ずいぶんと昔。
愛護センターに飼い猫を持ち込みした高齢者がテレビに映し出されました。
独居老人らしい。
自身の生活が立ち行かなくなり止むを得ず手放したとのこと。
空のキャリーを足もとに置き、道端でしゃがみこみ涙を流しながら、一言呟いたのは「今まで ありがとう」でした。
最後の言葉が謝罪ではなかったため記憶に残っています、よく思い返します。
十数年前、ペットに関して「助けて下さい!」と手を挙げることが許される世の中ではありませんでした。
飼育放棄や遺棄、多頭飼育崩壊も野良猫問題も、そういった背景から生まれています。
動物の問題は人の問題。
人同士が助け合わなければ、小さな命は救えません。
責めるだけでは解決しません。
排除からは何も生まれません。
地域猫活動は飼い主のいない猫によるトラブル軽減を目指すことで、共に生きる社会を築きます。
地域の安全のため、住民の安心のため、猫のことで困っている人を ご近所同士で力添えするボランティア活動です。
動物のことで助けを求められた時に、誰もが出来ることで手を差し伸べられる社会へ。
助けられた人が助け合いの輪に加わることで広がり、人も猫たちも笑顔で暮らせる町が増えますように🌟🙏
どうぞ地域猫活動へのご理解の程をお願い致します🙇♀️
🐱地域猫 啓発ポスター活動編