オカ姉のためいき日記

人生色々、ためいき色々。今日はどんなためいきつくのやら・・・?

春の「こころ旅」終了

2012-08-02 13:12:48 | 芸能(TV・映画)
NHK 「こころ旅」東北、北海道の春の旅が無事終了しました。

なんかね、気持ちがざらついてる時とかにポ~と見ていると
ホントになごんじゃう、そんなひと時がなくなって淋しいな。

正平さん、スタッフの皆さん、お疲れさ~ん!
しかし「昇り」が多くて大変でしたね。チャリオも頑張ったぞ!

でも皆の頑張りのおかげで視ているこちらにも心に響くたくさんの
風景を見せてもらえました。

東北3県は想像以上の悲惨な状況で、そんな中を走り抜けた
正平さんの胸中はいかばかりであったろうと?

そして本州から北海道へ渡り、最北端の礼文島が旅の終わり。

136日分の中でどうしても録画を消せない日があります。

それは、103日目、福島に入ってからのお手紙。

お手紙の主は、徳島県の丸田由美さんという方。
ご存知のように番組では「心に残る思い出の場所」がテーマ
ですが、丸田さんのお手紙には「心に残したかった」とありました。

内容抜粋しますと・・・・

・・・私には25年も文通をつづけている容子さんという
友人が福島県南相馬市小高区に居ました。・・・・・
福島県では3月9日にも割りと大きな地震があったのです。
心配だった私は3月10日の朝、容子さんに電話をかけました。
容子さんは元気な声で“大丈夫です。昨日は6回揺れたけど被害は
ありませんでした。仙台に居る息子も無事です”との答えでした。

あの大惨事が起きたのは3月11日でした。
すぐ電話しましたが、いくらかけてもつながることはありませんでした。
後日、分かった事なのですが、容子さんは家ごと津波に
流されていたのです。・・・・心配で胸が押しつぶされそうな私の元に
次の日、3月12日、容子さんからの手紙が届いたのです。

10日の朝、電話の後すぐに手紙を書き、
その日の内にポストへ入れてくれたのです

25年も文通していると、お互いに年もとりすぐに返事を書くような
事は最近はなかったのです。
虫のしらせというか、運命のいたずらなのでしょうか?
容子さんからの本当に最期の手紙が届いたのです。
・・・・・・・・・・・・・・
以前、容子さんとお会いした折、今度は私が福島県を訪ねたら、必ず
「鶴ヶ城」へ行こうと約束していました。容子さんと一緒に白虎隊の
ことなどを語り合いながら、私の心に残る想いでの場所にしたかった
会津の「鶴ヶ城」を正平さんに訪ねていただきたく・・・・
そして
私もその内必ず訪ね、容子さんのお墓まいりをさせていただきたい
と結んでありました。

震災後、避難されていた容子さんのご主人と連絡がとれ、丸田さんに
とって容子さんの死が現実のこととなりました。
容子さんのご遺体は3ヶ月後に発見されたそうです。

衝撃でしたね。

こんなことってあるんだろうか?と。
人間の持つ不思議な何かを感じずにはいられませんでした。
もう泣けてしまいました。

だからどうしても、この日の録画は消せないんですよ。

手紙を読み終えた正平さんが「(こういう内容が)きちゃったね」
とつぶやいたのが印象的でした。

他にもびっくりするような偶然もあって・・・
電車の中で隣に乗り合わせた学生さんが、お手紙をくれた方の
娘さんだったり!
道を尋ねた女性が、なんとお手紙の中での「お世話になった方」
だったり!!

多くの人の人生のドラマをみているようでした。

また秋シリーズもあるということで楽しみです。

尚、「福島・宮城・岩手」の3県版が、
8月4日(土)AM11時 BSプレミアムで放送されます。

みんなに視てほしいな~~




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