明知鉄道のC12( 244)の本お披露目式の日である。計3回各30人がSLを間近で撮影できるというので、参加したいと思った。しかし、最寄である三河大塚駅の初電の区間快速どころか、三河三谷、蒲郡の初電の新快速でも1回目に間に合わない。参加希望者が多ければ2回目も無理かもしれないが、3回目には参加できるだろうと思い、2回目の受付開始時間前に到着する様、列車を乗り継いでいった。ところが、乗っていた新快速が笠寺駅手前で停まってしまった。笠寺駅構内のポイントから煙が上がっていて、1本前の列車の乗務員が消火活動をしているという放送が入った。乗り継ぎには余裕を設けてはいるが、火災だとしばらく動かないかもと焦った。幸い20分後に運転再開した。ただ、停車中に上り電車は次々通過していったなあ。
恵那駅に到着し、SL撮影会には「SLフェスタフリー乗車券」か「SLフェスタ入場券」の購入が必要との事で、フリー乗車券を購入した。列車は単行だった。立ち客も出た。イベントがあるのだから増結すればいいのにと思ったけど、イベントにも人員が必要だからしょうがないか。ただ、色々な駅で下車客があった。他にも沿線各地でイベントがあった様である。明智駅に到着し、撮影会の受付へ。無事2回目に参加できることになった。定員に達したので、受付開始時間前に参加カードが配られた。一旦解散となり、時間までイベント会場にいた。地元高校生によるギター、マンドリンの演奏が行なわれていた。中学の時に音楽部でマンドリンを弾いていたので、懐かしかった。
東海3県にある鉄道会社を中心に、数社がグッズを販売していた。なんと、全国規模のJR貨物のブースもあった。あれほどあった島Tシャツも古くなって処分し、Tシャツも少なくなっていたから、Tシャツを購入した。早速トイレの中で着替えた。
撮影会集合時間が迫り、集合場所(先程の受付)に戻った。面識があり、ブックマークにその人のブログがある職員さんが案内係だった。久しく運転体験に参加してなくご無沙汰していたので、挨拶で近寄った。そしてC12があるところに向かった。なんと、車掌車もあるではないか。
C12。SLは重厚感あるねえ。煙が上がっているが、コンプレッサーの圧縮空気で動かすので、演出で火をくべているそう。
SLが動く仕組みを解説してくれた。この244号機は地元小学校で保存されていたが、保存状態が良かったのでこうやって走らせる取り組みを始められたそうである。
前の蓋を開けてくれた。この姿はなかなか見れないだろう。でも、なぜか到着時にも開いていたけど。
午後からは留置線を走行する。時間があるけど興味あるイベントが無いので、そのまま車庫付近にいた。C12を出すために、6形が車庫から出された。
SL復活は将来のリニア開通に向けたもので、それを表すラッピングの車両もあった。
1回目の走行は午後2時からテープカットの後に行なわれる。ホームには13時半頃着の列車が到着した後に入れるとの事で、それまで待合室にいた。そしてホームに入れる時間となり、入場した。
まずは地元の児童や地元政治家他お偉いさんによるテープカットが行なわれた。河村名古屋市長も来ていた。以前あおなみ線でSL走らせたからなあ。
C12が走った!まあ、走行音は静かでSLらしくないけど。
最後餅投げに参加しようと、イベント広場へ。その前に先程のお偉いさん方による話があったけど、来賓みんなが話したので、予定時間を過ぎた。餅投げに参加すると乗りたい列車に間に合わなくなったので、参加を諦めた。なんか、後の走行はカン付きだったそうだから、それだったら撮影してた方が良かったなあ。
帰りの列車も単行で、立ち客が多かった。冷房が効かないので運転士から「窓を開けて下さい」と案内され、座っている人が窓を開けてくれたが、涼しくなった。今じゃ窓が開かない車両がほとんどなので、もし窓が開けられなければ大変なことになっていたかも。
なんと、C12の運転体験も計画されているみたいだから、是非体験したい。そして、最終目標の本線運転が実現するのを願う。