ウチの愛娘、花ちゃんに遭遇したのは 2015 年7月の終わり。
半袖で汗かきながら、急いでウチへ連れ帰りました。
なぜなら夕立ちが降り始め、辺りが暗くなると同時に肌寒くなってきたからです。
💟ヨコミミちゃんを発見したら
青山公園周辺で、エサやりをしているお宅に協力して頂き、捕獲器を玄関横に設置。
見たことのないメスが捕まりました。
パステル キジさん。
翌日の夕方に不妊手術後のお迎えへ。
獣医師が「この子、出産後で授乳中だよ」と。
「あーやっちまった😱 」と顔面蒼白。
24時間以上、母猫から離してしまったら乳飲み子の命が危ないからです。
急いで、捕まえた家近くへママ猫をリリース。
後を追いますが、人が入れない場所に姿を消してしまいました。
しばらく捜索するも、ちびっ子は見当たらず。
もう一度、ママ猫を放した地点へ戻ると子猫の声が!というか大合唱。
夏季休業中店舗の裏手、草がボウボウの倉庫の下へいました。
ホント、猫のお母さんは賢いです。
⚠️このような事態を防ぐためTNR前のリサーチは欠かせません。
この時は、ミスから赤ちゃん猫を危険に晒したため保護一択でした。
💟赤ちゃん猫を母猫から離さないで
診療時間終了間際でしたが、動物病院に連絡をし診て頂きました。
茶白・三毛・黒白(=花)・キジと毛色が異なる4兄弟。
目が開いたばかり生後約10日とのこと。
体重は 200 g 前後、花がジャストくらいで、キジは下回っていました。
キジちゃんは、見た目も一回り以上小さく儚げ。
先生から花とキジは、低体温・脱水症状があるため暖かくしてと言われ、栄養剤の注射をして貰いました。
キジちゃん、捕獲直後は動きがあり、ミルクも少量を飲んでくれましたが...。
それから2日後の朝、静かに眠るように天国へ🌈
ミルクボランティアで預かりの場合は、健康な子を託されると思います。
ただ赤ちゃん猫は、突然な体調の変化に気をつけなければなりません。
💟小さな命を守るミルクボランティア
★生後3週目までは命を落としやすいとされています。
★週に一度の通院をお薦めします。
★シャンプー・駆虫は必ず医師の指示に従って下さい。
★湿度は 55~65 %が理想です。
★温度は1週齢までは 29~32 ℃
3週齢まで 26~29 ℃
4週齢まで 23~26 ℃が目安です。
花は未熟児のまま、週遅れの成長で予断は許さない状態でした。
ミルクの飲みが悪く、下痢が続き危うい時も。
いつも花ちゃんの隣りには、キジちゃんが寄り添っている気がしています。
「がんばれ!」ってエールを送り続けてくれたんだよね。
ありがとう!きっと花ちゃんは君の分まで幸せにするよ🌷
~猫天使の育て方~
💟赤ちゃん猫の保育に必要なもの