みつみつし 久米の子等が垣下に 植ゑし椒(はじかみ) 口疼く 我は忘れじ 撃ちてしやまむ 神倭伊波礼琵古命 作 |
今日は初代天皇「神武天皇」が即位した日(かもしれない日)なのだそうな。歴史が古過ぎてはっきりしないから「建国記念日」とせず「建国記念の日」と「の」を付けたんだそうな。神武天皇の即位日は紀元前660年の1月1日(旧暦)とされ、これを新暦に換算すると2月11日になるのです。そして、今年は皇紀2682年になります。
上の和歌の意味は『いさましい久米の者どもの、陣営の垣の下に植えた山椒。その山椒じゃないが、口がひりひりするような恨みを俺は忘れないぞ。やっつけずにおるものか。』なんだそうな。神武天皇が即位の前の神倭伊波礼琵古命(かむやまといわれびこのみこと)の時の神武東征の際に陣中でうたわれたとされています。神武東征ですが最近の地質学調査によると、『古事記』や『日本書紀』が編さんされた時代の地質ではあり得ない行軍が、神武東征があったとされる紀元前の時代は記述どおりの行軍が可能な地質であったことが分かったそうです。もしかしたら神武天皇は実在したのかもしれません。皇祖皇宗2682年の日本の歴史には未だ新しい発見があるかもしれません。