何よりも楽しみにしていた 「マークスの山」 終わっちゃった!!
アッという間の5話だった。
入り組んで入り組んで、何度となく前のページに戻って確認しながら
読み進んだことを思い出し、よく5話にまとめたものだと感心してしまう。
WOWOWHPのイントロダクションにド~ンと 「警察小説の最高峰」とあるように
その骨組みは保ちつつ、スピード感と緊迫感が途切れることなく面白かったわ~
全体の雰囲気が映画のようでカメラワークも凝って、隆也さんのオイシイ表情も
満載で「上川ファン」としては大満足だ。
久々に映像での隆也さんの演じっぷりを堪能できた。
(ご本人はどのお仕事も一生懸命なんですけどね)
大きくかえていたところは、「MARKS」の5人が20年前に背負い込んだ〝闇〟
原作での〝野村久志〟は他意はなく、雪の北岳に5人と同行して
埋められてしまうが〝急死〟だった。
野村を殺す目的はあったものの、この時点では5人の手は汚れていなかった。
けれど異常な思考で遺体を埋めてしまって〝闇〟を背負い込む。
それぞれの保身の為といっても、背負い込んだ重さが、庶民感覚の私にしたら
今ひとつ解らない部分でもあった。
ドラマでは野村久志のキャラクターを大きくかえることによって
5人に殺意を生じさせ遺体遺棄+殺人としてそれぞれが背負い込む
罪と闇の重さを明確にしていた。
みている側にも解りやすく、腑に落ちる変え方だと思ったのだが・・・・
しかし5人は更に、裕之の母親も殺してしまう設定には驚いた。
それを 「福沢諭吉が一万枚」という裕之の復讐&脅迫に繋げてしまうのは
あまりにも単純で 「マークスの山」におけるもう一人の主人公の裕之の
存在価値が全く薄れてしまっていた。
「マークス」と名乗り「MARKS」の5人を脅かす水沢裕之を、もう少し丁寧に
描くところがあったのではと思えなくもない。
裕之の複雑な精神状態の中に潜む狂気の部分が伝わってこないのが残念。
真知子と裕之の二人の切なさと憐れさのみがが漂うばかりであった。
でも、とことん原作に忠実にと思ったら、5話ではムリなのはわかってるけどね!
隆也さんが言っていたような「男ドラマ」だったが、週刊誌記者根来が女性となり
合田の元妻も登場させていた。どうも私は元妻の声が苦手。
また根来の刑事のような動きにも少々閉口しちゃったけど・・・・
女は高木真知子だけでいい??なんて・・・ごめんちゃい!
なん~か〝面白かった〟と言いつつプチ文句が続いてしまった・・・・・
と、もうひとつ。
林原を事情聴取する吾妻警部と合田の場面は、本では40ページにも及ぶ。
林原と吾妻警部が対峙する息詰まるような場面が楽しみだった。
しかし、その役割は合田になっていて、主役に華をもたせたか?と・・・・
私は隆也さんのファンであり、出番が多いことは嬉しいにきまってる。
だけ~ど・・・・!甲本さんの吾妻で観たかったんだわ!!ここの場面はね!!
佐野警部と合田が初めて顔を合わせるところは残念ながらスルーされたけど
〝さかき〟の前の公衆電話を見つけた場面は、意外とアッサリとだけれど
描いてあったのでよかった~~
まぁ 事件解決への突破口となる重要な場面だもんね。
読んでいて合田に感情移入してしまって鳥肌がたったもんだ。
キャストも豪華だったけれど、各人にきちんと息を吹き込んでいるところが
作品の質に繋がるんだと思う。
たとえ、台詞がなくても画面の中でしっかり存在感が伝わる演出がいい。
民放のドラマでも、それが感じられるものは自然と支持されるんだよね。
今回はオトンも珍しく一緒に観た。初めはチンプンカンプンだったらしい(笑)
そのオトンが、再放送の2時間SPのドラマを録画しようと私に訊いてきた。
私は 「お薦めしません」と応えたがオトンは「まぁ後で観てみよ」
そして観終わったオトン、「なんだ、ちゃっちかったぞ!」とブリブリしていた。
考えてみると 「陰の季節」シリーズは民放でも見応えのあるものだと思える。
またやってくれないかな~~
あ~土曜ワイドの放送があるんだね!どうなんだろうね、仕上がりは!!??
「マークス・・・・」の後・・・・ちょっとかまえちゃうかもね。
そういえば・・・・最終話での北岳、雪・・・・なかったな しつこくツツクおばさん(笑)
アッという間の5話だった。
入り組んで入り組んで、何度となく前のページに戻って確認しながら
読み進んだことを思い出し、よく5話にまとめたものだと感心してしまう。
WOWOWHPのイントロダクションにド~ンと 「警察小説の最高峰」とあるように
その骨組みは保ちつつ、スピード感と緊迫感が途切れることなく面白かったわ~
全体の雰囲気が映画のようでカメラワークも凝って、隆也さんのオイシイ表情も
満載で「上川ファン」としては大満足だ。
久々に映像での隆也さんの演じっぷりを堪能できた。
(ご本人はどのお仕事も一生懸命なんですけどね)
大きくかえていたところは、「MARKS」の5人が20年前に背負い込んだ〝闇〟
原作での〝野村久志〟は他意はなく、雪の北岳に5人と同行して
埋められてしまうが〝急死〟だった。
野村を殺す目的はあったものの、この時点では5人の手は汚れていなかった。
けれど異常な思考で遺体を埋めてしまって〝闇〟を背負い込む。
それぞれの保身の為といっても、背負い込んだ重さが、庶民感覚の私にしたら
今ひとつ解らない部分でもあった。
ドラマでは野村久志のキャラクターを大きくかえることによって
5人に殺意を生じさせ遺体遺棄+殺人としてそれぞれが背負い込む
罪と闇の重さを明確にしていた。
みている側にも解りやすく、腑に落ちる変え方だと思ったのだが・・・・
しかし5人は更に、裕之の母親も殺してしまう設定には驚いた。
それを 「福沢諭吉が一万枚」という裕之の復讐&脅迫に繋げてしまうのは
あまりにも単純で 「マークスの山」におけるもう一人の主人公の裕之の
存在価値が全く薄れてしまっていた。
「マークス」と名乗り「MARKS」の5人を脅かす水沢裕之を、もう少し丁寧に
描くところがあったのではと思えなくもない。
裕之の複雑な精神状態の中に潜む狂気の部分が伝わってこないのが残念。
真知子と裕之の二人の切なさと憐れさのみがが漂うばかりであった。
でも、とことん原作に忠実にと思ったら、5話ではムリなのはわかってるけどね!
隆也さんが言っていたような「男ドラマ」だったが、週刊誌記者根来が女性となり
合田の元妻も登場させていた。どうも私は元妻の声が苦手。
また根来の刑事のような動きにも少々閉口しちゃったけど・・・・
女は高木真知子だけでいい??なんて・・・ごめんちゃい!
なん~か〝面白かった〟と言いつつプチ文句が続いてしまった・・・・・
と、もうひとつ。
林原を事情聴取する吾妻警部と合田の場面は、本では40ページにも及ぶ。
林原と吾妻警部が対峙する息詰まるような場面が楽しみだった。
しかし、その役割は合田になっていて、主役に華をもたせたか?と・・・・
私は隆也さんのファンであり、出番が多いことは嬉しいにきまってる。
だけ~ど・・・・!甲本さんの吾妻で観たかったんだわ!!ここの場面はね!!
佐野警部と合田が初めて顔を合わせるところは残念ながらスルーされたけど
〝さかき〟の前の公衆電話を見つけた場面は、意外とアッサリとだけれど
描いてあったのでよかった~~
まぁ 事件解決への突破口となる重要な場面だもんね。
読んでいて合田に感情移入してしまって鳥肌がたったもんだ。
キャストも豪華だったけれど、各人にきちんと息を吹き込んでいるところが
作品の質に繋がるんだと思う。
たとえ、台詞がなくても画面の中でしっかり存在感が伝わる演出がいい。
民放のドラマでも、それが感じられるものは自然と支持されるんだよね。
今回はオトンも珍しく一緒に観た。初めはチンプンカンプンだったらしい(笑)
そのオトンが、再放送の2時間SPのドラマを録画しようと私に訊いてきた。
私は 「お薦めしません」と応えたがオトンは「まぁ後で観てみよ」
そして観終わったオトン、「なんだ、ちゃっちかったぞ!」とブリブリしていた。
考えてみると 「陰の季節」シリーズは民放でも見応えのあるものだと思える。
またやってくれないかな~~
あ~土曜ワイドの放送があるんだね!どうなんだろうね、仕上がりは!!??
「マークス・・・・」の後・・・・ちょっとかまえちゃうかもね。
そういえば・・・・最終話での北岳、雪・・・・なかったな しつこくツツクおばさん(笑)