浅草といえばやはり「雷門」です。何度来てもこの堤燈は大きく感じます。942年に天下泰平と五穀豊穣の祈りをこめて造られたそうです。左右に風神と雷神が安置されているところから「風雷神門」と呼ばれていましたが、それがいつのまにか「雷門」といわれるようになりました。現在の雷門は昭和35年に再建されたものです。
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仲見世は平日だというのに込み合っています。ここは、300年近い歴史をもつ日本で最も古い商店街の一つです。徳川家康が江戸幕府を開いてから、江戸の人口が増え、浅草寺への参拝客も一層賑わいましたが、それにつれ、浅草寺境内の掃除の賦役を課せられていた近くの人々に対し、境内や参道上に出店営業の特権が与えられました。これが仲見世の始まりで、元禄、享保(1688~1735)の頃といわれます。
江戸時代には、伝法院から仁王門寄りの店を役店(やくだな)と呼び、20件の水茶屋が並び、雷門寄りは平店(ひらみせ)と呼び、玩具、菓子、みやげ品などを売っており、次第に店も増え日本でも一番形の整った門前町へ発展していきました。 浅草仲見世商店街振興組合さんの広報より引用
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画像では仲見世の裏通りは閑散としていますが、こちらも老舗がありそこそこ人通りがあります。表通りでお祭り気分を味わった後、静かな裏通りのお店で食事するのも良いかもしれません。
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欧州やアジアなど色々な地域の人々が観光にいらしていました。「EDOKKO(江戸っ子)」が国際的言葉になる日も近いかもしれません。