昨夜、テレビのスイッチを入れたら『家族になろうよ』というNHKの番組が映りました。
■ 家族になろうよ
保護犬&猫の特集で、ちょうど里親様を探しているワンちゃんを紹介しているところでした。
スタジオでの動物にかかるストレスは大丈夫なのだろうかと思っていたら、保護猫はシェルターから中継とのこと。
それと、全国放送だろうから譲渡地域はどうなるの?と心配しておりました。
私が見たのは『小さな命を守る会』という町田市の団体。
条件が「東京都・神奈川県にお住まいの方」となってました。
※ 町田は神奈川県寄り
ワンちゃんはシニアが多かったのですが、パッと見て手厚くお世話されているのが解りました。
性格なども、ちゃんとデメリットを伝えられていて好印象。
東京在住の方は、ピースワンコの譲渡センターなんかへ行くより、断然こちら ↓ をオススメします。
■ 小さな命を守る会
ココまで視聴したら、宅でにゃんこ大戦争勃発、肝心の猫ターン見られず残念。
ピースワンコが行っている越境譲渡。
今、殺処分ゼロ運動に伴い増加しています。
■ ピースワンコの越境譲渡という火の粉
〇 移動時間
猫さまは 越境流出 ご法度。
猫飼いの皆さま、動物病院までの道のりを思い出して頂ければと...マジ移動ヤバイです。
そして、環境の変化が天敵なため、お届け時にストレスMAXになると自動的にライフポイントが点滅します。
なので、1時間ぐらいの距離を譲渡条件にしている場合が大半です。
〇 アフターフォロー
脱走や事故が起きた場合に、迅速に駆けつけ、最大限に助力するため。
往復5時間とかだと難しくなりますので。
動物行政は都道府県ごとに異なります。
地元のセンターや団体から譲り受けるのが安心です。
地域内から保護犬猫を迎えて頂ければ、それが動物愛護啓発にも繋がります。
〇 弱者の未来を横取り
越境譲渡を当たり前のように行っている団体やボランティアは、目の前の命を必死に救っていると思っているかもしれません。
しかし、幸せの切符は数に限りがあります。
こうした活動で、県外のおウチへ送り出した子は、地元で年老いたり、障害を負っている子のチャンスを奪っているのです。
とにかく「保護」して、なんとか「譲渡」すれば、めでたしめでたし なのでしょうか。
やんわり言いますと、止めて頂きたいです。
県外に里親を求めなくてはならない程の頭数を抱えてはいけません。
他県の土壌へ侵略してまでイス取りに参加するのはナゼでしょう。
蛇口を閉めなければエンドレスです。
保護譲渡の前に考えなけばいけないことがあります。
犬はカオスですね。
野犬の収容がある地域で、持て余し県外へ渡しています。
そして、地元のセンターへ手放されたり、逸走し放置されたり。
野犬問題に取り組むのが先決だろうと思います。
そして、この越境譲渡は、殺処分ゼロの弊害のひとつでもあります。
まだ猫に関しては、最低限の暗黙の了解が保たれていますが、決壊するのは時間の問題かもしれません (๑•́́ ﻌ •̀๑)
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