今を生きる  MOMENTARY 

草の輝く時 花美しく咲く時 
再びそれは帰らずとも嘆くなかれ 
その奥に秘められし力を見出すべし
 ワーズワース

聞称寺 ぼたん会 

2008-04-25 01:47:00 | 聞称寺 ぼたん会
4月23日 日中はかなり暖かく夕方から雨が・・・・
お寺を訪問し、お邪魔させて頂いてた間は雨が降っていたようですが
帰る頃には雨もあがり、なんとも徳を頂けたような~(笑)


牡丹の花は奈良の長谷寺や当麻寺などが有名ですが、
我が家から、バス停ひとつ隣の箕輪地区の「聞称寺」というお寺には
中国や、日本の品種約八十種、
二百五十株余りの牡丹が鉢植えで育てられています。

長い間暮らしていながら、すぐ近くで23年も続いていたらしい
こんな素敵な行事をずっと知らずに過ごしていました。

去年、陶芸の先輩からお聞きして
今年こそは見学したいと、今年初めてお尋ねすることにしました。
開催中、一日だけナイターがあるというので、陶芸仲間と現地で待ち合わせ。

お寺という環境を利用して、
本堂の内部に鉢植えを持ち込まれて、
牡丹の花が咲き競い、花の香りが堂内に満ち溢れています。

珍種「二喬」という中国の牡丹もあるそうで、楽しみにしていたのですが
(一本の木から赤とピンクの咲き分けの花が咲くそう)
ここ数日の気温上昇で残念ながら終わってしまっていました。

神仏についてはよく分からないですが
このあたりは、地区ごとに社寺があり
ほとんど他の地区の社寺にはご縁がありません。
この聞称寺さんはかなり古い格式の高いお寺のようです。

地区によって、
門徒会や自治会は活発に活動されていますが
我が家の地区は住職さんさえ出向というお粗末な地区、、
お邪魔した地区は門徒会の婦人部の方々も和やかに接待して下さり
お寺が地域に密着しているのが感じ取れるようにとても気持ち良く思いました。
この歳になり、地域に接する良い機会が出来て、
ディスカバリー地元!!って感じです(笑)



ほとんど外出しない私のなで、地元ながら迷い尋ねて自転車を走らせ
着いたところは入り組んだ路地の旧村の一角でした。

お寺の入り口の掲示板で23回目だと知りました。


みんなより少し早めに着いてしまいましたが、
中におられる婦人部の方から優しいお言葉を掛けて頂き
お寺の中へお邪魔することに~


親鸞聖人の文字が刻まれた石碑が庭にあったので
浄土真宗のお寺なのでしょうか。
(西か東かは不明です、ちなみに我が家は西さんです)

本堂は結構広くかなり立派でした。
牡丹もさることながら、本堂をじっくり拝見させて頂きました。



本堂の中にはたくさんの鉢が置かれて、
薄暗い中、色とりどりの牡丹の花が絢爛豪華に咲き、
設置されているスピーカーから聴こえてくる音楽やお経が,
あでやかな牡丹の花と共に幻想的な雰囲気をかもし出しています。








本堂内には赤い傘も立てられて、椅子まで用意されて
お昼はお薄もご馳走になれるとか、
23年続く恒例行事としての手馴れし良い雰囲気が伝わってきます。




ブログに残すため、
翌日が最終日と言うことでもう一度出向いて
住職さんにお話しをお聞きしたかったのですが、
あいにくの雨になり、それを果たせずに書き残すこととなりました。
(残念です・・・)

最近、SHOKOさんのバリ舞踊関連で京都のお寺の検索をしたりと
仏教関連にご縁があるようで(笑)
この夜も、
椅子には腰掛けず本堂の真ん中で正座しお花を愉しませて頂き、
なんとも心が浄化されていくようで、厳かな気分になれました。




「心の余裕」
 日頃は慌しく過ごす日々にふと我に返れる「無」の快さを感じつつ、
「南無阿弥陀仏」をじっくりと唱えてみたい心境になったのは
 菩薩様の顔を眺めていたからでしょうか?


こんな優しい歌を詠まれる住職さま、
私がデジカメを向けていたら灯りを点けてくださったり、お声を掛けて頂いたり、
来年は、会が行われる一週間ほどの間、数回は見学にゆき
美しい牡丹を観賞させて頂きながら、腰の低い優しそうな住職さまご夫婦と
じっくりお話しがしてみたいものだと思いました。
                                合掌



 




コメント (4)
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