな
不妊去勢手術しなきゃ
▼ふにんきょせいしゅじゅつ/不幸な命を増やさないために行う

になるといいな



地球は
大地は
社会は
人間だけのものじゃない

私たちは たくさんの命と共に生きている
そして その命を享受して生きている
▼きょうじゅ/受け取り自分のものにする

だからこそ 命の重さを知っている
たからこそ 慈しみたいと思う

野良猫にも 私たちと同じ命がある
それでも 野良猫には生きる権利はないの?

~関連記事~
■尊厳を与えられない尊き命