夜行バスは東京駅の前の停留所である横浜YCATを約10分遅れで発車し、「新幹線に乗るのにあまり余裕無くなるかな?」と不安に思ったけど、東京駅にほぼ定刻に着いた。改札を通ってホームに上がった。乗る「やまびこ41号」はまだ入線していなかった。じきに充当車両であるE5系が入線し、同系に初乗車。停車駅が多く、大宮から各駅ではホームに大勢の乗客がいた。僕は1両だけの普通車指定席だけど、自由席は混雑しただろうな。一ノ関駅で大船渡線に乗り換えだが、時間もあるので上りのE5系を撮影した。
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駅弁を買うことに。「平泉うにごはん」にした。そして、大船渡線キハ100形に乗車した。
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発車したら、早速駅弁をつまみに飲んだ。
気仙沼駅からはBRTに乗車。
※写真は乗車したBRTとは別
出発直後に専用道のトンネルに勢いよく突っ込んでいって、スリリングだった。でも、すぐに一般道に出た。
「奇跡の一本松」。東日本大震災で松原に津波が襲い、この木だけ奇跡的に残ったそうである。でも、塩害ですぐ枯死し、例えるならゾンビ状態で保存しているそうである。僕はそこまでするのはどうかと思う。
結局、専用道を使ったのはわずかで、正午頃に盛駅に到着した。ネットで三陸鉄道のことを調べてたら、岩手開発鉄道という貨物専用鉄道のことを知った。採掘した石灰石をセメント工場に運んでいるそうである。昔は旅客営業もしていたそうである。運転本数が多いとのことで、ネットに時刻表情報もあり、三陸鉄道乗車までに赤崎行が撮れる。長安寺方面の盛川橋梁で撮ろうと、現地に向かった。踏切の警報器が鳴り、いざ撮ろうと構えたら、三陸鉄道の列車がやってきた。逆方向の地に行ってしまった(汗)
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意気消沈し、三陸鉄道に乗ろうと盛駅に戻った。ホームに出ると、いないと思っていた岩手開発鉄道の列車が長安寺方面に発車していくところだった(泣) どうも時刻表通りには動いてないみたいである。すると、じきに短いホームに赤旗を持った係員が向かっていった。なんとか発車前に赤崎行の列車がやってきてくれないかと願った。踏切の警報器が鳴り、列車がやってきた。
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列車はホームに停車することなく、進んでいった。
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撮れて良かった~♪ 結構しっかりしたディーゼル機関車で、黒黄色の斜めストライプが威圧感ある。
今度は三陸鉄道の撮影地に。乗車したのは計2両の列車だった。
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途中の恋し浜駅にしばし停車。海が見えた。待合室には文字が書かれたホタテの殻が吊されていた。
この列車には団体客が乗っており、楽しんでいた。その光景を見て、そういった乗客の笑顔が再び繋がっていく希望の光が見えた。
次の吉浜駅で下車。三陸鉄道は主な駅同士の片道同方向なら途中下車できる切符がある。
ネットで見つけた撮影地に行ったら、隅に物置の建物があり、小さな畑の区画と柿の木が2本ある、草が広がっているところで、撮るにはグレーな場所だった。滞在中、町内放送でアワビの入札結果の知らせが放送され、かなり高額な金額だった。調べてみると、吉浜地区は干しアワビの産地で、中国にも輸出されているそうである。
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来る途中に三陸鉄道の上を跨いでいる橋があったので、そこで動画を撮ってから吉浜駅に戻った。吉浜駅は可愛らしい駅舎である。
志村けんが非常勤駅長らしいけど、また本人が来ることあるのかなあ?
東日本大震災での吉浜地区の被害について紹介されていた。被害は大きくはなかったらしい。
台風19号の災害状況も報告されていた。
本が置かれていたので、列車が来るまで読んだ。
釜石駅に向かい、今宵の宿泊地である宮古まで代行バスに乗った。バスの時間まで時間があったので、土産を買いに行った。バスは他社のもので、三陸鉄道の社員が車掌で乗務していた。乗客はほとんど高校生で、途中で次々と降り、宮古まで行ったのは僕と1組の夫婦だけであった。
ホテルに荷物を置いた後、三陸の海の幸を食べようと、ある寿司屋に行った。しかし、ネットでは定休日じゃなく、閉店時間前なのに、明かりは点いているけどシャッターが閉まっていた。駅前の海鮮丼の店に行ったら、ここもネットではオーダーストップ時間前なのに「終わったばかりです」と入店を断られた。海鮮の外食は諦め、コンビニでつまみを買い、ホテルで飲んだ。