なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

東栄町下粟代地区 花祭り舞習い

2017-12-29 23:59:47 | 日記

 昨日でみかん切りがキリになったので、久し振りに舞習いに顔を出すことにした。会場に向かう前に「とうえい温泉 花まつりの湯」に寄った。普段は「極楽湯」に通っているけど、温泉の方が癒されるねえ。独特の泉質が面白い。
 舞習いは午後7時からで、30分前に到着。地区の人が1人いて、酒屋さんが納品していた。竃の周りにカーペットが敷かれていた。開始時間近くになって、地区の人や舞子がポツポツと集まってきた。
 太夫さんの「さあ、始めますか」の声で練習開始。小さい子の「花の舞」から始まった。ひとりひとりに指導者が付き、手を取りながら動きを教えていた。僕も吹けるところは笛を吹いた。「花の舞」は僕が吹ける旋律から始まるので、舞の終わり以外は吹いた。「地固め」、「三ツ舞」の前半の旋律、西洋音楽のトリルが入るものは覚えにくい。小さい男の子が入ってくる時に「こんばんは。よろしくおねがいします!」、帰る時に「ありがとうございました!」としっかり挨拶し、感心した。当地区の舞習いは計3日だけなので、それで舞えるのだから子どもの吸収力は凄いね。


 「花の舞(盆)」。ピンクのスカートの女の子が身体全体を使っていて上手かった。


 「同(湯桶)」。太夫さんの息子さんが指導の中心役を担っていた。


 傍らでは先に舞った女の子達の別舞が行なわれていた(笑) 子どもの花祭り好きの姿は頼もしい。


 「花の舞(扇)」。大きい子になると熱が入った細かい指導が入る。
※画像は無し。

 うち2人は引き続き「三ツ舞(扇)」も担うので、しばし休憩。雑談をしながらゆったりとした雰囲気だった。そして、練習が再開した。


 「同(やち)」。風邪で来れなかった舞子もいて、「同(剣)」は練習できなかった。舞子のうち2人の兄弟の父親が熱心に教えていた。


 全員「湯ばやし」も担うので、休憩が入った。太夫さんの「大人達、帰っちゃうよ~」の声で練習が始まった(笑) 年配の人の舞の所作が見れるのも舞習いの面白いところ。


 日付をまたいだところで今晩は終了。「本番、よろしくお願いします」と挨拶し、会場を去った。相変わらず温泉では温泉オリジナル商品以外は町の特産品が売られてなかったので、中設楽のファミマで東栄チキンを買っていった。
 今シーズンは1月6、7日開催なので、すぐ本番の日が来る。ワクワクしながらその日を待とう。


クリスマスイヴディナー

2017-12-24 23:10:57 | 日記

 本当は「有馬記念」の馬券購入ついでに「リュニック」で買いたかったんだけど、クリスマスメニューしかないし、予約がだいぶ前に締めきられたので、豊橋でテイクアウトできるフランス料理店を探した。西岩田にある「ビストロアンジュ」というところでクリスマスオードブルを予約した。なお、最近西岩田に移転したそうである。
 看板が無いとのことで店が分かるか不安だったけど、なんなく見つけられた。


 お店は2階にある。扉を開けるとエレガントな空間が。本格的なフランス料理店なので、今回みたいな利用だけで、店で食べる機会は無いだろうなあ。最近移転したせいか場所が分からない客から電話がかかってきていて、シェフが応対していた。
 次にパンを買いに。近くに「ベーカリーショパン 三ノ輪本店」という店を見つけたので、そこに。オードブルにもキッシュはあるけどちっちゃかったので、ここでも売っていたキッシュを買った。キッシュ、好きなので。1,000円以上買うとガラガラ抽選ができ、それでクッキーを貰ってきた。


 最後にケーキを買いに。帰り道で買える新栄の「マキノ」にした。カットケーキで十分だったけど、忙しいからかケーキは一般的なクリスマスケーキ限定だった。何も買わずに店を出るのもいやらしいので、一番小さいものを買った。


 帰宅し、「有馬記念」が外れたことを知った(泣)
 僕は「極楽湯」に行ってから食べるので、両親が先に食べた。喜んで食べてくれてなにより。普段お酒を飲まないおふくろが親父からスパークリングワインを分けてもらって「おいしい」と飲んだ。「海老のビスク」というスープは持ち運びに便利な様に凍らせてあり、レンジで温めるものだった。工夫してるねえ。




 「極楽湯」でリフレッシュしてから実食。1人ずつに分けてみると、案外満足できそうな量に見えた。


メニューは「ノルウェー産サーモンの燻製」、「田原牛のローストビーフ 洋わさびソース」、「三河ジビエのパテ」、「さつま雅鶏のガランティーヌ」、「ワカサギのエスカベージュ」、「山海のキッシュ」、「さつま雅鶏のコンフィ」の7品。1人あたり約2,000円(「海老のビスク」は別途700円)で自宅で本格フレンチが味わえるのだから、お得だね。どれもおいしく、いやみがなかった。特に美味しかったのは「ノルウェー産サーモンの燻製」で、スモーク香り、トローっとした食感だった。どれも素材がいいからねえ。残念なところを挙げるとすれば、キッシュが小さいから具がしっかり味わえなかった。「海老のビスク」は海老エキス濃厚!ケーキは分ければ普通のショートケーキだから、今まで食べたものとの違いが分からなかった。美味しかったけど。奮発して買ったそこそこ高いシャンパンを飲みながら、聖夜を過ごした。
~「メリークリスマス」。



 


「有馬記念」馬券前売購入

2017-12-23 22:20:14 | 日記

 午前中はみかん切りをし、午後から「WINS名古屋」へ行ってきた。最寄り駅の下りホームに2列整理の枠が描かれていた。上りには無かった。朝の名古屋方面通勤客整理のためだろう。また、列車接近放送がチャイム、内容は変わってなかったけれども声が替わっていた。


 混まないだろうと予想して今日行ったのだが、楽々予想、マーキングする空間を確保できた。


 結局、家を出るまでの予想と変わらずに購入した。2番キタサンブラっクは枠順有利もあるし、完全軸とした。有馬記念は牝馬がほとんど絡まず、牝馬はすごい強いという馬がいないので全て絡めなかった。
 すべて3連複の2番からで、7、8、10、12、14を絡めた。但し、1番人気の2-10-14を除く。
 今年のクリスマスディナーは明日豊橋市内で買うので、とっとと帰宅した。当たります様に。

 


及川浩治 ピアノリサイタル

2017-12-17 23:21:39 | 日記

 今年はもう1回そこそこ近い豊川市「フロイデンホール」にてピアノリサイタルがあった。今日は及川浩治さんのリサイタルを聴きに行った。


 チラシ、プログラムに「トーク中に数々の名曲が飛び出すかも」とあったので、どんな展開があるか期待してたけど、いきなりトークから始まった。これまではトークがあってもまず1曲弾いてからだった。子どもの頃好きだったという「ピアノソナタ『月光』 第1楽章」(ベートーヴェン)が演奏された。学生時代に寮のピアノで後輩の医学部生が弾いていて、僕も弾く様になった。演奏が終わった後、「この曲は嬰ハ短調だけど、子どもの頃に『嬰』という漢字が読めなかった」という話があり、「『~長または短調』にもしっかりとした訳がある」という話で、ハ短調で弾くとドロドロした感じになることを実際に演奏して教えてくれた。曲は考え抜かれて作られてるんだね。
 次にプログラムの「前奏曲『鐘』 嬰ハ短調 OP.3-2」(ラフマニノフ)が演奏された。「嬰ハ短調」の話がここで関連した。「ダ~ン ダ~ン ド~ン」と奈落の底に落ちる様なメロディーの後、闇の世界で聞こえる鐘の様なメロディー主体の曲だった。及川さんはそう言わなかったけど、リサイタル入りの導入の目的でプログラムとしては最初に選んだのだろうか?
 続いて「ヴォカリーズ」(同/コチシュ編)だった。「ラララ」、「ルルル」みたいにメロディーを歌うと(「ハミング」ではないからなんというのだろう?)、「『あ』ばかりの曲です」と言った。「あああ(+あああ)」というメロディーがいたるところにあった。
 次は「愛の夢 第3番」(リスト)だった。作曲家解説より、ショパンよりリストの方が後のピアニスト、作曲家だと思ってたけど、逆だと知った。これは有名な曲だね。とにかくあま~い曲(笑) 
 次は「ラ・カンパネラ」(同/ブゾーニ編)だった。左手が活躍しないから、この編曲は好きでない。リストは「ヴァイオリン協奏曲 第2番 第3楽章」を編曲して「ラ・カンパネラ」を作ったが、ピアノへの編曲としてはリストのが一番の傑作なのだろう。
 次は「亡き王女のためのパヴァーヌ」(ラヴェル)だった。それにしても、「ヴ」のカタカナがよく登場するなあ(笑) NHK-FMのクラシック番組でよく流れる、しっとりとした曲である。
前半の部ラストは「ラ・ヴァルス」(同)だった。ドロ~ッとした感じで始まり、次第にワルツが現れ、終盤はクリッサンドなど難しい技法が用いられ、最後はぜる様な終わり方だった。及川さんは「ラヴェルの曲は繊細である」と言ってたけど、「水の戯れ」なんか特にそうだね。
 後半の部始めのプログラムは「ノクターン 第20番(遺作)」(ショパン)だった。「ピアノ協奏曲 第2番」を姉が演奏するための練習として作曲されたそうで、「協奏曲」のそのメロディーが弾かれた。哀しく切ない曲である。
 次は「バラード 第1番」(同)」だったけど、その前にシューマンがショパンを尊敬していたとのことで、「トロイメライ」が演奏された。シューマンは「バラード 第1番」を絶賛したそうだけど、様々な美し過ぎるメロディーが結集した名曲である。
 ラストは「ピアノソナタ 第23番  ヘ短調 『熱情』 Op.57」(ベートーヴェン)が演奏された。僕ら世代のアイドルの1人である「キョンキョン」こと小泉今日子さん主演のドラマ「少女に何が起ったか」で第3楽章を聴き、以降その激しく進み続けるメロディーの虜になり続けた。このドラマや堀ちえみの「スチュワーデス物語」といい、この頃はくどいドラマがあったね(笑) そして、数年前ついに碧南市の「エメラルドホール」にて生演奏を聴くことができ、涙が流れた。この曲は全楽章脳内で流すことができる位大好きである。僕はベートーヴェンはピアノ、管弦楽及びその協奏曲と、クラシックのオールマイティーな作曲家だと思う。
 第1楽章で底でグツグツ沸いている様なメロディー、第2楽章でそれが一旦穏やかになり、第2楽章の終わりに「タラララー~ン」という第3楽章との接着剤のメロディーが急変化の知らせの様に、第3楽章は一気に上へ沸き続ける様なメロディーである。今回は涙は出ないにしても身体がゾクゾクした。演奏終了直後、観客からの拍手は今まで行ったリサイタルの中で最大だった。
 アンコールはリサイタル冒頭繋がりで「月の光」(ドビュッシー)だった。
 及川さんは技術も表現力も高かったけど、かなり個性的なピアニストであった。髪の毛を染め、観客の前で一人称で「俺」を用いたり、男粋のあるピアニストである。今年の西暦が分からなかったり、言い間違えたりは、観客を和ませるためにわざとやったのかもしれない。2時間半という長いリサイタルで、前売3千円以上の聴いた価値があった。