遠い島の話ではありません。
身近な生物である猫のこと。
罪なく謂れなく奪われる命のことです。
室内にハエが入り込み、真夜中猫大運動会になるため、ドラッグストアへ (スプレー使えないから) ハエタタキを探しに行きました。
なんと防虫コーナー1段そっくり「ネズミ避け」に様変わり。
そういえば、ネズミの死体にカラスが群がっているのを毎日のように見かけます。
なんて思っていたら、今朝はハトの死骸(鳥も増殖中)にネズミが集まっていました。
私の居住する港区南青山は、児童相談所問題で露見したように、見栄とプライドで覆われたハリボテの街。
まあ、地域猫とは水と油です。
それでも、地域猫活動を進めて「野良猫ゼロ」に至ったのは、動物愛護ではなく、ひたすら美化運動の一環で広報したことが要因でしょう。
なのに、動物の死骸がゴロゴロ転がるスラム街みたいな光景になるとは、全くの想定外でした。
同時に私の脳裏には「間に合った!」と。
これは野良猫ゼロの地域は未だ少ないから。
ネズミや虫やカラスが爆増すると認知されたならば、地域猫活動自体が危うかったという意味でのセーフです。
私は学者ではないので、生態系について論拠を持ちませんが、今リアルに自然をコントロールするのは難しいと感じています。
人間の思い通りにはならないのだと痛感しました。
生態系の保全のため、駆除目的のため、動愛法を無視するのは、人間のエゴではないでしょうか?
✴奄美ノネコ駆除の問題点2の続きです。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
誰だって殺処分は少ない方が、出来ればゼロがいいに決まっている。
しかし、避妊去勢して再び放すのでは、生態系への悪影響防止は無理だ。
短い期間で高い捕獲率を達成しない限り、避妊去勢されていないネコが繁殖してしまうからだ。
ネコの数が限られて目の行き届く街中ならともかく、森での管理への効果はほぼないといっていい。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
じゃあ、なんでグダグダトロトロ10年。
繁殖が進み、頭数が増え、経費も労力も数倍になります。
その間に捕食される生物は どうするのでしょう。
果たして、その後に自然は戻り、維持できるのでしょうか。
計画の目的が、安易な猫の駆除のように受け取れます。
管理できないのであれば、森の猫の捕獲と譲渡に、知恵とお金を使わなければならないのでは。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
野外に出て病気にかかれば、ネコも苦しむことになる。
ハブに咬まれたり、野犬に襲われたりするネコもいる。
その平均寿命は屋内で飼われているネコよりもずっと短い。
野外のネコを捕獲しないでおくことは、生態系への被害や人への健康リスクを増やすだけでなく、ネコ自身に降りかかる危険を放っておくことにもなる。
それは「かわいそうなネコ」を増やし続けることではないのだろうか。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
違う、間違っています。
それでは、全国の野良猫全部を捕獲しなければならなくなります。
日本で、いや世界中で「過剰繁殖」は問題になっています。
どの国でも、同じような悩みを抱えています。
■ 日本が多頭飼育崩壊だ!
そして、答えは出ているのです。
「かわいそうなネコ」を無くすためには不妊去勢手術の徹底と。
飼い猫・野良猫・森にいる猫の区別なくです。
せめて2桁代の時期に TNR を実施していれば、誰も傷つかなかったのではないでしょうか。
森に追いやり、増やし続けながら、見て見ぬふりをした自治体のミスです。
そして、環境省の 「ノネコだから」と命に優劣をつけるやり口を許してはいけません。
モノ言わぬ猫を悪者にして責任転嫁はダメです。
全世界に過剰繁殖を食い止めようと必死で動いている人たちがいます。
増やしたら処分できるようにノネコを捏造して駆除―それは世界的にも恥ずかしいし、実際に活動している人たちを裏切ることになります。
ノネコは駆除してOK としたら、ようやく動きだした動物愛護の時計が巻き戻り、あちらこちらで理由なく奪われる命が生まれてしまいます。
希少生物と生態系保全のため『森に生息する猫の救助計画』とすれば丸く収まったのではないでしょうか。
命への責任に、俯瞰して言及していないから論争になっているのだと思います。
〈 ねりまねこ 奄美ノネコ駆除問題 〉
■1週刊文春「奄美大島 世界遺産ほしさに猫3千匹殺処分計画」
■2多額の税金でネコの駆除を行う
■3猫を合法的に殺せる
■4ノネコを生かす?殺す?
■5弱い者同士争わず、知恵を出し合う
■6奄美は東京から近い!
■7「しっぽの声」
■8ノネコ管理計画の見直しもあり得る
■9奄美の猫を全国で救う
■10ノネコのために私達にもできること
■11奄美大島ノラ猫大論争
~関連記事~
■ 奄美ノネコ駆除の問題点1
■ 奄美ノネコ駆除の問題点2
■ 日本にノネコなんていないもん
■ ネコとノラネコとノネコと
■ ノネコってナンだ?
■ 無用の用であるノネコたち
■ 奄美大島の猫3千匹殺処分計画
【 ねこてん 公式HP 】
身近な生物である猫のこと。
罪なく謂れなく奪われる命のことです。
室内にハエが入り込み、真夜中猫大運動会になるため、ドラッグストアへ (スプレー使えないから) ハエタタキを探しに行きました。
なんと防虫コーナー1段そっくり「ネズミ避け」に様変わり。
そういえば、ネズミの死体にカラスが群がっているのを毎日のように見かけます。
なんて思っていたら、今朝はハトの死骸(鳥も増殖中)にネズミが集まっていました。
私の居住する港区南青山は、児童相談所問題で露見したように、見栄とプライドで覆われたハリボテの街。
まあ、地域猫とは水と油です。
それでも、地域猫活動を進めて「野良猫ゼロ」に至ったのは、動物愛護ではなく、ひたすら美化運動の一環で広報したことが要因でしょう。
なのに、動物の死骸がゴロゴロ転がるスラム街みたいな光景になるとは、全くの想定外でした。
同時に私の脳裏には「間に合った!」と。
これは野良猫ゼロの地域は未だ少ないから。
ネズミや虫やカラスが爆増すると認知されたならば、地域猫活動自体が危うかったという意味でのセーフです。
私は学者ではないので、生態系について論拠を持ちませんが、今リアルに自然をコントロールするのは難しいと感じています。
人間の思い通りにはならないのだと痛感しました。
生態系の保全のため、駆除目的のため、動愛法を無視するのは、人間のエゴではないでしょうか?
✴奄美ノネコ駆除の問題点2の続きです。
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誰だって殺処分は少ない方が、出来ればゼロがいいに決まっている。
しかし、避妊去勢して再び放すのでは、生態系への悪影響防止は無理だ。
短い期間で高い捕獲率を達成しない限り、避妊去勢されていないネコが繁殖してしまうからだ。
ネコの数が限られて目の行き届く街中ならともかく、森での管理への効果はほぼないといっていい。
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じゃあ、なんでグダグダトロトロ10年。
繁殖が進み、頭数が増え、経費も労力も数倍になります。
その間に捕食される生物は どうするのでしょう。
果たして、その後に自然は戻り、維持できるのでしょうか。
計画の目的が、安易な猫の駆除のように受け取れます。
管理できないのであれば、森の猫の捕獲と譲渡に、知恵とお金を使わなければならないのでは。
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野外に出て病気にかかれば、ネコも苦しむことになる。
ハブに咬まれたり、野犬に襲われたりするネコもいる。
その平均寿命は屋内で飼われているネコよりもずっと短い。
野外のネコを捕獲しないでおくことは、生態系への被害や人への健康リスクを増やすだけでなく、ネコ自身に降りかかる危険を放っておくことにもなる。
それは「かわいそうなネコ」を増やし続けることではないのだろうか。
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違う、間違っています。
それでは、全国の野良猫全部を捕獲しなければならなくなります。
日本で、いや世界中で「過剰繁殖」は問題になっています。
どの国でも、同じような悩みを抱えています。
■ 日本が多頭飼育崩壊だ!
そして、答えは出ているのです。
「かわいそうなネコ」を無くすためには不妊去勢手術の徹底と。
飼い猫・野良猫・森にいる猫の区別なくです。
せめて2桁代の時期に TNR を実施していれば、誰も傷つかなかったのではないでしょうか。
森に追いやり、増やし続けながら、見て見ぬふりをした自治体のミスです。
そして、環境省の 「ノネコだから」と命に優劣をつけるやり口を許してはいけません。
モノ言わぬ猫を悪者にして責任転嫁はダメです。
全世界に過剰繁殖を食い止めようと必死で動いている人たちがいます。
増やしたら処分できるようにノネコを捏造して駆除―それは世界的にも恥ずかしいし、実際に活動している人たちを裏切ることになります。
ノネコは駆除してOK としたら、ようやく動きだした動物愛護の時計が巻き戻り、あちらこちらで理由なく奪われる命が生まれてしまいます。
希少生物と生態系保全のため『森に生息する猫の救助計画』とすれば丸く収まったのではないでしょうか。
命への責任に、俯瞰して言及していないから論争になっているのだと思います。
〈 ねりまねこ 奄美ノネコ駆除問題 〉
■1週刊文春「奄美大島 世界遺産ほしさに猫3千匹殺処分計画」
■2多額の税金でネコの駆除を行う
■3猫を合法的に殺せる
■4ノネコを生かす?殺す?
■5弱い者同士争わず、知恵を出し合う
■6奄美は東京から近い!
■7「しっぽの声」
■8ノネコ管理計画の見直しもあり得る
■9奄美の猫を全国で救う
■10ノネコのために私達にもできること
■11奄美大島ノラ猫大論争
~関連記事~
■ 奄美ノネコ駆除の問題点1
■ 奄美ノネコ駆除の問題点2
■ 日本にノネコなんていないもん
■ ネコとノラネコとノネコと
■ ノネコってナンだ?
■ 無用の用であるノネコたち
■ 奄美大島の猫3千匹殺処分計画
【 ねこてん 公式HP 】