静岡市美術館他で今年「ショパン展」が開かれることを去年知り、行きたいと思っていた。コロナの影響で開催されるか心配だったが、開催された。ただ、関連のイベントが中止、延期になったり、静岡より先に開催されたところでは期間短縮があったという。職場の友人から「青春18きっぷ」1回分が残っていると聞いたので、それを買い取った。
それだけの用事では1日必要ないので、当然鉄道撮影を予定に入れた。今回は遠州鉄道を撮ることにした。新浜松駅で駅撮りしたことはある。まず、さぎの宮~保志 に行ったけど、柵が高くていい場所ではなかった。遠州鉄道は単線ながらも全日 日中1時間に5本も列車を走らせているけど、コロナの影響で土休日は3本と減便されている。効率悪いし、休んでいる編成もあるのでラッピング等で撮れない編成もあったであろう。遠鉄グループ宣伝ラッピングしか来なかったけど(笑) 職務質問はされなかったけど、原付の警察官から警戒されたよ(汗)
次はさぎの宮~自動車学校前 へ。こちらは柵が低く、いい場所だった。
そして「ショパン展」へ。静岡駅そばの複合施設内に美術館があった。
体温感知器が設置されていた。始めのコーナーは、ショパンをモチーフにした絵がたくさん展示されているところだった。また、ショパン音楽が日本に入ってきた歴史も展示されていた。日本でショパンの曲が演奏されたのは、音楽教育機関である「音楽取調掛」の卒業演奏会だそうである。変わった名称の学校だね。ショパンについて論評している本もあった。
次はショパンが20歳まで住んだポーランド・ワルシャワについて。ショパンがどの様な家庭で育ったかに関心持った。父親はフランス出身で、貴族の領有地の村でその貴族のもとで働き、教養、文化を貴族から授かったそうである。それなりには高い身分だろうけど、メチャメチャ高貴な家庭ではなかったのだろう。そこでショパンは生まれたそう。その村が消え、一家はワルシャワに移り、父親は貴族の子どもの家庭教師をしたそう。貴族との繋がりと都市ワルシャワが発展していったことが、ショパンの才能発展に影響した様である。
次は活躍したパリについてとジョリュジュ・サンドとの暮らしについて。ジョルジュ・サンドの肖像画を観ると、やはり気位の高そうな女性作家という印象を感じた。また、リストやシューマンといった作曲家とも交流している。
そして、メインである日本初公開の「エチュード ヘ長調 作品10-8」の自筆譜とショパンが書いた手紙が展示されているコーナーへ。五線譜が3つあり、訂正のある箇所があった。
最後は「ショパン国際ピアノコンクール」の仕組みについて。5年毎に開催されていて、今年は開催年だったけど、コロナの影響で来年に延期となったそうである。「他の作曲家の曲を置いといて、ひたすらショパンの曲ばかり弾く、ピアニストとしてのリスク」という様な文を見て、「その通りだろうな」と思った。
番外編として、「ピアノの森」のコーナーがあった。描いた漫画家のの一色氏は「ショパン国際ピアノコンクール」で優勝したピアニストに密着取材したNHKの番組を観て、刺激されてこの漫画を描いたそうである。そういえば、一ノ瀬海って「蜜蜂と遠雷」の風間塵と似ているところがあるなあ。
ショパンの曲が流れているところがあり、滅多に聴く機会がないであろう「子守歌」が流れていたなあ。この曲、変化の連続で、いい曲なんだよね。別に悪いことするつもりはないけど、係員の監視が目立ち、ゆったり感が無かった。監視カメラにも頼ったらどうだろうか?
グルメも楽しみたい。静岡市周辺のご当地グルメはおでんである。おでんの横町が2つあるというので、まずは偵察に行った。ひとつは通りが封鎖されていた。もうひとつは子ども達が遊べる様な水が出ている通りの近くにあり、そこは通りに入れた。4時半から開くみたいなので、一旦美術館が入っている施設に戻り、涼んだ。そして、頃合いを見計らって再度向かった。
4時半前だが、手前の店の「みすゞ」に女将さんが入っていったので声を掛けたけど、時間通りにして欲しいと言われた。提灯に明かりが灯ったらOKだそうである。横町の取り決めなんだろう。横町の入口の案内から、全店水曜定休なのだろう。提灯に明かりが灯ったので先程の店に入り、持ち帰りで数種類頼んだ。玉子が殻付きなのが驚いた。商品と一緒に、模型のタミヤのシールを渡してくれた。タミヤの本社が静岡市にあるそうで、店がなんか縁あるみたいである。模型も飾られていた。
最後は汗を流しに草薙駅近くの「草薙の湯」に行った。露天風呂は温泉で、いいスーパー銭湯だった。
草薙駅に着く直前で、浜松行が入線するのを見た。間に合わないので残念だった。次は島田行なので、その次の浜松行に乗った。そしたら、静岡駅到着前の乗り換え案内が救世主だった。ホームライナーに接続していた。静岡地区はロングシートで、コロナの影響が無ければ「青春18きっぷ」の時期は混み合うので、ホームライナーは快適である。コロナの関係で自由席だったけど、しっかり乗車整理券料金必要だったよ(苦笑) まあ、もし乗車券のみで乗れたら、混んだだろうけど。さらに、3両×2の6両だったから「多分」とは思ったけど、浜松駅到着後は引き続き普通列車・豊橋行となった。そして、そんなに余計な時間も無く区間快速があり、早く最寄駅に帰れた。
そして、帰宅しておでんを食べた。牛すじから出汁を取っているというから個性あるつゆの味で、やはり青海苔入りのだし粉が旨味を深くさせていた。静岡にはまた行く機会があるだろうから、その際もおでんを買いたい。
久し振りの鉄道旅だった。コロナが早く落ち着き、遠方を旅できる日を心待ちにしている。
それだけの用事では1日必要ないので、当然鉄道撮影を予定に入れた。今回は遠州鉄道を撮ることにした。新浜松駅で駅撮りしたことはある。まず、さぎの宮~保志 に行ったけど、柵が高くていい場所ではなかった。遠州鉄道は単線ながらも全日 日中1時間に5本も列車を走らせているけど、コロナの影響で土休日は3本と減便されている。効率悪いし、休んでいる編成もあるのでラッピング等で撮れない編成もあったであろう。遠鉄グループ宣伝ラッピングしか来なかったけど(笑) 職務質問はされなかったけど、原付の警察官から警戒されたよ(汗)
次はさぎの宮~自動車学校前 へ。こちらは柵が低く、いい場所だった。
そして「ショパン展」へ。静岡駅そばの複合施設内に美術館があった。
体温感知器が設置されていた。始めのコーナーは、ショパンをモチーフにした絵がたくさん展示されているところだった。また、ショパン音楽が日本に入ってきた歴史も展示されていた。日本でショパンの曲が演奏されたのは、音楽教育機関である「音楽取調掛」の卒業演奏会だそうである。変わった名称の学校だね。ショパンについて論評している本もあった。
次はショパンが20歳まで住んだポーランド・ワルシャワについて。ショパンがどの様な家庭で育ったかに関心持った。父親はフランス出身で、貴族の領有地の村でその貴族のもとで働き、教養、文化を貴族から授かったそうである。それなりには高い身分だろうけど、メチャメチャ高貴な家庭ではなかったのだろう。そこでショパンは生まれたそう。その村が消え、一家はワルシャワに移り、父親は貴族の子どもの家庭教師をしたそう。貴族との繋がりと都市ワルシャワが発展していったことが、ショパンの才能発展に影響した様である。
次は活躍したパリについてとジョリュジュ・サンドとの暮らしについて。ジョルジュ・サンドの肖像画を観ると、やはり気位の高そうな女性作家という印象を感じた。また、リストやシューマンといった作曲家とも交流している。
そして、メインである日本初公開の「エチュード ヘ長調 作品10-8」の自筆譜とショパンが書いた手紙が展示されているコーナーへ。五線譜が3つあり、訂正のある箇所があった。
最後は「ショパン国際ピアノコンクール」の仕組みについて。5年毎に開催されていて、今年は開催年だったけど、コロナの影響で来年に延期となったそうである。「他の作曲家の曲を置いといて、ひたすらショパンの曲ばかり弾く、ピアニストとしてのリスク」という様な文を見て、「その通りだろうな」と思った。
番外編として、「ピアノの森」のコーナーがあった。描いた漫画家のの一色氏は「ショパン国際ピアノコンクール」で優勝したピアニストに密着取材したNHKの番組を観て、刺激されてこの漫画を描いたそうである。そういえば、一ノ瀬海って「蜜蜂と遠雷」の風間塵と似ているところがあるなあ。
ショパンの曲が流れているところがあり、滅多に聴く機会がないであろう「子守歌」が流れていたなあ。この曲、変化の連続で、いい曲なんだよね。別に悪いことするつもりはないけど、係員の監視が目立ち、ゆったり感が無かった。監視カメラにも頼ったらどうだろうか?
グルメも楽しみたい。静岡市周辺のご当地グルメはおでんである。おでんの横町が2つあるというので、まずは偵察に行った。ひとつは通りが封鎖されていた。もうひとつは子ども達が遊べる様な水が出ている通りの近くにあり、そこは通りに入れた。4時半から開くみたいなので、一旦美術館が入っている施設に戻り、涼んだ。そして、頃合いを見計らって再度向かった。
4時半前だが、手前の店の「みすゞ」に女将さんが入っていったので声を掛けたけど、時間通りにして欲しいと言われた。提灯に明かりが灯ったらOKだそうである。横町の取り決めなんだろう。横町の入口の案内から、全店水曜定休なのだろう。提灯に明かりが灯ったので先程の店に入り、持ち帰りで数種類頼んだ。玉子が殻付きなのが驚いた。商品と一緒に、模型のタミヤのシールを渡してくれた。タミヤの本社が静岡市にあるそうで、店がなんか縁あるみたいである。模型も飾られていた。
最後は汗を流しに草薙駅近くの「草薙の湯」に行った。露天風呂は温泉で、いいスーパー銭湯だった。
草薙駅に着く直前で、浜松行が入線するのを見た。間に合わないので残念だった。次は島田行なので、その次の浜松行に乗った。そしたら、静岡駅到着前の乗り換え案内が救世主だった。ホームライナーに接続していた。静岡地区はロングシートで、コロナの影響が無ければ「青春18きっぷ」の時期は混み合うので、ホームライナーは快適である。コロナの関係で自由席だったけど、しっかり乗車整理券料金必要だったよ(苦笑) まあ、もし乗車券のみで乗れたら、混んだだろうけど。さらに、3両×2の6両だったから「多分」とは思ったけど、浜松駅到着後は引き続き普通列車・豊橋行となった。そして、そんなに余計な時間も無く区間快速があり、早く最寄駅に帰れた。
そして、帰宅しておでんを食べた。牛すじから出汁を取っているというから個性あるつゆの味で、やはり青海苔入りのだし粉が旨味を深くさせていた。静岡にはまた行く機会があるだろうから、その際もおでんを買いたい。
久し振りの鉄道旅だった。コロナが早く落ち着き、遠方を旅できる日を心待ちにしている。