下の世話

先日、実家に行った時のことです。
父がトイレに行ったまま、帰ってきません。

母が見に行くと、トイレに行く前に大便が紙パンツの中に
出てしまったようで、パンツにはさんだシャツも汚れて
しまったようです。

私はなんだかすぐに動けなかったんですが、母が
「手伝って」と呼ぶので、慌ててとんで行きました。

母がトイレのすぐ前の風呂場の前で、父のズボンを脱がせていました。
父のお尻とシャツが汚れています。

母と父を風呂場の中まで入れて、シャツをなんとか脱がせて、私が父を
後ろから支えます。

母は横からシャワーを父にあてて、手で父の足やお尻を洗いました。
父の手も汚れていました。
父は立っているのが疲れるようだったので、お風呂のふたに手をつかせます。

その後、タオルでよく拭いて、着替えさせました。

大便の匂いが充満します。
母がすぐに汚れたものを始末しました。
トイレの便器にも大きな大便がついていました。

下の世話は大変ですね。

弟が「こういうことはしょっちゅうだよ」と言います。

いつもこういう場を見ていないので、一緒に暮らしている母と弟は
大変だな～と思いました。

祖母の時にもそうでした。
私も始末を手伝ったことがあります。

これから、私もこうした世話をすることになるかもしれません。
その時はちゃんとやらないとな、と覚悟したひとときでした。