なぞの旅人スーのブログ

鉄道、旅行、その他日記にしたい事を書いていきます。実際の面識が無い方からのコメント、歓迎。荒らしや誹謗中傷は×。

ニュウニュウ(牛牛) ピアノリサイタル @安城サルビアホール

2019-05-19 22:21:17 | 日記

 部署は違うけど職場の友人が豊橋市内の文化施設に行った際にチラシを見つけ、誘ってくれた。ペア券があり、安くなるという。チケットの手配をお願いした。しかし、全席指定で希望の辺りの席は埋まっているとのこと。もちろん、聴きたいからそれでもいいので予約してもらった。
 ニュウニュウ(牛牛)さんは中国出身で、子どもの頃から注目を浴びているそうである。子どもの頃から注目を浴びているピアニストといえば牛田智大さんもそうだけど、どちらも「牛」という漢字が名前に入っているね。苗字に「牛」が付くお父さんお母さん。お子さんをピアニストに育てましょう(笑) まあ、ニュウニュウさんは本名が張勝量というそうだけど。
 せっかく安城に行ったのだから、リサイタル前に安城のソウルフードだという北京飯を食べに「北京 昭和町店」に入った。本店が人気らしい。小畑優奈さんというアイドルの写真、サインなどが店内に飾られていて、それを見つめていたら「ファンの方ですか?」と奥さんに訊かれた。どういう関係か尋ねたら、家族ぐるみでの付き合いをしているそう。SKE48を卒業したばかりらしい。開店直後に入ったのだが、すぐに続々と地元の常連らしいお客さんが入ってきた。豚肉の唐揚げがふんわり玉子にとじられていた。野菜など他の具は無かった。写真には入ってないけど、ワカメスープ付き。電車利用なので、ビールを軽く一杯(笑)




 「ごんぎつね」で有名な童話作家・新美南吉が安城にあった高等女学校の教師をしていたそうで、彼関係のアートがいくつかあった。






 会場に向かう途中に「千賀落花生店」という店があり、気になった。ウチの市の「鈴木バナナ店」みたいに売るモノ限定なんだ。入ってみた。豆菓子の量り売りがあったので、購入した。おつまみにいいし。


 会場の「サルビアホール」に到着。指定席だし、さすがにまだ誰もいなかった。




 菖蒲や池を見たり、神社に参拝したりして時間を潰した。






 開場時間前に並び、開場したら中に入った。席に座ったらすぐに友人が来た。
 2時にニュウニュウさんが舞台に登場し、「ロンド・カプリチオーソ Op.14」(メンデルスゾーン)を弾いた。優しい感じのメロディーで始まったが、後に激しいメロディーになった。
 続いてショパンの即興曲を2曲弾いた。「第2番 嬰ヘ長調 Op.36」と「第3番 変ト長調 Op51」だった。
 前半最後は「ピアノソナタ 第2番 変ロ長調 Op35『葬送』」だった。子どもの頃は第3楽章しか知らず、ベートーベン作曲と勘違いしていた(汗) 重く激しい感じで始まる第1楽章。ずーっと静かな第2楽章。第3楽章は聞き覚えのあるメロディーの間に穏やかなメロディーが挟まっていた。第4楽章は2分位細かい地響きが続く感じだった。ソナタ形式としては変わったものだった。
 休憩中にCDを買った。買うとリサイタル終了後にニュウニュウさんからサインが貰えるという。


 後半の一番手は「舟歌 嬰ヘ長調 Op.60」だった。この曲はもう3回聴いている。名曲と言われている。もちろん、何回聴いてもいい。
 続いてシューベルトの即興曲を3曲弾いた。僕としては、これが一番のお目当てだった。「Op90-2 変ホ長調」はyoutubeで子どもが弾いている動画がいくつかあったり、コンクールの課題曲になったりしている。指使いの技術が要るからだろう。「Op90-3 変ト長調」は輝く光の帯が舞い、空へとたなびく様な曲であった。「Op90-4 変イ長調」は中間部に同作曲家の「さすらいびと」と似た様な雰囲気を感じたのは気のせいだろうか?
 ラストは「スケルツォ 第3番 嬰ヘ短調 Op.39」だった。
 拍手しながらアンコールを待った。全国数カ所で公演があり、前は大阪だった。ショパンの3曲がアンコールで弾かれたという情報で、同じだろうなと思った。始めは「2つのノクターン 第8番 Op27-2」だった。大阪の情報が「ノクターン」だけだったので、「第2番 Op.9-2」と思ったら違った。ニュウニュウさんはアニメ「ピアノの森」のパン・ウェイの演奏を担当していた。この曲は阿字野がリハビリ中に弾いた曲だね。甘美な曲だった。なお、「ピアノの森」は毎週日曜夜7時からNHK教育にて再放送されている。
 次は「革命」だった。この曲聴くと、キョンキョン(小泉今日子)主演の「少女に何が起ったか」を思い出す。「このうすぎたねえシンデレラ」と刑事役の故石立鉄男が常に主人公に浴びせる文句と、コテコテの演技が印象に残っている。「革命」はコンクール予選の課題曲だった。本選の「熱情」(ベートーベン)の方が好きだったから、生で聴いた時は涙が出たけど。
 次は「華麗なる大円舞曲」で、大阪は残りの曲が「幻想即興曲」だったので、曲を変えたかと思った。しかし、なんと4曲目があり、それが「幻想即興曲」だった。大阪より得したね(笑)
 ラストは何人もが立って拍手を送り、僕も立って拍手した。
 サインしてもらえるところに並んだ。じきに自分の番が来て、CDの盤面に書いてもらった。サインだけだから早かったなあ。僕としては芸能人と会ってサインしてもらう様な嬉しさであった。アンコールの曲の名前が書かれた紙が掲示されていて、これはありがたかった。
 全体的に静かめに弾いていたと思う。それが繊細さを感じた。右手を右膝に当てたり、左胸に当てながら頭を下げ、紳士的な好感ある青年ピアニストだった。同じ三河内で聴くことができて良かった。蒲郡にも来て!
 

 


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