今朝も棚田まで散策し、チェックアウトして犬島に移動した。犬島は岡山県に属する。一昨日乗った高速船が犬島まで行くので、フェリーで家浦港に向かったが、宿の人からも、船のチケット売り場の人からも、町営バスの方が安いからと言われたけど、行きにバスは乗ったので、帰りは船にしたかった。経由便なので、着岸前からタラップを降ろし始め、発岸時には乗客が船内に入ったら(車は乗らなかった)タラップを上げながら出港していった。
直島・宮浦港~豊島・家浦港~犬島 航路は、美術館休館日に合わせて、全航路、または豊島~犬島が欠航になる。島同士の行き来は、観光客ばかりなんだろうね。犬島に着いたら、チケットセンターに荷物を預けた。無料である。立派な施設だった。多くは「犬島精錬所美術館」に先に寄るだろうから、「家プロジェクト」から巡った。直島、豊島、犬島の有料アート施設は、ベネッセサイトからオンライン予約できる。この島は花崗岩の元採掘地で、採掘で面積が小さくなり、小さな島である。子どももいなくて、過疎の島である。
「F邸」。「家プロジェクト」にはアルファベットが先に付く。昔住んでいた人の苗字が由来だそうである。「ビッグバン」を表現しているそうで、エネルギーを吸い込むところがあり、生き物、植物にそのエネルギーが放たれた様子だそうである。力みなぎる作品であり、最初の訪問ポイントとして良かった。僕しか見学客がいなくて、スタッフさんが親身に接してくれた。
「S邸」。スタッフはいなかった。円形レンズから、民家を眺めた。逆さレンズもあり、雨の日だと雨が上がっていくそうである。
「A邸」。ループの中に色彩模様のガラス板が何枚も立っている。案内で、午後からワークショップがあるそうで、参加する予定にした。
「中の谷東屋」。足を踏むと、音が響いた。
竹がある道を進み、「C邸」。ここは撮影禁止である。花をメインにした作品で、スタッフさんに教えられ、花瓣に鼻を近付けると、甘い香りがした。
「I邸」。花、木の庭園が見事だった。ミラーが設置され、丸穴を覗くと、自分の背後が写った。
「石職人の家跡」。
港の飲食店でお昼をと向かったら、無人販売所があり、琵琶茶を買った。
「A邸」のワークショップに参加した。「風景を作るー犬島のいろ、かたち」という題名である。ネットでは、手前ではお盆に開催されたそうであるが、間にも開かれてたかも。作者のブラジル人女性アーティストは、「犬島の色は繊細である」と言ったそうである。犬島の色をモチーフにしているそうである。好みの模様から、クリア板に切り抜いたカラーシートを貼っていく。今回の島巡りブログ冒頭では「美術には疎い」いと言ったけど、それどころか作る、描くのが下手である。でも、他人に評価されるものではないし、良い体験となった。向きが違ったり、円形が扁平になったりしたけど、これが勝手に生まれた僕の作品。スタッフさんに「色はいくつあるんでしょうね?」と尋ねたら、「アンミカさんは『白は200ある』と言っていた」と聞いた。
「犬島精錬所美術館」。銅精錬所があったけど、10年で閉鎖されたそう。精錬所の内部が保存されていたり、太宰治氏の小説の文字が投影されたりした。
午後の「産業遺産ツアー」に参加した。立ち入り禁止エリアにも入れた。島の歴史をガイドしてくれ、落雷に遭った煙突があった。遺構は、子どものかくれんぼの場所でもあったそう。
ワークショップ、ツアーに参加したこともあり、逃したポイントもあった。岡山市の宝伝港までの航路があり、それを利用して帰路に就いた。直前まで航路を知らなくて、帰りが遅くなる宇野経由を計画していた。「神島観光汽船」みたいな渡船風で、運賃は下船時に支払った。接続バスで西大寺駅に行き、岡山駅から新幹線に乗った。駅弁を買おうとしたら、乗換口の売店に列ができていた。駅弁業者も減っていく中、人気の業者もある。新幹線ホームの売店で、隣県・広島の三原駅が本場の「たこめし」を買った。
瀬戸内のアートな島巡り。芸術は、音楽以外は愛知県西尾市・佐久島の造型アート訪問以来に触れたけど、体感型が多く、とても楽しめた。犬島「家プロジェクト」、「A邸」のワークショップも、美術が苦手な僕でも、参加する気になれた。これからもインドア、アウトドア共に体験していきたい。
直島・宮浦港~豊島・家浦港~犬島 航路は、美術館休館日に合わせて、全航路、または豊島~犬島が欠航になる。島同士の行き来は、観光客ばかりなんだろうね。犬島に着いたら、チケットセンターに荷物を預けた。無料である。立派な施設だった。多くは「犬島精錬所美術館」に先に寄るだろうから、「家プロジェクト」から巡った。直島、豊島、犬島の有料アート施設は、ベネッセサイトからオンライン予約できる。この島は花崗岩の元採掘地で、採掘で面積が小さくなり、小さな島である。子どももいなくて、過疎の島である。
「F邸」。「家プロジェクト」にはアルファベットが先に付く。昔住んでいた人の苗字が由来だそうである。「ビッグバン」を表現しているそうで、エネルギーを吸い込むところがあり、生き物、植物にそのエネルギーが放たれた様子だそうである。力みなぎる作品であり、最初の訪問ポイントとして良かった。僕しか見学客がいなくて、スタッフさんが親身に接してくれた。
「S邸」。スタッフはいなかった。円形レンズから、民家を眺めた。逆さレンズもあり、雨の日だと雨が上がっていくそうである。
「A邸」。ループの中に色彩模様のガラス板が何枚も立っている。案内で、午後からワークショップがあるそうで、参加する予定にした。
「中の谷東屋」。足を踏むと、音が響いた。
竹がある道を進み、「C邸」。ここは撮影禁止である。花をメインにした作品で、スタッフさんに教えられ、花瓣に鼻を近付けると、甘い香りがした。
「I邸」。花、木の庭園が見事だった。ミラーが設置され、丸穴を覗くと、自分の背後が写った。
「石職人の家跡」。
港の飲食店でお昼をと向かったら、無人販売所があり、琵琶茶を買った。
「A邸」のワークショップに参加した。「風景を作るー犬島のいろ、かたち」という題名である。ネットでは、手前ではお盆に開催されたそうであるが、間にも開かれてたかも。作者のブラジル人女性アーティストは、「犬島の色は繊細である」と言ったそうである。犬島の色をモチーフにしているそうである。好みの模様から、クリア板に切り抜いたカラーシートを貼っていく。今回の島巡りブログ冒頭では「美術には疎い」いと言ったけど、それどころか作る、描くのが下手である。でも、他人に評価されるものではないし、良い体験となった。向きが違ったり、円形が扁平になったりしたけど、これが勝手に生まれた僕の作品。スタッフさんに「色はいくつあるんでしょうね?」と尋ねたら、「アンミカさんは『白は200ある』と言っていた」と聞いた。
「犬島精錬所美術館」。銅精錬所があったけど、10年で閉鎖されたそう。精錬所の内部が保存されていたり、太宰治氏の小説の文字が投影されたりした。
午後の「産業遺産ツアー」に参加した。立ち入り禁止エリアにも入れた。島の歴史をガイドしてくれ、落雷に遭った煙突があった。遺構は、子どものかくれんぼの場所でもあったそう。
ワークショップ、ツアーに参加したこともあり、逃したポイントもあった。岡山市の宝伝港までの航路があり、それを利用して帰路に就いた。直前まで航路を知らなくて、帰りが遅くなる宇野経由を計画していた。「神島観光汽船」みたいな渡船風で、運賃は下船時に支払った。接続バスで西大寺駅に行き、岡山駅から新幹線に乗った。駅弁を買おうとしたら、乗換口の売店に列ができていた。駅弁業者も減っていく中、人気の業者もある。新幹線ホームの売店で、隣県・広島の三原駅が本場の「たこめし」を買った。
瀬戸内のアートな島巡り。芸術は、音楽以外は愛知県西尾市・佐久島の造型アート訪問以来に触れたけど、体感型が多く、とても楽しめた。犬島「家プロジェクト」、「A邸」のワークショップも、美術が苦手な僕でも、参加する気になれた。これからもインドア、アウトドア共に体験していきたい。